「くらし歳時記 水浴び 広田千悦子
土用も中盤を過ぎようとしていますが、日陰を選んで歩く日々は当分続きそうです。水をまけば潤いを求めてトンボやチョウが飛んできます。羽にかからぬように気をつけても、突進してくれば避けられません。華奢な羽は案外たくましく、少しの水などものともしないようです。しぶきを受けてまぶしく輝いて、飛ぶ姿も軽やかです。鳥たちの水浴びも心地よさそうです。メジロは真夏の森の緑に溶け込み見えにくいだけ。秋から冬には、めじろ押しということばを生んだ通り、枝で身を寄せ合う姿が見られるでしょう。この暑さもいつかは懐かしむ日々がくる。そう自分に言い聞かせながら7月を見送りたいと思います。 」

京都芸大外苑キャンパスのデッサンの一日目はトマトを描いた。
自分のトマトを選び、じっくり観察しながら、6Hから6Bまでの13本の黒の鉛筆を使って描く。
私は、まずは2Bで、かげの部分を見つけながら、黒く見える部分をさがしながら、描いていく。
第一関門は、真っ白な画用紙に、黒を描きだす瞬間。心臓が高鳴る。
バレエの時もそうだ。音楽が始まり、踊り出す瞬間。
その第一歩が成功すれば、あとは自然に描けて、踊り出すことができる。
この時、私の脳は左脳から右脳へ切り替わる。
左脳がどんなに、ぐちゃぐちゃとちゃちゃを入れてきても、右脳は根拠なき自信があるから。
‟やればできるでしょう!!”
‟私は描ける” ‟私はおどれる”
で、実際右脳は裏切らない!!

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あー楽しかった。となる。