
朝の光も毎日違う。
私の毎日も毎日違う。
昨年はSHOW-COMPANY 30周年で、今年はこれまでのたくさんのご恩に思いを馳せる年だったような・・・。
スティーブ・ジョブズは、「点と点は繋がる」と言いました。私も心からそう思います。バラバラの出来事は振り返ってみると面白いほど繋がっています。
たくさんの人にいっぱいお世話になって生きてきているのに、今日は思い出しても、明日になればすぐに忘れてしまう。どれだけ多くの人に助けられて生きてきたか。頂いたたくさんの御恩に報いることができるとは思わないけど、心の底に沈んでいる出来事を時々浮上させては思い返し。
離れても離れても、
遠くから遠くから、
いつまでも、いつまでもいっぱい感謝しています。
皆さま、本当にありがとうございます❤️
#大好き
コロナウィルスで外出自粛が続く中
、ご自宅でお楽しみいただければと、SHOW-COMPANY ミュージカルの舞台公演、YouTube無料配信を始めました。【期間限定】
『天使の休日』『This is My Song』 『駄菓子屋エンジェル』『ファイヤーマンの祈り』など、次々と配信中です。
SHOW-COMPANY チャンネル
"This is My Song"後編
『天使の休日』
皆さま、どうぞお身体大切に。
笑顔でお目にかかれる日を楽しみにいたしております。
SHOW-COMPANY
阪上めいこ
本日、NHKドラマ「心の傷を癒すということ」のスペシャルバージョンを見て泣いた。終わったので何気なくBSに切り替えたら、文化庁芸術祭優秀賞ドラマ「小さな神たちの祭り」(東北放送)。
で、また泣きました。
「心の傷を癒すということ」は、阪神・淡路大震災の後、心のケアに奔走した精神科医、安克昌さんをモデルにしたドラマ。https://www.nhk.or.jp/drama/dodra/kokoro/cmn/image/og_1200x630.jpg
「小さな神たちの祭り」は、東日本大震災で家族や故郷の人々を失いから立ち直れないでいる青年が、死んだ人たちが元気に生きている世界に連れて行かれて、復活する物語だった。
どちらも、いのちの物語。
どちらも大災害から立ち直るためのドラマ。不思議なシンクロニシティ 。
ここのところ、いろんな本を読みながらずっと考えていたこと。
私がやりたいことは何??
人々の生きる力となる作品を作ることだったと、思い知らされた。
何も今に始まった事ではない。ずっとずっとそう思って活動してきた。けれど、なんだか希薄になっていた。そのことを今、もう一回、改めて教えられました。
自分のやりたいことと、世の中の役に立つことが一致すること。自分が生きている意味。もう一度、教えられました。
みんなが笑顔で生きられますように。
幸せを感じられますように。
感謝して、喜びながら生きられますように。愛のある物語を創作していきたいと思います。
忘れていたもの、みーつけた。
神様ありがとうございます。
そう思った途端、いつも応援してくださっているHさんから宅配便が届いた。
誕生日おめでとうのメッセージ。
いつも、誰かがどこかで見ていてくれるってことですね。こころから、心から感謝いたします。
12月20日、
えーぱんのリクエストにより、国立演芸場で落語。古今亭志ん輔さんの『文七元結』を聴く。
貧しい男が、集金のお金を失って川に飛び込もうとする人を助ける話。歌舞伎にもなっている人情噺。娘を預けた吉原のお店から借りてきたお金を、名前も告げずに渡してくる。
志ん輔さんの中に、師匠の志ん朝さんの面影が見えたりして、伝統芸能は素晴らしい。
19時から国立劇場で松本幸四郎さんのチャップリン歌舞伎『蝙蝠の安さん』。名作『街の灯』を歌舞伎にしたチャップリン生誕130年の企画。
おや!これも貧しい男が、川に飛び込もうとする人を助ける話!!
