2005年09月

2005年09月14日

苦痛の無い胃内視鏡検査(胃カメラ)

「胃内視鏡検査(胃カメラ)を受けたが、大変苦しかった」という方がいらっしゃいます。胃内視鏡検査はのどに局所麻酔をかけて、ぺちゃんこの胃に空気を入れて膨らませて検査します。この時に、のどの反射やゲップが出て苦しく感じるのです。

勿論、医師の技術によって楽かどうかは、大きく違いますが、以前に苦しかったという経験がある方は、検査に対して抵抗があるようです。

欧米では、内視鏡検査の時は、鎮静剤を使って苦痛無く検査することが主流になっていますが、わが国では、このような方法は全体の3割程度しか行われていません。
この方法で検査を行うためには、鎮静剤に習熟している事は勿論ですが、検査が終わった後も患者さんから眼を離さずに注意していることが必要です。当たり前のことですが、手間もかかり検査の件数も限られるために、全ての医療機関では出来ないのが現状です。

当院では、軽い鎮静剤を注射して、楽に検査を受けることが可能です。眠っているうちに検査が終わり、全く分からなかったという方も大勢いらっしゃいます。最近、この楽な検査が可能だという情報が広まり、当院では8割以上の方がこの楽な検査を望まれます。このような方法で、内視鏡検査が抵抗無く受けていただき、少しでも病気の早期発見につながれば、良いのではないかと考えております。



当院について
渡辺医院
胃腸科/内科/皮膚科/消化器科
当院では風邪から高血圧、高脂血症(高コレステロール血症)、糖尿病までの一般内科診療はもちろんですが、特に消化器病(胃腸の病気)の診療に力を入れています
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