「筆洗
男は自宅の庭でバラの花を摘んでいた。
エジプトからやってきた美しい女性に贈るため、バラを用意しようと思いついたのだ。その時にバラのとげが男の指に刺さった。小さな、小さな傷。ところが、傷はみるみるひどくなり、それがもとで男は命を落とす。バラに殺された詩人。詩人リルケの詩にまつわる伝説である。あくまで伝説だり、リルケが亡くなったのは白血病。上空からの写真とエジプトという地名に、リルケの死を思いだした。刺さっているのは小さなとげどころではない。エジプトのスエズ運河で巨大コンテナ船が座礁し、運河の往来を妨げている。原因は視界不良か人的ミスか、いずれにせよ深刻なのはその影響である。止めてしまっているのは、アジアとヨーロッパを最短距離でつなぐ海運輸送の要衝。わずか一隻の座礁によって、周辺では二百隻とも聞く船舶が足止めされている。全長四百メートル、20万トン、浜に打ち上げられた巨大なクジラのようなもので、海へ帰すのは容易ではなかろう。世界の経済に刺さったとげ。海上輸送の滞りによって原油高の兆しなど影響は既に出始めている。そのとげを早く抜き去る知恵はないものか。 2021.3.29 」

先週見つけた小さな記事が日増しに大きくなっていく。
これで、世界はインフレに大きくふれてゆくが・・・・、人件費は上がらない。それどころか、リモートから、仕事をなくしている人も多い。デフレからインフレではなく、スタグフレーション。ダイヤモンドプリンセスの次はエバーギブン。
誰かがシナリオを書き、客席で拍手をしている気配を感じる。
夜、大きなおぼろ月が、六本木街を照らしていた。
大潮の夢を思い出した。
干潟は地平線まで伸び、ハマグリ一個しとめた後は、次から次からゴミがでてきた。急に潮が満ちてきて、私は海岸で待つ父と家族のもとに戻った。そして、なぜか父がカメを持っていて、海水の中に投げ入れた。塩水につかったカメはびっくりしたが、元気よく泳ぎ出す。不思議な夢。
流山おおたかの森イベント一日目無事終了。
ドン・キホーテ、花のワルツ。オレンジ、マリンブルー、純白に金のプレード、くるくる回るとグラデーションのチュチュが華やかさをはなつ!!
バレリーナの衣装は、天空のスタジオで幻想の世界に私たちをいざなう。
京都洛北校、名古屋校、流山校、次々とお客様がつめかけている。
来月、いや今週、4月になれば仙台もオープン準備が始まる。
先生の号令により、足先をまっすぐに、手を床につけ、えびのようにそる。
背筋、腹筋と子供達のしなやかな身体が鍛えられてゆく。
ブラックスワン、世界では予期せぬことが起ころうとしている。
想像力と柔軟性。強い身体と、強い心を持って、未来の世界へ、旅をしよう。
バラにはとげがあるから。
流山






流山2






流山3