盲目の花売り娘に、やっぱり名前も告げずにお金を渡して幸せにする物語。
『文七元結』と『街の灯』の類似。
*ウィキペディアによると、中国で伝承されてきた話をベースに、三遊亭圓朝(初代)が創作した人情噺の大ネタである。1889年(明治22年)の『やまと新聞』に速記が載っている、とのこと。チャップリンの『街の灯』は1931年の映画。
人の不幸を見過ごせず、自分を顧みず全財産差し出してしまうような善人の話。
やっさんで思い出したのが、昔、幸四郎さんが若き染五郎さんだった頃に、テレビドラマで横山やすしさんそっくりの役を演じていたこと。素晴らしい演技でした。幸四郎さんが大阪弁で『蝙蝠の安さん』演ってるの見たかったなぁなんて、勝手な感想。
冒頭、大きな金色の仏像の手のひらで安さんが寝ているシーン、シュールで素敵だった。孫悟空がお釈迦さんの掌に乗っているようで幸せな気持ちになった。ラストシーン、花道でぷるぷるっと震えてチャップリン風に歩いて去っていく幸四郎さん。身体能力のとびきり優れた幸四郎さん、水に落ちそうで落ちないところ、さすがでした。卓越した舞踊家なので、チャップリン風に大きく踊って欲しかったと、これも勝手なリクエスト。
夜は、テレビで尾上菊之助さんと吉本新喜劇の小藪さんの対談を観た。『風の国のナウシカ』を演じる菊之助さんが小藪さんの新喜劇への挑戦話を全身全霊で聴き学ぼうとする謙虚で真摯な菊之助さん。
歌舞伎は伝統を守りつつ、どんどん新しくなっていく。
今回東京に来て、たくさん思い出したことがある。たくさんの出会い。私はこの世界の片隅で何をしているのか。明日にどうつなげて行くのか。
気がつけば、またもや歌舞伎三昧の1日になっていた。

我が家に沢山の虎の子どもが生まれて、小さくて可愛くて猫みたいなのだけれど、これを家で飼っていていいだろうかと悩んでいる。カーテンの隙間から道を挟んだ公園を見ると、緑の中を大きな黄色いトラがのっしのっしと歩いていて、パトカーがいっぱい来ており、捕獲された様子。
こんなに可愛くて猫みたいだけどと、小さなトラの首根っこを掴んでじゃれさせていたら、フッと目の前の洋服ダンスの上に、白い大きな虎が寝そべっているのに気がついた。
『そこにいてたん?』
『ずっとここにいてたよ』と白い虎。
『ずっと見守っていてくれたの?』
『そうやよ』
白い虎が、タンスの上に座って、ずっと私を見守っていてくれていたのだと思ったら胸がいっぱいになり涙が溢れ出てきた。

目が覚めて考えてみると、その洋服ダンスは、私が子供の頃に家にあったもの。なぜあんなに懐かしくて泣いたのだろう。もしかしたら、白い虎は、母だったかもしれない。
昨日は、今度演じさせていただく京唄子さんの92回目のお誕生日だった。
自分では気がつかなかったけれど、いつもいつも大きな存在に見守られていることに感謝しています。
時々、心当たりの全くない夢を見る。
予知夢・共有夢・啓示夢。
不思議な夢だなあと思っていると、その夢とぴったり現実が重なっている人に出会う。
月曜日の未明、友人のご家族にお礼のメールをもらう夢を見た。そのあと、大きな茶色の箪笥の前に立っている人が、お味噌の話をしている。
なんの心当たりもなく、ちんぷんかんぷんだが、取り敢えず友人に知らせた。
お節介ながら、お味噌汁飲むこともお勧めした。
私は受信しやすいので、意味がわからなくても、関係ありそうな人に伝えることにしている。最近では変だと思われることをあまり恐れなくなった。
「ぴったりのタイミングでした」「何か見えているんですか?」とよく言われる。自分が感じたことを素直に伝えるようにしているだけ。
自分の本質はメッセンジャーだと思っている。そして、嬉しがり。
その朝、お味噌汁を作って飲んだ。人へのメッセージは、自分へのメッセージでもある。
Mさんにその夢の話をしたら、彼女は、月曜日午前中、大きな茶色の本棚の前に立ち、『すがたを変える大豆』という小学校三年生の国語教材の指導書を探していたそうだ。「大豆は、お味噌、醤油、納豆、豆腐とすがたを変える」という内容。生徒と味噌汁の話で盛り上がったそうな。
おや、すっかりシンクロしている。
私がみた夢は、彼女からの情報で膨らんで行く。夢は、『大豆製品を食べましょう』というメッセージかもしれないし、『姿は変わっても本質は変わらない』というメッセージかもしれない。
人はパズルのかけらを持っているのだと思う。寄せ集めたら一つの絵になる。里見八犬伝みたいに、仲間が揃わなければ果たせないこともある。
今日はちらし寿司の夢を見たので、起きてすぐに、ちらし寿司を作ってみた。夢では人参とレンコンが出てきた。
ちらし寿司は美味しい!
全ての出来事は繋がっている。
映画『スラムドッグ$ミリオネラ』を思い出したので、原作本を読んでいます。
いつのまにか大人になった。
この本屋さんがなかったら、
寺山修司の『あなたの詩集』シリーズにも、演劇雑誌テアトロにも、スタニスラフスキー『俳優修業』にも、マザーテレサの本にも出会わなかった。
寺山修司 あなたの詩集シリーズ
https://cookbooks.jp/ef-3/ef3-30.html
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