「‟見たいものだけ見る”  村上春樹さん 首相を批判
作家の村上春樹さん(72)は、TOKYO FMの番組 村上RADIO で菅首相の7月コロナ感染状況を巡る発言を‟見たいものだけ見ているかもしれない”と批判した。村上さんは番組の最後に、菅首相が国際オリンピック委員会の総会で、コロナの感染状況に関し、‟ 長いトンネルのようやく出口が見え始めている ” と語ったことを紹介。‟ 僕はね、同い年だけど、出口なんて全然見えていません。この人聞く耳はあまり持たないみたいだけど、目だけはいいのかも ” と皮肉った。その上で、‟ 僕らは今、本当の出口が見えてくるまで、うまく生き延びてやっていくしかありません ” と呼びかけた。 東京新聞 」

いくつか、夕刊はとっている。が、他の紙面にはなく、一社だけがこっそりと小さく載せていた。
報道は、すっごく偏っている。一側面しか語られない。もし自分に聞こえている声が一色グレーだけだったら・・・・!? どこまで行っても、コントロールされる側のヌーの群れになってしまう。ただ少数派になると、私の考えって大丈夫かしら、偏見の色、紫一色だったらどうしよう!?
そんな時私は、自分の考えのエビデンスをさぐる。あーこれって、大学院で学んだやり方だ。自分なりに仮説を立てて、そして文献を読み漁り、その考えを立証してゆく。9年の大学生活も捨てたもんじゃなかった。と あらためて自分の思考のくせを褒めてみる。よし。

「ル・オン 群衆心理 武田砂鉄(ライター)
一世紀以上前のフランスで書かれた本ですが、現代日本の状況にそのまま当てはまる、と感じました。どんな時であっても、権力者が世論をある一定の方向に向かわせようとする際、あるいは世論のうねりが起きないように抑え込もうとする際、その手口似たようには似たようになるのでしょう。ル・ボンは、群衆は暗示を受けやすく、物事を軽々しく信じる性質を持つと述べている。ル・ボンは、群衆は未熟な心理しかもたず、非合理的な行動をとる存在であると述べています。重要なのは、国籍・性別・人種・生活様式・職業・性格・知力に関係なく、誰でも群衆になり変わってしまう危険性があると警告している点でしょう。個人個人は善良な性格の持ち主であっても、群衆の一員になると、粗暴で偏狭になってしまう。そうした事態は、SNSが発展するにつれ、ますます可視化されているように思います。」

経済では、ありあまったお金がどこかでバブルを起こし、破裂する。
政治では、プロパガンダが群衆を動かし、羊の群れと化した善良な市民を暴徒化し〇〇へ走らせる。それにしても、終わりのない、先が見えない長いトンネルの中にいる。
たしかに、‟僕らは今、本当の出口が見えてくるまで、うまく生き延びて、やっていくしかありません”
と、いうことだなあ・・・・。