「ニューヨーク市から東へ30キロ
豪邸が立ち並ぶサンズポイント周辺は、作家フィッツジェラルドの小説 ‟グレート・ギャツビー” の舞台の一つとされる。米国が空前のバブルに沸いた1920年代。
登場人物たちは、海と摩天楼を望むこの地で、恋とパーティに明け暮れた。出版から約一世紀。米メディアによると、この著作権が今年に入り失効した。‟薄いひげのような蔦(つた)の若葉のかげに、真新しい搭が屹立(きつりつ)し、大理石のプールがあり、40エーカーもある芝生や庭が開けている” 主人公ギャツビーの大邸宅を描いたこうした文章も、今や社会に開放された公共財というわけか。そんなことを考えながら、ドライブついでに現地に寄ってみた。穏やかな波の音を聞きながら、冬の夕日が沈むマンハッタンを遠くに見渡せる。確かに素晴らしい地だ。ただ、さらに波打ち際へ歩を進めると一枚の看板が。‟この先、居住者限定”。 お先にどうぞ、思わず後から来た老夫婦に道を譲った。名作はともかく、究極の絶景はまだ開放されていないようなので・・・・・・。 杉藤貴浩 米サンズポイント 著作権は切れたけど 」

コロナでがんじがらめに縛られ、明日どうなるか見通せない2020年から2021年。
なかなか夢やら希望やらが、ため息のように蒸発してゆく。
そう言えば、たしかに日本にもギャツビーのようなバブルの時代があった。
なぜかバブルには、真っ青な海と海岸線が似合う!!
私も愛車のシルビアを走らせ、津屋崎の海岸線をドライブした。灯台をカモメたちが舞う。地平線に向けてウィンドサーフィンのピンクやレモンイエローのカラフルな三角が波間に上下している。なぜか、最高に幸せな気分だった。
景気はうなぎのぼりに上がった。なんでも買えそうで、海の見えるジャグジーつきの億ションを見て回った。
ハッと気づいた。根拠なき心の高ぶり、根拠なき心の落ち込み。感情が人間を操る。
バブルはいつかはじけ、不安の嵐はいつか過ぎ去る。
いかに自分の心を操作するか。
風に全てをまかせウィンドサーフィンのごとく走り 止まるか。いやいや、私は、私の行方は自分でコントロールして目的地に向かいたい。
そのために感情をうまく使おう。この八方塞がりのコロナにコントロールされるよりは、自分で。
とりあえず今日は、春の風を感じ、ギャツビーの空からシルクのドレスドレープ布地がフワリフワリと舞う心地よさでいこう!!