「日本で一気に広まった 本当に怖い‟デパス中毒” (薬の9割はやめられる 松田史彦)
一つは、製薬会社が ‟うつは心の風邪” なるキャッチフレーズを掲げたことにより、精神科や心療内科を受診することへの心理的ハードルがどんどん低くなっていったからです。
もう一つの理由は、うつ病の定義が拡大解釈されるようになったからです。
一時的に気分が落ち込んだり、仕事上の強いストレスから不眠や抑うつ症状になったり、はっきりとした原因があるものまで、 ‟うつ病” としたのです。それまでは、単極性うつ病、理由なく気分が落ち込んだり、感情が消失するような状態を意味していました。
一般的に、‟抗不安剤” ‟睡眠薬” ‟安定剤”、ベジアゼビン系睡眠導入剤があります。即効性があり、不眠や不安感などが即座に解消できるため、いまは精神科、診療内科はもとより内科、外科、婦人科、整形外科、耳鼻科、皮膚科まで、多くの科で当たり前のように処方されます。
有名どころの薬は、ハルシオン、デパス、ソラナックス、マイスリー(非ベンゾジアゼピンだが、ほぼ同じ効能と副作用がある)。
日本には ‟デバス中毒” と呼ばれる人たちがいるのをご存じでしょうか。乱用した結果、依存度が高く、デバスを求めてあちこちの病院をさまようようになるのです。
副作用は ‟認知障害” ‟感情障害” ‟神経や筋肉の障害” の3つです。
日本人はいつの日からか、‟薬に頼らずにはいられない” 心と体になってしまいました。
‟その薬は本当に必要か” そう疑ってかかるくらいがちょうどいいのです。 」

おかげさまで、病院に行かずに過ごせているので、薬を使うこともない。
以前、株式投資にはまっていた頃、外国の製薬会社に投資して、好成績をあげた。
そういう儲けは、あぶく銭となって消えていった。
少しかしこくなって、地に足をつけた仕事をこつこつとやっている。
地味にチラシをまき、一人一人とつながっていくことで、なんとか、つないでいる。
即効性や近道はない。
楽ができないからだを、人間は持って生まれてきた。
しっかりと働き、自然からのめぐみに感謝して、一歩一歩 進んでいくことが、王道だ。