「夕暮れになると、‟家に帰りたい”と言いだし外に出ていこうとする認知症患者について述べました。‟帰る徘徊”は家族とのずれが関わっています。まず認知症の人は、いろいろなことができなくなり、失敗が増えます。家族とのコミュニケーションもうまくとれなくなり、不安で寂しく寄る辺のない気持ちを持つようになります。一方家族は、以前の親や配偶者に戻ってほしいと願い、失敗や物忘れを指摘したり、叱ったりすることが増えていきます。認知症の人にとって目の前にいる妻や夫、子どもたちは以前の温かい家族ではなくなり、‟ここは自分の家ではない”と思うようになります。家族との心のつながりが切れてしまい、以前の懐かしい家族の元へ帰ろうとして、徘徊が始まるというわけです。認知症の人の失敗や物忘れを家族が指摘したり叱ったりすることを減らせば、幻覚、徘徊、暴言は軽快し、介護する人の負担も減ると説いています。50年近く前、家から出ていってしまう認知症の祖父を連れて帰るのが私の役割でした。孫の言うことは聞いてくれたからです。認知症になっても、私にとって祖父は祖父でした。失敗を指摘したり、叱ったりしない私と祖父の心はつながっているのだと思います。 精神科医 渡辺俊之 」

仕事を終え、家に早く帰りたい!! 今の家は麻布。そこには私を待つ、ろく、ハチと銀ちゃんとグリーン達がいる。
今日は夕飯に何をつくろうか? が、私の唯一の楽しみ。
そうだ。正月にヒロ君に作ってもらったスジ肉ポン酢をつくろう!!
味見が一番おいしい。ゆでたてのスジ肉をザクッザクっと切りながら、ポン酢をかけ、ガリゴリといただきながら・・・・。
そうだ。クリスマスにナティからもらったビールが冷蔵庫に冷えている。せんをポカーンと抜き、ビンからゴクリと飲む。
‟ウメッシュ!!” ぎっくり腰も完治してないけどアルコールで温めよう!!
家に早く帰りたい。
楽しいことが待っている。
それにしても、64年の間に、点々と家が変わって、今どこ私は誰と、夜中に目覚めることがいつの間にかなくなった。
家に早く帰りたい。
それが 私流 認知症対策かな。