錯視

「錯視の不思議　
人の目はなぜだまされるのか　ロバート・オズボーン著　創元社
はじめに　思い込みにとらわれる心 The Assumptive Mind   心で見ているのだから、目のせいではない　　プリウス・シルス
これは幻覚についての本、正確にいうと錯視といわれる視覚上の錯誤についての本である。視覚に限らず、嗅覚、触覚、味覚、聴覚など人間のどの感覚でも錯覚はあり得るのだから、この区別は大切だ。私たちの脳がもつ能力のかなり大きい部分が、見ることに向けられている。見ることは人間にとって、単なる一感覚以上のものだ。それはもっと詳しく調べてみる価値のあるパワフルで不思議な知能というべきだろう。実際に見ていないのに見えると思い込んでいるものが、幻想によって浮かび上がることもある。錯視のイメージが脳を欺き、頭の働きによって私たち自身が騙されるといわれているが、これは正確ではない。私たちは自分を騙すことはよくあるが、脳の視覚システム自体は嘘をつけない。だが思い込み、決めつけは得意中の得意だ。‟理解” は脳の想定によって力を得る。目に何が入っても、それが何であるかを頭で把握するまでは、すべてあいまいなままだ。あなたの頭はすでに知っていることに照らし合わせて、その光景をすばやく処理する。‟アヒルのような姿をしてアヒルのように鳴くものがいれば、それはアヒルに違いない” と判断を脳は下す。‟アヒルでもあり、木でもある” など２つの答えをだすことはあり得ない。それでは妄想になってしまう。‟脳は数多くの手掛かりからえり分けて、ただ一つベストの答えを決定する”　錯視とは、誤った視覚想定に基づいて、誤った結論へ脳を誘うように仕組まれたトリックのことだ。脳の働き方について多くのことがわかってくると、今では脳の陥りがちな思い込みを狙い撃ちすることもできる。‟実は私たちが目にするすべてが幻影である”　」

絵を描く準備をしている。
町田の新しいお店、バレエショップは、隣がチャコットさん、そして前面に３コインズショップがある。
百貨店なので、‟何かいい商品はないかなあ？” なんてお客様が、うちのバレリーナショップにも来て下さることだろう。
それで、ラ・トミオカとラ・ニタでは、今 ‟Machdaコレクション” を全力で作っている。私もそれに加えてもらおうと、絵を並べて販売してみよう！！と考えた。
すでにガーデンテラスのファサードには、私の絵を並べてみた。けっこう悪くないかも！？！
パレットに透明水彩絵具を42色、絵の具のチューブからしぼって、乾燥するのを待っている。楽しみだナあ！！