「夏の花 暮らし歳時記 文 広田千悦子 写真 広田行正
厳しい暑さが続くと、涼を呼ぶものへと気持ちは向います。朝顔、木槿(むくげ)などの一日花もまた、一服の涼を運んでくれる夏の便りです。日々咲いてはしぼみ、地面に落ちる。私たちはそうした風情に心を寄せて行事や祭り、慶弔の折々に花を供えてきました。けれども古(いにしえ)の人々はもう一つ別の意味を見出していました。それは花を迎えたあとには、実りが訪れるということ。つまり花は人間が生きていく上で、欠かせない恵みの先ぶれ。恵みをいただくことを願って、人々は花をお供えし、手を合わせてきたのでしょう。厳しい暑さの中、キュウリ、オクラ、そして稲も花を迎える頃。米や野菜を育てる人なら、古の人々と同じように、その先の実りへとの思いをつないでいることでしょう。」
後ろ向きに空に上がったブーケトスは、私の手の中に、ストーンと落ちた!!
”ああー、バーバがブーケトスを” 私はさくらがブーケトスをゲットすると息巻いていたので、老婆心でさくらを押しのけて、ブーケトスを念力で手中におさめたのだ。ところが、帰りのバスに、さくらの制服といっしょに忘れてきてしまった。
東京に戻り、さっそく、行きつけの花屋に行った。
“ブーケトス作ってくれる” “え!?” 少し不思議な顔をした花屋のおやじ。
“せっかく、ブーケトスゲットしたのに忘れちゃったから”
“ヘエー、で、グリーンホワイト系にしますか?”
“ピンクのバラも少しいれてくれる”
”わかりました”
”ところで、ブーケトスゲットしたんですか?”
“そうだよ!!”
またまた、世にも不思議な顔が帰ってきた。
なんでまた、バーバが次の幸せのために並ぶ花嫁を夢見る列に加わっていたのか・・・・!?!
厳しい暑さが続くと、涼を呼ぶものへと気持ちは向います。朝顔、木槿(むくげ)などの一日花もまた、一服の涼を運んでくれる夏の便りです。日々咲いてはしぼみ、地面に落ちる。私たちはそうした風情に心を寄せて行事や祭り、慶弔の折々に花を供えてきました。けれども古(いにしえ)の人々はもう一つ別の意味を見出していました。それは花を迎えたあとには、実りが訪れるということ。つまり花は人間が生きていく上で、欠かせない恵みの先ぶれ。恵みをいただくことを願って、人々は花をお供えし、手を合わせてきたのでしょう。厳しい暑さの中、キュウリ、オクラ、そして稲も花を迎える頃。米や野菜を育てる人なら、古の人々と同じように、その先の実りへとの思いをつないでいることでしょう。」
後ろ向きに空に上がったブーケトスは、私の手の中に、ストーンと落ちた!!
”ああー、バーバがブーケトスを” 私はさくらがブーケトスをゲットすると息巻いていたので、老婆心でさくらを押しのけて、ブーケトスを念力で手中におさめたのだ。ところが、帰りのバスに、さくらの制服といっしょに忘れてきてしまった。
東京に戻り、さっそく、行きつけの花屋に行った。
“ブーケトス作ってくれる” “え!?” 少し不思議な顔をした花屋のおやじ。
“せっかく、ブーケトスゲットしたのに忘れちゃったから”
“ヘエー、で、グリーンホワイト系にしますか?”
“ピンクのバラも少しいれてくれる”
”わかりました”
”ところで、ブーケトスゲットしたんですか?”
“そうだよ!!”
またまた、世にも不思議な顔が帰ってきた。
なんでまた、バーバが次の幸せのために並ぶ花嫁を夢見る列に加わっていたのか・・・・!?!
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