終わり。

新しい世界でダ・カーポしていて、これはこれで面白かった。

色々思わせぶりな発言や意味深な描写が出てきましたが、全て明らかにはされていない。

作品を複数使った伏線回収は過去にも何度かありました。

まさかCIRCUS様がダ・カーポと銘打った作品を1発で終わらせるとは思えないので、今後の展開にも期待したい。


続きから感想とか。

いつも通り私の主観で書いていますので、その点ご了承願います。

※ネタバレ注意



プレイ時間は40時間ほど。

ガッツリたっぷりボリューム。

ヒロインは8人体制。

ルートは2段階分岐で、共通ルート→4分岐→それぞれ2分岐という方式。

有里栖ルートはロックされている。

他6人攻略後に解放。

レーティングは全年齢。

お色気シーンは深夜アニメレベル。

えっちシーンはバリエ展開に期待しましょう。


全年齢という性質からか、ヒロインとくっついたところでエンディングという展開が多い。

くっついた後にデートシーンがある場合もありますが、諳子や詩名や有里咲はこの世の見納めみたいな雰囲気なのでシリアス感が抜けきらない。

いまいちイチャラブに集中できない感じがする。

イチャラブ要素はまた別の機会にということでしょうかね。



今回のダ・カーポは初音島ではなく、香々見島。

これまでのダ・カーポシリーズの世界から見て異世界に存在している。

さすがに初音島でやることは無くなったか?と思いましたが、今作の舞台はアリス風味の異世界という形になりました。

なるほどそう来たか。

時間の概念はあまり意味をなさないようですが、あえて言うなら初代D.C.から10年後ぐらいの時間軸になると思われる。

つまり、現実の年代とほぼ同じぐらいということになるのかな。

従来のダ・カーポシリーズの世界がサクラの国。

今作の世界がミズの国。

その2つをつなぐ場所がカガミの国。

サクラの国とミズの国は対の存在。

登場人物も対になる存在がいる。

もちろん杉並もいるw

ダ・カーポは杉並が居ないと始まらないところがあるので、この方針は今後も続けて欲しい。

見ていて最高に楽しいサブキャラだと思いますよ。

旧作ヒロインは音夢、さくら、ことり、美春が声付きで登場。(声優はアニメ版)

