My "Onna" Series

October 05, 2007

靴を履き忘れた女

6b20f0ac.jpg会社にとても可愛いITの女性がいて私は彼女の大ファン。
彼女には双子の小さな子供達がいて、“子供達がとても可愛いの!” といつも笑顔でおしゃべりしてくれる。 わたし達お互いにのんびりしているからなんだか馬が合っているみたい。 
そんな彼女が、ある朝血相を変えてやって来た。
“靴を履いてくるのを忘れた!” そう。 
え〜っ 
大切な会議があるとのことで、黒いス−ツを来ている彼女は車に落ちていたと言うビ−チサンダルを履いている。 “アインシュタインもたまに靴履くの忘れてたみたいよ”と、わけの分からんコメントをしてさらに彼女を困惑させてしまった。 天才の証拠だ!と勇気付けたつもりが、バックファイア-。 
私の靴つかう?と聞いたらもっと困惑していた。

お弁当箱がかさばって、バックを持つのを忘れ手ぶらで会社に来てしまったことはある。 朝、目がかすんでいて、紺と黒のソックスを履いて出勤したこともある。 でも、さすがに靴は忘れたことないな-っ (自慢になってないけど)

朝、子供達の用意やなんやかんやで手一杯になって、うっかりソックスで飛び出して来たんだろうな。かわいいな。 

しかし、雪の中のインディアナじゃなくて良かったよ。

megumimarsh at 13:16|PermalinkComments(6)

September 05, 2007

華を添える女 (女シリ-ズ第7弾)

4dbc195c.gif隔週、事務所のお花に水やりにきてくださる女性はホンデュラス出身だそう。 背筋がぴんと伸びた初老の彼女は、目が生き生きとしていてとても素敵な女性。 彼女の明るい笑顔は、静まり返った事務所にいつも華を添えてくれる。

机のまわりに置いてある観葉植物をちょきちょき切りながら、彼女はいつもフレンドリ−に話しかけてくださる。  今日彼女に聞いた話。 一人暮らしの彼女には長年連れ添った愛犬がいるが、最近その愛犬に腫瘍ができ、たったの一週間でみかんくらい腫れあがったそう。 
摘出手術をしてその後キモセラピ−に通わせていると言う。 それに今まで掛かった費用は、なんと新車が買えるほどの金額。 良く良く聞いてみると、この植木レンタルのお仕事は自分がビジネスオ−ナ−だとのこと。 そっか-納得、目の鋭さが凡人じゃないと思ってました。

情勢不安定な時代に母国を離れ、言葉の壁も乗り越え成功し、しかも一人でこんなに生き生き暮らしているなんて! と、とても励まされた。  姉からもらった中南米の本を見せると、サンペドロスラという町の出身で、その近くの小さな島に家族のために家を建てたのよと地図に印をしてくれた。 中央アメリカに位置するホンデュラスは、今でもマヤ文明の遺跡が沢山残っていて、とても美しい国だそう。 

今年最大のハリケ−ン Felix が今ホンデュラスを通過している。 家族と連絡がつかないと目に涙を浮かべていた。 どれだけの励ましになるか分からないけど、娘と一緒に祈っているからと思わず言ってしまった。 すると、ありがとう! これからも祈り続けて欲しいとハグしてくれた。
強い信仰心とか家族への愛情とかが彼女の心の支えかもと思った。 

megumimarsh at 12:45|PermalinkComments(6)

June 05, 2007

thriveする女 (女シリ−ズ第6弾)

334eed77.jpgthrive とは、飛躍するとか健全に成長してゆくとか、そんなポジティブな響きがむんむんして大好きな単語の一つ。 考えると今まで、アメリカに来て、異国の地で “thrive ” している日本人女性に沢山出会ってきた。

彼女と最初に出会ったのは、(といっても勝手にお見かけしたのですが)幼稚園の説明会で、子供達が同い年と分かった。 それ以来、彼女の2人の男の子とみなみはいとこ同士のように仲良くしいただいている。 2回目は、お友達の家で手巻き寿司 Party をしたとき。 離婚して、仕事も首になったと彼女は人生の大嵐のなかをくぐっていたのに、将来の計画は明確に立っているの!ときっぱり言って、転んでもただではおきない強さを見せ付けた。 

miyukiそのときの彼女の計画は、ネイル・アーティストの免許をとって、その後看護婦になるというもの。 でも幼い子供が2人もいるのに本当に大丈夫? と皆心配したと思う。 結果から言うとちゃんと計画通りどちらの目標も見事に達成。(あと、も一つテストが残っているけれど)

