「筆洗
森鴎外と夏目漱石は明治期、それぞれドイツと英国に留学した。陸軍から派遣された軍医の鴎外は馬車で舞踏会に行った。旧制高校教授だった漱石は鴎外帰国から十数年後にロンドンに出発。本代がかさんだせいもあり、食費に窮しコッペパンをかじり公園の水飲み場でのどを潤した。両者の格差の一因は為替だと、故江藤淳さんが語っている。当初は1ドルは1円と定められたが、鴎外の帰国後、漱石の留学前に制度が変わり、1ドルは2円に。円の力は落ちた。先日、1ドルは162円台となり、約39年半ぶりの円安水準に。‟実質実効為替レート”では、円は39年で半減した。 」

食後、ももと一緒に家の近くのライラック商店街を散策する。
すると、カステラ屋の看板が目に入る。きくと創業74年。
そういえば、‟バレリーナ”も、それくらいかナあ。
きなこをまぶしたお饅頭とカステラを3切れ買う。
次に、暗ーい本屋をのぞく。
ガラガラと戸を開け中に入る。番台のような入り口があって、‟ あー居眠りしてました ” と店主が話す。
おもしろそうな本屋だ。
ももは、‟あーこれユーチューブでみたよ” と、けっこう小学3年生の目線の本もある。
私は大人のぬり絵シリーズを買った。
早速 れんげの絵を描いてみた。
私が子供の頃は、れんげにシロツメクサは、身近に、土地にあふれていて、女の子の遊び道具だった。
この花で首飾りや花冠をつくった。
そして花びらを一枚一枚むしりながら、‟ 好き きらい 好き きらい・・・” と、恋占いなどをしたものだ。
あー  時代は、変わった。
めぐりめぐって、そして、変わっていく。
桃との二人散歩も楽しいなあ。
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