2010年07月10日
やっぱりピロリ菌は胃癌の原因!
今年(平成22年)6月から厚生労働省は、ピロリ菌の退治を保険診療で認める対象の病気を拡げました。今までは胃潰瘍もしくは十二指腸潰瘍だけだったのですが、あらたに3つの病気が加わりました。その一つが「早期胃癌を内視鏡で治療した後」です。これは実は画期的なことです。なぜかというと、厚労省が、「胃癌の大きな原因の一つが胃の中に住み着いているピロリ菌だ」と認めたということだからです。今までも、ピロリ菌が胃癌の大きな原因という報告は沢山あったのですが、なかなか納得できるようなデータがありませんでした。しかし、ついに多くの日本人を基に信頼に足るデータが示されたのです。
それによれば、
ピロリ菌に感染していない人から胃癌の発生は殆どない。
ピロリ菌に感染している人は1年に0.5%の割合で胃癌になる。つまり、1年間で200人に1人は胃癌になる、10年間では20人に1人が胃癌になるわけです。
これは、想像していた以上に胃癌の発生が多いということです。
そうならば、ピロリ菌の退治を保険診療で全面的に認めれば良いと思うのですが、医療費削減を目指す厚労省は当分認めないでしょう。
残念ながら、自分で費用負担して退治するしかありません。
ピロリ菌の検査・退治について
それによれば、
ピロリ菌に感染していない人から胃癌の発生は殆どない。
ピロリ菌に感染している人は1年に0.5%の割合で胃癌になる。つまり、1年間で200人に1人は胃癌になる、10年間では20人に1人が胃癌になるわけです。
これは、想像していた以上に胃癌の発生が多いということです。
そうならば、ピロリ菌の退治を保険診療で全面的に認めれば良いと思うのですが、医療費削減を目指す厚労省は当分認めないでしょう。
残念ながら、自分で費用負担して退治するしかありません。
ピロリ菌の検査・退治について