「筆洗
‟それはとてつもない大きさのタコで、ノーチラス号に向かって進んでいた。巨大な眼球でじっとこちらを見据えている” こう書けば、巨大なタコが船員を襲う、怖い挿絵を思い出す人もいるか。フランス人作家ジュール・ベルヌの ‟海底二万里”。巨大タコの群れにネモ船長たちが襲われる場面である。小説の中ではそのタコを‟クラーケン”と呼んでいる。もとは北欧の伝説上の巨大生物で正体はタコと信じられていた。ベルヌの描いたタコは体調8メートルだったが、実在したこのタコはその2倍以上のサイズというから、シロナガスクジラ級か。ご安心を。今から1億年前の白亜紀後期の話である。北海道大などの研究チームが白亜紀のタコは体長が最大19メートルに達し、海では天敵知らずの頂点捕食者だった可能性があると発表した。日本やカナダで見つかった化石などを分析し、顎の大きさから体調を割り出したそうだ。どう猛でかむ力が強く、脳と知性が発達していたというから驚く。骨のないタコは化石が残りにくく、これまでその大きさが分かっていなかった。日本の島根にも漁船をひっくり返す ‟蛸(たこ)入道” の伝説がある。巨大化や絶滅した謎を含め、興味の尽きない白亜紀の巨大タコである。 」

いつのまにか梅雨にはいっていたのか、雨の日が多い。
こんな時は雨を憂鬱だナあと、捉えるんじゃなくって、‟めぐみの雨” と考える。
雨にめぐみという言葉をプラスする。
そうすると、気持がガラリと変わる。これで田んぼの稲もたわわに実るし、葉っぱのかたつむりも元気になる。
素敵な傘を選んでさす。ビニール傘はごはっと!!
タオルを持ち歩き、濡れても、しめらないようにさっとふく。
海底二万里は、私も大好きだった。
今でも、その本の挿絵、そして黄味がかった紙質も、あと縦書きの字などが目に浮かんでいる。
すっごくクリアーに。
不思議だ、不思議だ。しとしと降り続く雨も、葉っぱからしたたる水玉も、なぜか美しいとため息がでる。
また一枚絵を描いた。
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