右脳でかきはじめて、だんだん左と右の切り替えがスムーズに行えるようになった。
そして、ハタと気づいたのが、私の今までの生活は思ったより右脳を使ってたんだ!!
一つはバレエ。二つ目は社交ダンス。この二つは、まず先生の動きを見て身体を使って動きをシャドウする(影のように真似て同じように動くこと)。この作業は、言葉を介しないから完全に右モード。
たとえば、水泳とかも、右足をけって左手を大きくスイングして前にだすとか言っても、実際水の中で浮力やら水圧などを感じながら頭で理解するより、体で体験してつかみ取っていくしかない。
バレエも社交ダンスもそうだし・・・ とにかく数えればきりがない。

「そして教えることができない技術もあります。ゲシュタルト、綿密な観察の結果として得られる知覚。それは部分をすべて足したものよりもさらに大きい、全体を理解して初めて得られる。肖像画はモデルの容姿と個性(いわゆるゲシュタルト)を描きだすばかりか、描く側の内面の人間性まで明らかにします。不思議なことに、画家のモデルをよく見れば見るほど、絵を見る人びとは、その画像の向こうに画家の姿をはっきりと見るようになります。ただの似顔絵を超えた洞察力は意図したものではありません。時間をかけた綿密な観察の結果であり、画家のペルソナというふるいによって、選別されたものなのです。  Drawing on the Right Side of the Brain  」

また、帰りに雨の日に見た最高に美しい景色を見ようと、もう一度通ってみた。
表参道のバレンシアガ。だけどあの時と全く違っていた。
ふっと時計が12時をさして、全ての魔法がとけたシンデレラを思い出した。そして、階段に落ちた片方のガラスの靴をみつけた。これだけは魔法が消えても現実にしっかりとシンデレラの手元に残った。
そうだ。右モードと左モードの脳の切り替えは、ガラスの靴を見つければ、自由に、右の世界と左の世界を行き来することができる。
魔法が消えても、輝き続けるガラスの靴を、私は、このワークショップで見つけられそうな気がした。
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