「菊の葉
心待ちにしていた野菊のつぼみがひとつ、ふたつと開き始めました。菊に心を寄せて行事を楽しむことにしています。菊の花や葉は、長寿をもたらし、疫病をよける力があるとされます。由縁の一つに、深山に流された慈童(仙人に仕える子ども)がお経を唱えていると、その傍らにあった菊から落ち滴が、不老長寿をもたらしたというお話があります。
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ここ1〜2年人のいのちについて考える機会が多くありますので、お経の一部を写経のように、菊の葉に書いてみたいと思います。日本の習わしの中で、葉に文字をなぞるといえば、七夕の梶があります。葉によって異なる葉のすべりや墨(すみ)ののり。菊と墨の香りを楽しみながら、冬を迎えるためのしたくを少しずつ始めようと思っています。  文 広田千悦子  写真 広田行正 」

‟ママ、ここすっごく匂うネ。ギンナンの悪臭”
‟でしょう。道路にいっぱい落ちてて、車がバキバキにして・・・”
都会のたわわに実るギンナン。いちょうの実は、台風で、ボタボタと地面に落ちた。誰も拾う人もいない都会の実りと思いきや、月曜日の朝、ビニールにゴム手袋のおばさんがよさげな粒を選んで袋に入れていた。
東京に来て、いちょうの木がけっこうあるのに気づいたのは、渋谷の宮益坂のビルに事務所があった頃だ。
あれから、六本木ヒルズに移り、赤坂見附に移り、そして紀尾井に移る。
後ろは、いくらでも振り返られる。
だけど、まさか六本木にヒルズに、そして・・・紀尾井に行くなんて想像もできなかった。これからどうなってゆくんだろう。
人の人生、未来なんて、先は本当にわからない。だけど・・・・。

「いつも書いていることだが、人間は、望んだとおりの者になる。望まない者にはならない。誰もが日常において常に自分の欲望を基本として選択し、自分が望む道を選んで歩いている。欲しい者、したいことがあれば、それは必ず実現する。何故かというと、それを手に入れる方法、それを実現する方法を考え、そのために活動をするからだ。努力を続け、諦めなければ少なくとも近づき続けるだろう。  森 博嗣   」

だよネ。結局は自分が何をやりたいか? 
自分が自分の道を決めて、歩いていっているんだ。