「 ‟今日は何年の何月何日ですか”  ‟今どこにいますか” 『長谷川式簡易知能評価スケール』とは、認知症かどうかを診断する試験で全部で9問ある。最初は簡単だが、だんだん難しくなり、‟100から7を順番に引いて” のほか、言葉を覚えさせ、それを後で思い出してもらうという設問もある。テストを開発した長谷川和夫さんによると、高齢者に配慮し、20分以内に終えられるようになっている。こちらのテストの方は、質問がわずか3つなので、もっと短時間で済むだろう。慶應大学や済生会のチームが認知症のアルツハイマー病や、軽度認知障害(MCI)の疑いのある人を発見する新たな手法を開発した。三つの質問とは、‟現在困っていることはありますか”  ‟楽しみはありますか”  “最近、気になるニュースを挙げてください” 。 楽しみを聞く質問には具体的に回答する一方で、困りごとや気になるニュースの質問には、‟ない” と答える人は認知症を警戒した方がよさそうだという。脳画像検査と照合した結果、分かった。日常会話のような、この質問なら相手を傷つけることもないだろう。 」

私も常に楽しいことばかり考えているから、要注意かも。
人の名前はつねに忘れるというより、まず覚えられないし、会社でも、あれ、それ、その、という言葉で何とか乗り切ろうとしているし。
ただ、現在困っていることについては、山ほどあげられ、ありすぎて、何とか処理できる範囲に整理して数を絞り込む作業に毎日追われている。
それに気になるニュースだが、環境問題、少子高齢化の影響、食の問題、政治の腐敗、税金問題・・・などこれもまた山積みで、とりあえず見て見ぬふりをして、先延ばししているから・・・。
要するに、逃げずに立ち向かうことが、自分で何とか生きてゆくための命綱ということか。
厳しいナあ。