これは嬉しいファンサービス。

最初に声優が発表になったとき、キャラ名が???で声優名だけ先に(野川さくら、神田朱未)公開されるという方式でした。

それを見て、マジで!?音夢と美春出てくるの!?とおかしなテンションになったのを覚えています。

こんな方法が使えるのもダ・カーポならではだと思います。

さくらは、名前は一切出ませんが本編でも何か所か出現ポイントがありました。

このコは本当になんでもアリですね。

立ち絵もボイスもあるキャラなのに、名前が一切出てこないというのもある意味特別扱いな気がします。

名前なんか名乗らなくてもわかるでしょ?みたいな。

一方で、ニュートンの話題が何回か出てきたのはおそらくワサビさんの仕込みかな。




では、各ヒロインを詳しく。

・ひより

ピンク髪+青い瞳がトレードマークな4人目の白河嬢。

うち3人がツインテール。

やけに偏ってる気もしますが、かわいいからいいやw

個人的にも、ツインテは好きですしね。

ひよりは杉並と同じくらいの騒動の仕掛け人。

校内を駆け回り、恋愛執行ズドン。

見ていて飽きない。


ひよりの部屋はかわいいものいっぱいの乙女仕様らしい。

そこをつっつかれるとあわてるのがかわいい。

どんな部屋なのか見てみたいが、結局出てこなかった。


他人の恋愛の世話は慣れているが、自分が恋愛するのは若干勝手が違うようだ。

でも、延長戦でデートみたいなことしているときは実に楽しそう。

スポーツ系ゲームではしゃぐひよりはとても魅力的。

スカートから覗くフトモモやパンツに視線が吸い寄せられる。

さらに水着姿も。

イイ・・・


白河の苗字が付くならば、やはり気になるのは過去作とのつながり。

しかし、今作の舞台は異世界。

対の存在となる白河琴里さん登場。

本州を挟んで反対側の三日月島は、まさにサクラの国で初音島と呼ばれる島だよね。

琴里から「他人の心に目を向けてないで」と言われるとやけに深いものを感じます。

この人も心を読む力が使えたんでしょうかね。


ひよりの力は、自身の恋愛フラグを他人に移動できること。

他人のフラグ、縁が見え、それをつないだり切ったりできる。

過去に孤立してしまったトラウマから、周囲との関係が壊れるのを極端に恐れた。

人間関係に関するものが見えたり、周囲の目を気にするのは、大まかにお約束をなぞっている感じがします。

分かりやすい属性のひとつと言えるかもしれません。

プレイしながら白河色が出ているな〜と思っていました。

本当にくっつけても問題ない人同士の案件しか受けていない可能性を指摘され、ひよりも心が読める的な能力があるんじゃないかな〜と思っていましたが、さすがにそのものズバリではなかったか。




・未羽

未羽に告白してOKした・・・と思ったら、いったん保留に。

ダブルデートの時点でひよりのフラグ残弾は1。

これはひよりが能力を得る前に持っていた縁、つまり主人公との縁。

未羽と主人公がくっついたことによりこの縁も消えてしまった。

他人の恋愛フラグが見える未羽には、この消える瞬間が分かってしまった。

風紀委員の活動という名目で日頃からこうなることを止めようとしていたが、結局できなかった。

グイグイ行く感じではない未羽にとっては、どうにももどかしい展開。


SSRに寄せられた依頼を受けてネコ探し。

ぱんつ見えちゃったテキストだけど、CGは見えてない。

ここは見えてる絵が欲しかったな。

七不思議の真偽を確かめるお話。

ダ・カーポシリーズのホラーは結構ガチなものが多いですが、今回はそうでもなかった。

過去作ネタをぶち込む絶好のチャンスだとちょっと期待していましたが、異世界ということもあってか特にそういう要素も無かった。

ちょっと残念。

それにしても、ポケベルが七不思議扱いされてしまう時代になったか・・・






・二乃

伝統のメシマズ義妹ヒロイン。

ちょくちょく小悪魔な誘惑を繰り出してくるのがたまらん。

ジト目もイイ。

二乃のメインBGM好き。


プロローグ初っ端からスカートのすそをチラチラやって誘惑。

朝からイケナイいたずらで起こそうとする。

二乃の立ち絵は胸当て外しているやつもある。

パジャマ姿ではツインテ。

お兄ちゃん呼びでたこ焼きをねだる。

二乃が朝のお着替え中のところへ主人公突入。

実に眼福。

着替え中にバッタリは過去作妹ヒロインも通った道である。

起こしに来る時もその格好で来ればいいじゃんとかぬかす主人公w

その後の二乃の反応がめっちゃ好き。


バイトの休憩中、花火を見ようとしてふらつく→抱きつきのコンボ。もうちょっとだけ・・・とか、言っちゃダメですか?って言う二乃がスーパーかわいい。

有里栖と主人公が付き合っている噂をながそうと提案するひより。

会話中に二乃がジト目で何度も振りかえるのが笑えるw


主人公の部屋にやってきて、ベッドに片膝立てて座る。

その座り方グッとくるからやめなさいやめなくていいもっとやれ。

指摘したらちょっぴり小悪魔モード発動で挑発してくる。

ガン見するぞw

ついには、おはようのちゅーしちゃいますよ?→おう、してみろ→本当にしますよ?→どうせフリだけだろ?→ちゅっ(おでこに)

これを待ってた!


世界が混線したのか、音夢のハダカワイシャツ姿が夢に出てきて、二乃のハダカワイシャツ姿が見たいと要求する。

そりゃ見たいですけどもw

一瞬小悪魔な振る舞いを見せた後でバッサリ却下される。

そりゃないぜと思ったら、お風呂上りの二乃がハダカワイシャツ姿で登場。

ありがとうございます!


