「元気に百歳を迎えるには  中川恵一


90歳になった母は2年前、転倒がきっかけで細菌感染が全身に広がり、多臓器不全を起こす”肺血症”を
発症しました。一命をとりとめましたが、長い臥床(がしょう)でおきまりの”廃用症候群”を発症、
立てなくなりました。
廃用症候群は進行ガン患者でも問題になります。
長期間動かずにいることになりより、関節の拘縮や筋肉の萎縮などが起こり、痛みの原因となることもあります。早い段階から”がんリハビリ”をすることは、筋トレによる筋肉の維持と
、がん治療を力強くサポートしてくれます。
母にがんは見つかっていませんし、仮に見つかったとしても症状がなければ治療はしないでしょう。
がんは一種の老化といえる病気ですから。
年齢とともに増えます。がんが死因に占める割合は、男性65歳〜74歳で4割。女性は50歳〜69歳で5割を越えます。
この年代以降はがん以外の死因の割合が増えます。85歳以上は男女とも、がんは死因の2割程度に過ぎません。元気に百歳を迎えるためには、80歳までにがんで死なないこと。
そして転ばないこと。それは転ばない為の筋肉とバランス感覚を保つことが必要となります。
(東京大学特任教授)」


バレエのお友達が決意した。
右の人工関節の手術を経て、左側も人工関節にする手術を受けることにした。
虎の門病院に手術の予約を入れてきたと話した。
その病院には、以前バレエの先輩お姉さんが膝の手術でボルトを入れたと言って、
お見舞いに行っていた。
バレエで日頃から筋肉は鍛えてはいるけど・・・
年とともに、その人の弱い部分に負担がかかってくることもある。
だけど現在の医療技術は進化しているから、人口のものに変えて、普通の生活に戻れる。
それだけではなく、バレエも続けられる。
今のところ、私は元気で助かっている。
ただ、骨折した後、右肩が痛む。
一ヶ月動かしていなかったから、これは廃用症候群の一つなんだろうなぁ。
(動かずにいることにより、関節の拘縮が起きた)というか・・・。

たった一ヶ月で!?!
一年かけてリハビリをしていこう。
痛みに負けず、動かさないといけないということだ。
理解しました。