January 02, 2005

弟と恋を語る。

父が叔父さん達と遅くまで宴会をするので、弟と二人で先に家に帰ることにした。

弟が運転し、私は助手席に座る。
いつもは宮崎にいる弟なので、ゆっくり話をするのは久しぶりだった。

はじめは宴会の中に出てきた話題を引きずっていたが、BGMにオレンジレンジなどを聞いているうちに、だんだんと恋愛の話になっていった。

弟は、小学校の頃横浜に転校した女の子と約10年間文通を続け、現在に至っている。
彼氏・彼女の肩書きを持ったのはいつ頃か知らないが、高校卒業をきっかけに再会を果たし、大学2年生となった今では約2ヶ月に一度どちらかが関門海峡を越えて会いにゆく。

二人が会ったときは、セカチューにも負けないくらい爽やかで微笑ましいカップルぶりなのだそうだ。
デートの様子を聞いていてこっちが恥ずかしくなった。
「俺達ずっと何年も会ってなかったけん、そのぶん今をむちゃくちゃ楽しみたいっちゃんね。高校時代とかのあいつ見逃しとるのが悔しいけん、もう見逃したくないし。」


純愛街道まっしぐらの彼らだが、弟は今悩んでいた。

「高校のときはお互いがお互いに追いつこうとしよったっちゃんね。相手にふさわしくなる、みたいなかんじで。それで俺はサッカー頑張りよったし。あいつはそん時はまだそんなにやりたいこと見つかってなかったけど、時間かけてやりたいこと見つけて、大学決めて、今色々頑張りよるったい。でも俺はサッカー辞めてから、もうあんなに燃えられることはないと思っとるし、これから特別なことしたいとも思わん。俺は、あいつと一緒におれる時間を一番優先したいとね。やけんバイトで土日つぶれるよりは、スロットで稼ぐし。でもあいつは、“本当にそんな生活でいいと?”って言うっちゃんね・・。」

だんだん、彼女が遠いところに行ってしまうような気がするのだそうだ。
「高校の頃のほうがなんか輝いとった。」彼女にそう言われたときには、さすがにへこんだらしい。

サッカーを辞めて後悔している弟がいる。
でも、今から本気でサッカーをする気にはなれない弟。

「少なくとも今のあんたは魅力的じゃないし、私が彼女でも納得できんと思う。」と私は言った。
もっともっと、弟は色んなことを知るべきだ。
今の自分だけで「燃えられるもの」の大きさを測っているのが気にくわない。
彼女が一番でもいいし特別なことはしなくてもいい。でも、進もうとしないやつは魅力的じゃないと私は思う。

うまく表現するのは難しかったが、弟は真剣に私の意見を聞いてくれた。
頑張れ、弟。姉は応援している。


mei_shu124 at 23:04│Comments(0)TrackBack(0)

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