D.C.IIから採用されている後ろ向き立ち絵に注目。

複数人での会話シーンで、輪になってしゃべっている感が出ていてそこにいるよな感覚を味わえる。

この演出いいな〜といつも思っていましたが、今作は二乃で水着姿の後ろ向き立ち絵が出てきました。

立ち絵で水着姿の背中側が堪能できる。

水着の立ち絵自体はよく見かけますが、水着+後ろ向きというのはそうそう無い。

これとても素晴らしい使い方だと思います。



・諳子

幼なじみな甘やかしお姉ちゃん。

いいものですね〜

実は長い年月を生きている兎の化身。

伝説上の因幡の白ウサギその人。というか兎。

アリスのウサギと因幡の白ウサギが合体してしまったw



エンディングが2つある。

2周目で選択肢追加。

知識がある状態で〜とかなんとか言ってるのは、魔法の勉強をしっかりしていて対処できたのか。

はたまた、ダ・カーポの魔法で初めに戻ってもう一度繰り返した成果なのか。

プレイヤーがゲームを繰り返してプレイしているさまを当てはめているのか。




・詩名

季節外れの転校生ちゃん。

まずは出会った時にぶつかってすってんころりん。見えちゃった。

お約束ですな〜

出会った時から杉並を軽くあしらう口撃力を発揮する。

これは中々見られない光景だw

もうこの時点でただ者じゃない感じがします。

さらに、杉並に好敵手認定されるぐらいのゲームの腕前を持つ。

すげぇや。


CV:水瀬いのり。

私の中ではごちうさのチノちゃんなイメージが強いですが、この人の演じるヒロインが出るゲームをプレイできるとはなんたる幸運。

ジト目な演技が実にマッチしていて素晴らしい。



卒業式で詩名とピアノ演奏。

曲は第2ボタンの誓い。

詩名の放送用衣装がめっちゃかわいい。

やけに曲名を出してプッシュするし熱心に練習もしているので、ピアノアレンジの第2ボタンの誓いが流れないかな・・・と期待していましたが、曲流さないのかよ〜

ここで実際に曲が流れたら大歓喜だったのにな。


動物のモノマネを振られてごろにゃんしてたりと、序盤ですでに抜群のかわいさを発揮。

後半では水着姿でくっついてきたり。

家デートでひざまくら+耳掃除のコンボ。

つい目に入った手紙も読んじゃって、そのあとの詩名の反応がまたかわいい。

本気でデレたらどうなるかわかりませんっていうだけのことはある。

詩名の本気のデレ、もっと見たいなぁ。


詩名は未来から来た主人公の娘という疑惑が噴出。

だから、詩名は主人公のことを「お父さん」って間違って言っちゃった?

だとすれば、妻になる人はちよ子なんじゃないの?

と思っていましたが、どうやら異世界転生組の様子。

サクラの国からやってきたのかな。

元の世界の戻る覚悟を決めて、思いでやら色々整理し、満を持して魔法を実行。

・・・でも、戻らんのかーい。

結局詩名の出自は明らかにならず。

この謎おあずけは気になりますね〜




・ちよ子

明るく元気な後輩ちゃんはいつ見ても可愛い。

生主やってる。

テンション高めで楽しそう。

確かにこういう放送があったらつい見ちゃいそう。


パンツ穿いてない状態で神風が吹いてスカートひらり。

全年齢ではこれが限界か。


くっついた後で、ちょこの部屋へご招待。

鏡に映る生着替え。

元気っ娘の無防備なサービスカット、いいですね〜

ニヤリとする表情で、鏡に映ったあたしならいいですよとか言っちゃう。

そんなこと言われたらガン見しますよw

お目々が幸せです。




・有里栖&有里咲

学園のアイドルなセンターヒロイン。

水着姿が超かわいい。

鷺澤の苗字は特に過去作と関係無かったようですが、有里咲のほうはもしかしたらサクラの国でつながりがあるのかもしれない。

ダ・カーポで学園のアイドルと言えば、壇上での告白シーン。

やはりこれこそダ・カーポの名物。

今回は出来レースの演出ですが、そんなことは頭から吹っ飛びそうなくらい有里栖(有里咲)がかわいい。

ルートへ入ると会話がちょっと変わる。


テントの中に上半身を突っ込んで探し物。

頭隠して尻隠さず。

ぱんつがチラチラ。

かわいいお尻。ふともも。ニーソの食い込み。

エクセレント!

