静岡・伊豆の漢方薬局から一言

心の健康・体の健康、日々漢方相談を受けていて感じた事や個人的な雑談を書いていきます。

子育て中のママへ。

子育てはいかがですか?

いくら可愛い我が子でもいろいろと大変な事もあるのではないでしょうか?

「子育ては楽しいけど、心配や悩みがある」というママがほとんどのようです。

特に、乳幼児をお持ちのママの一番の悩みは、「自分の時間が持てない」ということでしょう。

そして、それが時として、旦那さんへの不満にも繋がっているようです。

「私は自分の時間が全然無いのに、旦那は好きなように行動して・・ずるい」
「私がこんなに大変なのに、全然わかってくれない」
「子供は、私たち二人の子供なのに、私の負担ばかりが多くて、おかしい。」などなど。

昔に比べたら、旦那さんが子育てに参加してくれる割合はとても増えているようです。
ですが、それでも、母親の方が断然子育ての負担は大きいです。
そのとおりです。

母親の方が大変です。

でも、これは報われる大変さだと思います。

究極の話をします。
それは、子供は、母親のものか?父親のものか?という問いです。
いかがですか?

お子様は母親と父親、二人のもの(子供)に間違いはないのですが、極論として、どちらかのものと決めなければいけないとしたら、「子供は母親のもの」と断言できます。

よほどの事がない限り、子供にとって母親と父親のどちらが大事かといえば、大事なのは母親です。

証拠があります。

それは、お葬式です。

いくら年をとっても肉親が亡くなるのは悲しいものです。
ですが、母親の葬儀と父親の葬儀とでは、悲しみの度合いが違うようです。

父親の葬儀で泣かなかった方でも、母親の葬儀の際には涙を見せる方が多いです。
逆に母親の葬儀で泣かなかったけど、父親の葬儀で泣いたというケースは今まで聞いたことがありません。

ご自分はどうかとお考えになってみて下さい。ご両親がご健在でも、片方ずつお亡くなりになった事を想像してみて下さい。
いかがでしょう?父親の時も泣いてしまうと思った方は、母親の時も泣きますね?
(もし、父親では泣くけど母親では泣かないと思った方は、残念ながら母親との関係が悪かった、ご縁が薄かったと言わざるおえません。)

話が長くなりましたが、今現在、自分の時間もとれずに子育てに追われていらっしゃるお母様へ申し上げます。
大変さは必ず報われます。
もし、万一、旦那さんとうまくいかなくなった場合、ほとんどの子供は母親の側にたちます。
母親の味方をします。(男親としては残念ですが・・・。)

明るく元気に頑張って下さい。

あまり子育てを手伝ってくれない旦那さんに不満を感じてイライラしてしまうのはもったいないです。
ちょっとでも手伝ってくれたら、「私の子供の面倒を見てくれてありがとう」と思うようにしましょう。


家内が長年、小学校の読み聞かせのボランティアをしています。

朝の授業前に、クラスで小学生に絵本を読んで聞かせるのですが、このときの担任の先生の行動が
様々で面白いそうです。

1.子供達と一緒に体育座りで絵本を聞く先生
2.教室の横で、聞いている先生
3.教室にいるけど、事務仕事をしている先生
4.教室から出ていっている先生      などです。

子供達に慕われながら、しっかりとクラスをまとめている先生は、もちろん1の先生です。

「父兄や児童からの評価が高い先生」「このクラスはとてもよくまとまっている」といわれているクラスの読み聞かせの担当になって行ってみると、担任の先生は皆、子供達と一緒に絵本を聞いているそうです。

うちの娘(高校2年)の小学校時代の担任の先生も、体育座りで児童と一緒に聞いてくれていました。
子供達をひとりひとりよく見ていてくれる先生で、事情があって娘がまったく別の地域の中学校へ入学した際にも、娘一人のために入学式の祝電を打ってくれました。(中学の先生が感心して、その祝電をわざわざ娘に下さいました)