そんな彼女の卒業式。 (当たり前だけど)母国語ではなく英語で就学したにも関わらず、彼女は成績優秀で名前の前に “Honors” という名誉号をかかげて卒業した。 テストの時、彼女はいつも Pass するだけではなく、A で Pass するという目標というか、意地に近いものを持って挑んでいた。 この Honors は、彼女の血のにじむような努力が報われた人生の勲章なんだなと思うと、卒業証書を受け取った時、本当に誇りに思って目頭が熱くなった。 彼女の卒業に立ち会った人達、みんなの心に一生残るような感動的なシ−ンだった。
 
group先週は1週間、彼女とご家族、そして日本から見えているご両親とで西海岸の国立公園を旅行して廻ったそう。 自分に対する最高のご褒美だったと思う。  

私の毎日の心の栄養というか元気の元は、彼女みたいに
Thrive している人達が何人も身近にいて励まされていること。 決して、きれい事だけでなかったし、時には どろどろ したり かりかり したこともある長〜い道のりだったけれど、彼女はいつも自分の目標を見据えていて、決してぐらぐらしたりしなかった。

彼女、すばらしい看護婦さんになるよね!と娘と一緒に今からわくわくどきどきしている。


megumimarsh at 13:18|PermalinkComments(4)

January 25, 2007

Gutsyな女 (女シリ−ズ第5弾)

j私は小心者だから、正反対のGutsyな女性が大好き。
沖縄に住んでいたときも、メキシコで働いていたときも、女性がとても明るく働き者でGutsy(元気が良い)だったような気がする。 地球も南のほうに下っていって赤道が近くなると、そういう傾向が強くなるんでしょうか?

会社で疲れた顔をしていると、“あ-たっ!ふらふらしてないで、応接室のソファ−で寝てきなさい!”と、メキシコ人のおばちゃんに言われた。冗談かと思って、“目が覚めて午後の4時だったらいやだなあ”と言うと、何いってんの!午後の4時に目が覚めるようなら、“あ-最高の昼寝だった”と喜べば良いのっ、とバ−ンと背中をたたかれた。 いたた

人事部長の熟女と出張にでたときの話、“私は、飛行機に乗る時、列に並んだことがないの”と彼女は言う。 フリ−クエントフライヤ−だと言っているのかと思っていると、“さっ行くわよ!”と引きつられて長蛇の列の一番前まで行った。 登場口で彼女は言った。“私は体調が悪いので、最初に乗せてください。彼女も一緒にね” ひえ〜 あなたっ、さっきまでカジノでル−レットやってたじゃないっすか! 彼女曰く、航空会社は、個人の健康状態をとやかく言う権利は無いから、“いつどこでやっても”巧くいくそう。 私達、ブラックリストに載ったらどうすんの-っ

Gutsyの代名詞はなんといってもザ・姑。 武勇談もいろいろあるけど、彼女は何やらかしても“最終責任は私がとります”みたいな態度がにじみ出ていて、とても好感がもてた。 Gutsyだからこそ、控えめな部分が引き立ってとてもチャ−ミングな女性だと思う。  本当は、目指せ大人のGutsy女と言いたいけれど、“仕切られ系”の私とか姉達、やさしい母にはまねのできない生き方でございます。

その点、ミニ・ス−ザン(ザ・姑)のみなみは、今からGUTSYな女の最強候補であります。


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January 23, 2007

“くのいち”な女 (女シリ−ズ第4弾)

kまたまたインディアナでの話。

借りていた家に蜂の巣が出来ていた。 最初は小さかったのに、みるみるうちに大きくなっていった。 みなみが外で遊んだりする時、蜂が飛んできては危なかろうと、巨大な蜂の巣になる前に退治することにした。 ザ・姑が助けてくれるという。 

彼女はハシゴと強力蜂殺しスプレ−をもって来てくれた。 “あ-たの方が体重が軽いから、屋根に上りなさい”とコマンダ-姑は指示した。 彼女の作戦では、蜂がまだ寝ぼけている早朝に奇襲攻撃をかけるんだそう。 早起きして、彼女にハシゴを持ってもらい屋根に上った。 スプレ−をかけたときに蜂が飛んでくるからと、手袋をしてスカ−フを顔と頭にぐるぐる巻きにして安全めがねをかけて出動した。 シュ−っとすごい勢いでスプレ−をしてゴミ袋で巣を覆いあっという間に仕事は終わった。 

しかし屋根から下りるのが大変だった。 豪快なザ・姑はハシゴが怖いなら飛び降りろとか無茶苦茶なことを言ってるし。 躊躇しながらうろうろしていると、隣の家のおじさんがキッチンの窓から食い入るように見ていた。 明け方、隣の怪しい東洋人が屋根の上をほおかむりをしてうろうろしている。 きっと、私のこと忍者だと思ったに違いない。 

大家さんである彼は、初めてご挨拶に伺ったときに、日本から来たと言うと“日本にはテレビはあるのか?”と、突拍子も無いことを聞いた。 ソニ−もト−シバもヒタチもサンヨ−も全部日本製でしょうがっ と言いかけたけど、車も走っておりますと言っておいた。 インディアナとかの田舎のほうに行くと、一生インディアナ州から出ない人達もいるんだよとザ・姑が言っていた。 ココモ市では、東洋人の存在さえ珍しかった。 