ですが、このシーンで最も重要なのはホクロの位置。

後から出てくる別のパンチラシーンで、有里栖は2人居るんじゃないかという疑惑が持ちあがる。

対の世界のことが語られ、有里咲はサクラの国の魔法使いであることが明かされる。

枯れない桜もマナバランスが崩れたことが原因。

対存在の有里栖は入れ替わりで1年間サクラの国へ行っていた。

つまり、ゲーム開始時点の有里栖は有里咲。

どっちの天枷も〜とか、こっちにも熱いアニメあるなーとか、別の世界から来たように思わせるような台詞が出てきて、妙に引っかかる感覚を味わう。

これとは別に、テーマパーク案内役のアリスとアトラクションVRカガミの国に出てくるALICEがいるから頭がこんがらがってきそうになるw


時間を遡行させて世界の瑕疵を取り除き、因果を断ち切るダ・カーポの魔法で世界を救う。

まさにD.C.IIIでやった方法だよね。

魔法が発動する瞬間の歯車が巻き戻る演出がお見事。

一旦お別れになるが、最後に再会してめでたしめでたし。

どうやって戻ってきたのかな。




エンディング2つある。

2周目で有里栖ルートへ分岐。

自分の命と引き換えに2つの世界を救おうとする有里咲。

もちろんそんなことはさせたくない。

大丈夫私が何とかすると言ってるやつが大丈夫だったことはない。

SSRの仲間たちも協力してくれる。

特に杉並とひよりが味方にいるこの安心感ですよ。

有里栖の魔法は周囲のマナを増やす。

ミズの世界では恋愛感情からマナが生まれる。

人工妖精に有里栖の魔法を付与して、島中の恋愛感情を増やせばマナも増える。

ということで、天枷美春博士に協力を求める。

異世界の美春は博士か。すごいな。

チャットでの登場なので立ち絵は無いけど、ボイスはちゃんとある。

こちらのお話では、有里咲はサクラの国でもしなくちゃいけないことがあると言って戻っていく。

なにをしているのがすごく気になりますが、この辺はまた別の機会に出てくるのかな。

こんどこっちにきたら桜の木の下で集まろう。じゃあお花見だね!のやりとりは、なんだか似たようなことを以前に見たな〜と思い起させる。





・生誕のアルティメットパーティー!

本編開始前のプロローグ的なお話。

開幕でKotoRIがD.C.IIIのOP曲を歌うというなんとも贅沢な演出。

なんだかとても懐かしい気持ちになる。

1+3=4な物語の始まりです。

本編プレイ後に改めてこのお話に触れると、最初からかなり核心に迫るような要素が出ていたんだな〜といことに気が付く。

有里栖の好感度が高めに感じたのは、このとき実は有里咲であり、元から主人公に好意を持っていたから。

眠りこけた主人公を起こすシーンで、テキストでは・・・だけど、ボイスではちゃんと「いっくん」って呼んでる。

ダ・カーポシリーズは、テキストでは書いていないけどボイスでは本当のことを小声で言っている演出がたまに出てくるのが面白い所。

何か言ってるな?と思ったら、BGMをカットしてスピーカーの音量を上げて再生すると大体わかる。

こういう演出があるポイントはヒロインの感情がにじみ出ている場面だったりするので、台詞を拾っていくとその感情がより伝わってくるかと思います。




全ルートクリア後にもう1つ追加のお話が。

最後の最後でさくら登場。

桜の木に手をつく伝統のスタイル。

これこそD.C.を象徴する絵じゃないですか〜

抽象的なことを語っているが、これは主人公ではなくプレイヤーへ向けてのメッセージなんじゃないかな。

いずれまた会えることを祈っているよ。

世界を変える恋のような物語を見守ってあげて欲しい。

と言うさくら。

これはもう次回作出るの決定だよね!?

頼むから出してくれ。

最後まで進めてネットへ接続すると、ユーザー登録したアドレスへカガミの国の番人からメールが届くという粋な演出が。

この仕掛けは驚き。

作品とつながってる感じがじんわりしてきていいですね。