2017年08月02日

海外、英語、音楽

IMG_1568 これは図書館です。


今回のアメリカ行きの3つの要素。

まず海外。私はハワイを除いてアメリカには行ったことがなかった。アメリカどころか海外に行くのはほぼ初めてと言って良い。昔はそうでもなかったのだが、飛行機がとても嫌なのだ。耐えられない。よほど覚悟しないと乗れない。だから海外に行きたくなかった。そして観光に興味がない。だから海外旅行というのは行きたいと思わない。でも私は英語の先生なのに海外に行ったことがないというのはどうなんだろうと思うようになった。

それで数年前から60才になったら、人生一回りしたのだから、おまけの人生、何でもやってみようと決めた。そして今年還暦を迎え、いよいよ海外に行かなければならなくなった。今年の初めから海外旅行先を色々探していたのだが観光がそんなに好きでないのでなかなか決まらない。 そんな無理して行かなくてもいいじゃないですかと言ってくれる人もいた。 だが私は数年前から決めたのだから行かなくてはならない。

そんなことで悩んでいた時、私が習っているピアノの先生が何気なく教えてくれたアメリカ人のジャズピアニストが夏のワークショップで教えているのを偶然知って、これだ!とドキドキ、ワクワクしてきてすぐに申し込んだ。これで一挙に私の海外旅行先が解決し、ジャズピアノのワークショップに参加できるという思っても見ない副産物が付いてきた。それに私の英語力がどの程度のものなのかを知る素晴らしい機会にもなる。 こんな素晴らしい組み合わせがあろうか、アンテナを張ってたら必ずやって来るものがあると確信した。

飛行機の乗り方も乗り換えの仕方も知らない私は不安でいっぱいだった。前回の海外は30年ほど前でしかも団体だったり誰かに連れて行ってもらったりで後をついて行くだけだったので何にも覚えてない。今回、私の渡米を知った、海外旅行の経験の豊富な人や、海外に住んでいた人たちから役に立つ情報をたくさん教えてもらった。全て役に立った。本当に感謝です。

アメリカで知り合った人に、私が60才になって初めてアメリカに来た(それも一人で)ことを話すと皆、大層感激してくれた。バンゴーの空港から降りてバスを待っている時に話しかけてくれた上品な年配の女性は、事情を知ると "Oh, You're so courageous!  I'm proud of you!" と言って、私をハグしてくれた。全然知らない人なのに「あなたを誇りに思うわ」と言ってくれるなんて こういうところはアメリカの良いところだと思う。
また、クラスのCarol には、「私は自立した女性だと思ってたけど、貴方には負けるわ!」と言ってくれた。そんなに大したことではないと思うが、60才で初めてアメリカに一人で来てワークショップに参加するというのがアメリカでは価値のあることだと知った。そしてそのことを素直に評価してくれるのも素敵だと思った。 アメリカの女性に「あなたは自立している」と言われたのはとても嬉しいが、アメリカ人の自立ってそんなに大したことないのかとも思った(笑)

ジャズピアノは日本で練習に行き詰まっていたので何かキッカケが欲しかった。そんな時Kent先生を知った。「練習があなたの貯金になる! 練習、練習!」といかに練習が大事かいつもクラスで言っていた。よくジョークをいうので、こちらは理解するのが難しいことあるが楽しい。そして彼のピアノがすごい。先生が弾きだすと、とたんにスイングし出すのだ! まるで魔法のようだった。 先生はとても練習した人なのだ!

最後は私の英語力。いつもうちの教室のクラスで偉そうに教えているが(いや、本当は謙虚ですよね?)、果たしてどのくらい通じるのだろう。 これも今回の重要な、仕事とも関係するので一番重要な要素かもしれない。
う〜ん、問題なく通じることもあれば、半分くらいわからないこともあれば、白状すると、サッパリわからないこともあった。一番聞き取れなかったのは宿屋のスタッフ。若い女の子で何人かが夏のアルバイトで働いているようだった。check in した時、ベラベラベラベラと鍵の説明や部屋の説明をされたのだが、推測だけで何を説明しているかはなんとなく分かったが、発せられた英語はよくわかなかった。もう一人スタッフの女の子が入って来た時二人でいきなりスペイン語を話し出した。さっきの英語はスペイン語訛りの英語だったようだ。この子たちに英語は最後まで慣れなかった。一番わかりやすかったのは年配の教養ある女性。ゆっくり丁寧な昔の映画の英語のよう。チェロの上手な年配の女性(おそらく70代後半だと思う)の英語はわかりやすく、私の英語を「どうしてそんなにきれいな英語が話せるのか信じられない。」と言った。彼女は35年前、研究者の夫と京都に行ったとき、ガイドをつけたが、何を言っているのかさっぱりわからなかったという。 語彙は豊富でたくさん話すのだが、発音が全然わからなくて、なにもわからないままに京都を案内してもらった、と笑っていた。 日本の英語教育は変わったのか、と聞くので、 そうだ、聞くことと話すことに重点を置いた英語教育に変わってきている(茅ヶ崎の例文にありましたね?(笑))、と言っておいた。 彼女は日本には何度も来ていて、世界のほかの国にもたくさん行っているらしい。そして、いつもファーストクラスに乗っているんだそうだ。 こんな御方もいるんだな。

また、感じたのは、一般的に、女性は良く話す。 しゃべり続ける。 しかも速い。 友達のCarolは私より5才年上なのだが、積極的で、話が好きで、話し出したら止まらないし、すごいスピードで、気持ちいいくらいだ(笑)。 最初のうちは意識して聞こうとするのだが、気が付くと、わからなくなっていて、突然話をふられて何の話か分からなくなって困ることもよくあった。 また カナダに連れて行ってくれたAndreaも以前ブログに書いて、私がご機嫌に一緒に回ったと思った方も多いだろうが、彼女の英語は結構聞きにくくて、わかりにくいところも多く、二人だけだと、返事や相槌に困って、自分が馬鹿みたいに思えてくることがたくさんあり、話しても、、流暢な英語がでてこず、たどたどしい、(これをmumblingと言う)、信じられないくらい、カタカナのような発音だったりする。 何時間も一緒にこういう状態が続くとストレスになる。 しかし彼女は、お構いなくどんどん話してくるのでそれはとても良いことだ(気を使われたくないです)。 また、彼女は、とても話し好きで、途中でだれかと会うと、必ず声をかけて、時には10分くらい長話をすることがある。 まるで、前からの友人であるかのように。

あ、それから オバマケアのHealth Insurance。 茅ヶ崎でも何度も出てきてますね。 あれ、House Insurance としか聞こえず、アメリカには、House Insurance というのがあるのか、いったいどんなものだろうと思っていたら、日本にはhouse insuranceはないのかと誰かに聞かれて、やっと健康保険のことだとわかりました。授業でもHealth がHouse と聞こえる場合が多いので気を付けましょう、と注意しているのに、自分が聞き取れなかったのは印象的でした。 これは、母音の部分をhouse はしっかりと二重母音(-aus-)の部分をクリアに発音して、healthは(-ea-)と区別することだと思いました。 私は、何回か発音して perfect と言われたので以後気を付けます。

なんだか、細かくなりましたが、思い出したらどんどん出てきて、忘れないうちに書こうとするとつい長くなります。

まあ、私の英語もまだまだで、こちらの課題もたくさん見つかりました。




megumitoshimori at 23:54│Comments(0)

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