ああ、爆弾が爆発する! みんな死んでしまうー!
しかし爆弾は爆発しませんでした。
なぜ爆発しなかったのか、それは誰にもわかりません。
とにかく全員無事なので、みんな幸せハッピーエンドです。
さあ、感動の涙を存分に流してください。
って、舐めとんのか、ワレ!
とにかく全員無事なので、みんな幸せハッピーエンドです。
さあ、感動の涙を存分に流してください。
って、舐めとんのか、ワレ!
某名探偵の推理ショー名探偵「犯人はアナタだ!」ええー! 驚く周囲。「なぜ彼が犯行を? 彼にはアリバイがある。動機もありません」ここで警察が登場。犯人を連行。名探偵「今日も一件落着」
こんなんで誰が納得する!?
創作舐めとんのか、ブッシュベイビーは!!
◆元々どうでもよかったですが、限りなくどうでもよくなったので、お久しぶりのケイトなどキャプチャー。おお、ちょっと見ぬ間に美少女っぷりが上がっとる。
ブッシュベイビーはアダルトビデオなんですよ。
ストーリーにケチをつけるのは野暮。
前置き的ストーリーなんかサクサクすすめて、さっさとメインシーンに移る。
それこそアダルトビデオの王道。
むしろストーリーなど必要なし。
ジャッキーが妙にエロいシーンを見せるたびにワーワーキャーキャー言ってりゃいいわけで、それ以外にいっさい期待してはいけないのです。
アフリカの迫力満点の大自然とかね。
ブッシュベイビーをレビュー中、妙にずっとイライラしてました。
理由は自分でもわかったました。
理想と現実が違いすぎて、ギャップを消化しきれなかったのです。
今でも消化しきれてません。
だれか胃腸薬ください。
もっと時間が経って冷静になれば、ブッシュベイビーの良かった点を思い出せるかもしれませんけどね。
今は無理。二日酔い状態で胃が最悪です。
ブッシュベイビーのオススメポイントを他に知りたい方は、ポリアンナにでも聞いといてください。
そうだ、ひとつあった。
ブッシュベイビーの苦行が終わって、来週から名作のセーラに移れる、よかった!
そうだ、ひとつあった。
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大草原の小さな天使 ブッシュベイビー(10) [DVD] ウィリアム・H・スティーブンソン バンダイビジュアル 2002-07-25 売り上げランキング : 142841 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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針井ポン太 オリジナル名劇風小説
壁の花のルー
第26話 手紙の秘密
ルーの相手として王子は悪くない、と思いもしたニコである。
しかし、詳しいことは不明ながら、当座ボイドがルーを連れ去る心配はなくなった。
となれば、もうペイトンだろうが王子だろうが、ニコにはもう不要である。
王子様だろうが王様だろうが、ルーと自分の間に何か異物が挟まるようで、やはり不快になってきた。
早い話が、ニコにとって、ペイトンはもう用済みなのであった。
「さあ、どうぞ、ペイトン。遠慮しないで」
ニコの気持ちを知る由もなく、ルーが促す。
「じゃあ、少しだけ」
こうして三人は深夜、ルーの小さな部屋で膝を付き合せることになったのだった。
ブラボゥト男爵から手紙の謎は、ペイトンが解き明かしてくれた。
「ブラボゥト男爵には、兄のアラベクから手紙を出してもらいました。『ルシンダ・ナルカ嬢は成績優秀につき、もうしばらく王立学問所に置き、学業の研鑽に努めるべし』ってね」
「まあ」
「アラベクは民生府の長官も勤めてますから、そういった方面にも顔が利くのです。それに……」
「それに、なに?」
ニコがつっけんどんに聞く。
「僕からも、ルーのお父様宛てに手紙を出させてもらいました。こないだルーに話した通り、僕は家督を継ぐつもりはありません。ホゥ先生の私塾を出たら王子は廃位にしてもらって、王位継承権も抹消してもらうつもりです。ですから王子の名を使うのは正直ではないのですが、ルーの父上にはヴォルデニク王子の名で、ルーが満足いくまで勉強させて欲しい、という内容の手紙をかかせてもらいました。ルー、余計なお節介だったでしょうか?」
「とんでもありません。とても嬉しいです、ペイトン」
「ねえ、ひとつ言わせてもらうけどさ」
ニコはたまらず口を挟んだ。
「そんな内容の手紙を王子の名で送ったら、ルーの父親は絶対勘違いしちゃうよ。おお、我が娘が王子様の目に止まったようだ、ってね。アンタ、それくらいの覚悟はして手紙書いたんでしょうね」
ニコはもうペイトンを王子様として敬うことはやめた。
「まあ、ニコったら、先のことはともかく、ペイトンは私のためを思って書いてくれたんじゃないの。その気持ちには感謝しなくちゃいけないと思うし、実際、私は本当に嬉しいわ」
ルーは相変わらずノンビリしたものである。
「ルーがそう受け止めてくださったのなら、僕も嬉しいです。ホント先のことはともかく、僕はルーともっと一緒に勉強したいと思ったし、その気持ちだけで書いたんです」
まったくもってお嬢ちゃん、お坊ちゃんな二人である。ニコは肩をすくめてみせるしかなかった。
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