「トップダウン型の処理とボトムアップ型の処理が目のために行われる。
たとえば、‟ 7羽の泳いでいる白鳥とクリスマスを祝う歌の歌詞 ” を考える時、‟ 鳥、池、水、数、そしてクリスマスの歌 ” をすべてひきだして心の中にイメージをうかべるだろう。これは知識や予測、経験からのプロセスでトップダウン型。しかし同時に、あなたの心の目は ‟表面、輪郭、奥行、動き、明るさ” などのボトムアップ（物理的世界）のイメージも同時に組み立てる。シャルル・ボネ症候群という症状の障害者は、しばしば特定の幻視を体験するそうだ。この症状が現れている人は、トップダウンの機能は残っているが、視覚上の入力を欠いているためにボトムアップの方は働かず、限られた幻視を経験するのだという。この事実が示唆しているのは、私たちが実は常に幻覚にとらわれていて、単にボトムアップ機能によって、その場の視覚能力に最適な幻覚の一つを選んでいるにすぎない、ということだろう。　p.6  錯視の不思議　　ロバート・オズボーン　」

2024年12月に初めて9日間のブロックの休みをいただいた。
やりたいことはいっばいある。それでもやるべきことを！！
ひとつは、とくの冬休の宿題につきあう。
とくは算数がめっきりできなくなっていた。
なかなか、プリントを見せようとしない。コタツにもぐりこんで泣き出した。
バーバも小学4年生になったとくの宿題が、解けるか実は心配だったが・・・。とにかくいっしょにやろう！！
まずは四捨五入と くり上げくり下がり、棒グラフと折れ線グラフ、日なたの気温と日陰の気温の比較をして表をつくりグラフを作成する。
5ケタ割る2ケタの計算。1ページ、2ページと少しずつ進んでゆく。なんとか1コ１コクリアしていった。
計算をし答えがでると、とくは非常にさっぱりしたらしく、少しづつ自信を取り戻していく。
もしか、ほったらかしにしていたら、‟自分はできない”という殻にこもってしまい、自分自身にレッテルをはり、挑戦する力はなくなって、算数嫌いはつくられていく。
‟難しいと思わないで、できる！！って考えて”
だって答えは一つ必ずある問題だから。
‟ほんとうは会社のお仕事やら、お友達との付き合い方なんか一番難しいんだよ。答えは一つじゃないし、しかもいくつも答えがあるかもしれないし、いや答えがないかもしれない問題なんだから”
ということで、とくが自信を取り戻すまで、とことんつき合うことにした。
あと、この休みを利用して、ホームページの表紙の絵を描くこと、それに本を深読みすること。
‟ 錯視の不思議　ロバート・オズボーン著 ”
みなさまも おつきあい下さい。

しあわせのダンスダンスダンス　ホームページ挿絵準備
渋谷のうえまつで、35色パレットと追加の色を購入しました。
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