平和で静かな小さな町に、忍者が住んでいるとうわさがひろまったんかなあ。 


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November 20, 2006

セドナの夜

5da25bb6.jpgセドナの夜は思ったより寒かった。4Cくらいまで落ちたみたい。一日中アウトドアで遊んだ彼は疲れ切って早く寝てしまう。私は、旅行に出ると夜もそこでしかできない体験を楽しみたい。食後、娘を連れてダウンタウンに出かけた。ちょうどジャズファスティバルをやっていたけど、こぶつきじゃ入れてもらえない。お店も8時で閉まってしまう。ウィンドウ越しに素敵なインディアンジュエリ-を見て廻った。ホテルに帰ったけど、寝るのがもったいないからホットココアを作って娘とジャグジ−に入った。澄み切った空に零れ落ちそうなほど沢山の星が見えたよ。今のこと、昔のこと、楽しかったこと、悔しかったこと色んなことを娘と2人でとりとめもなくおしゃべりした。なんだかあんまりにも幸せで涙がでちゃった。いろんなことがあったけど、私の人生はいつも幸せだから、総合点をつけると高得点がつくかな。ありがたいな。

missoni dressワ−プする女(女シリ−ズ第3弾)
翌日、寝坊してしまい楽しみにしていた早朝バ−ドウォッチングに連れて行ってもらえなかった。レンタカ−も乗って行かれ、仕方ないからホテルの周辺を歩いて探索することにした。10分も行くと小さいけど個性的なブティックや石屋、ジュエリ-店などが軒を連ねていた。中でも興味を引いたのが“セドナ・ヤーン”と看板のあがった毛糸専門店。編み物はしないから毛糸屋に入ったことも無かった。店内はミッソ−ニのセーターが編めてしまいそうな程に素敵な毛糸が色別に壁にびっしり飾られていた。missoni 1ボタンがまたすごい。手作りの個性的なものばかり。木目を生かした大振りの木製のもの、動物の角をつかった素材、天然石、すりガラスなど、それこそペンダントトップにしても見栄えがするようなものもあった。貝にいたっては非常に種類が多く、特にアバロンで作られたものは、虹色に光っていてその微妙な色合いにしばし見とれてしまった。アバロン製のボタンを握り締めて、これに似合う毛糸を探して店中うろうろした。はっと我に返ったが、私は編み物をしない!しかも出発してから2時間もたっていた!お財布だけ握って出てきたから携帯も持っていない。走ってホテルに帰ると、娘と彼がジープを借りてきて途方にくれて待っていた。
ごめんね。奇麗なものを見ると時間を忘れて遠くの世界にワープしてしまうのよ。
dan(写真はたそがれの彼・こんな平穏な顔で待ってたわけじゃないよ)会社では会議中にワープしてしまうことがたまにある。それは、瞑想の世界から睡眠へと続くから大変いただけない。
しかし、今度はぜひ編み物に挑戦してみたいな-。

megumimarsh at 05:15|PermalinkComments(9)

November 03, 2006

アル・バンディーな女(女シリ−ズ第二弾)

al
写真は、Married with Childrenというアメリカのお茶の間劇場の主人公、アル・バンディ-が家でTVを見ているとても有名なポ−ズ。この風景は、アメリカのお父ちゃんの象徴じゃないかと思っている。実は、私も家に帰ると速攻でよれよれのジャ−ジに着替え、お腹に手を突っ込んでTVを見る。ほっと一息の瞬間。そんでもって、げそ天でもあればもう天国に近い。ある日、そんな私のことを彼はいとおしそうに見つめて、“ダ−リン、君の口元からはみ出しているのはタコの足かい?"と聞いた。“イカの足じゃが、いるかい?”と返すと“君はアル・バンディのようだね”と微笑んだ。 はっ! 私ってばおばさんを通り過ぎておじさんになっていたのねっ!ということは彼と私は“おっさん同士”ではないですか。 まずいなあ。やはり経験豊かなお友達のご助言通りちょっと甘えてみたりする術を身に着けねば。仔猫に負けてはいられない。 


megumimarsh at 12:59|PermalinkComments(3)

かわいげの無い女 (女シリ−ズ第1弾)

cat昨夜、仔猫とレスリングしていたら、彼女の口に血が付いていた。あれれと良く見てみると、歯が2本も折れておった。仔猫の歯ってもろいのね。その後永久歯が生えてくるんかなあ。うぷぷ、歯抜けでさらに変な顔。

こんなこと“猫命!”の彼氏にばれたら、そりゃもう大変。 仔猫がちゃんと“にゃお-”と発音できないと言って、血相を変えて動物病院に連れて行ったりするんだから。 で、どうするわけ? 発声練習?ったく-、そんな暇とお金があったらさ、私目を高級寿司屋“としさん”でもてなしてくんないかな。

“女は、手がかからないと思われたら終わりなの。”と一緒にお仕事しているゴ−ジャスなおばさまに教えてもらった。 きゃ-っ彼女、手が掛かりそう! ちっ、口もおならも私より絶対に臭い仔猫の方がよっぽどかわいがって貰っているじゃんか。 どうしてくれんのよ-。 私は愛想も悪いし、石頭だし、甘えたり出来ない。 しかも長年の独身生活に慣れていてわがままだし、なんでも自分でやっちゃう。 相当かわいくないんだろうな...

megumimarsh at 05:35|PermalinkComments(2)