その小学校の先生とは今でもラインで繋がっているようです。


娘同様、息子も多くの良い先生に教わりました。

その縁あって、本人も教師を目指して教育学部に通っています。

良い先生方に恵まれ、本当にありがたいです。



元旦に、天皇陛下は東西南北の四方に向かってお祈りを捧げるそうです。


その祈りの内容が次のようなことだそうです。

「もし今年、日本に災いや不幸が起こるのならば、まず私の体を通してからにして下さい。」

日本全土を我が家、日本国民全員を家族と思っていなければできない祈りだと思いました。

偏った思想を持っていませんが、改めて天皇陛下の偉大さを感じました。

我々の一般的な考えに反し、「本当に運の良い人は、何事もない毎日を送る人です。」という意見があります。
私が影響を受けている故・小林正観さんも、そのように言っていました。

運の良い人は、「宝くじに当たる」「玉の輿結婚をする」「危機一髪で災害から逃れる」などと考えられがちですが、そうではないと言うのです。

一例として、松下幸之助さんが若い頃、誤って海に落ちてしまったことがあり、その後「海に落ちても、溺れたり、ケガしたりせずに済んだ私はとても運が良い」といったそうです。
確かに災難に遭ってもケガをせずに済んだ、あるいは一命をとりとめた、というのもある意味、運がよいとも言えます。

ただ、「本当に運がよい、運が強い人は、そのような災難にでくわさない」というのです。
事件や事故に遭遇しない人こそが運の強いということ。つまり、日々特に変わったことが起きずに過ごせる人が運の強い人と言うことだそうです。

なるほど。と、その意見に納得しましたが、たまにハプニングのある生活の方が生きてる実感があり、良いハプニングはその場で幸せを感じ、悪いハプニングはそれを解決できた後に幸せを感じられると思ったりします。

本当は、何事もない日々を「感謝」でき、それを幸せと感じられる人になれるとよいのですが、なかなか難しいですね。

「あなたは今、幸せですか?」と聞かれて、「いいえ」と答えた方。

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現在、世界では1日で4万人が餓死しています。

1日3食の食事を食べることができない人が56億人(世界人口の8割)


あなたは、1日に3食、食べることはできませんか?


「あなたは今、幸せですか?」と聞かれて、「いいえ」と答えた方。


生まれつき盲目の方が、結婚され、数年してお子様に恵まれたそうです。
「あなたは神様が願いを叶えてくれるしたら、何を望みますか?」という質問に

「叶うなら、我が子の姿を見るために1日だけ目を見えるようにして欲しい、それが無理なら1時間だけ、
それでも無理なら1分、いや1秒でも良いです。それも無理なら1瞬だけでも我が子を見たいです。それが神様への願いです。」

神様への願いが「一瞬だけでも子供の姿を見たい」です。

「あなたは、目が見えますか?耳が聞こえますか?話ができますか?」

今自分にないものを嘆いて「自分が幸せでない」と嘆くより、今あるものを数えて、それらを感謝しませんか?

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以上のことを、私自身が人生に対してネガティブになった時に考えるようにしています。

すると、なんて自分は恵まれているのだろうと、感謝の気持ちがわいてきます。


舟を編む時代に乗り遅れていますが、先日、三浦しをんさん原作の「舟を編む」のDVDを見ました。

あまり、期待していなかったのですが、・・・・良かったです。今年一番です。(まだ2月ですが・・・)

その内容は、国語辞典を作る編集者の話なのですが、このDVDを見て、原作を買って読みました。
やはり、原作の方がさらに良かったです。

辞書を作るのに、こんなに地道な努力と熱意が必要だと思ってもいませんでした。

昔からある言葉には、すでに決まった説明文章があり、それを編集者はただ拾っていくだけで、あとは新しい言葉だけを追加していけば辞書ができていくものだと思っていました。

ところが、実際は十数年かけて、数十万の言葉をコツコツと集めていき、その中から辞書に載せる言葉を選び、その意味の説明や実際の使われ方を編集者がひとつひとつ考えていくのです。

それまで、国語辞典に対して、どれもあまり差が無いと勝手に思っていた自分の無知が恥ずかしいです。

そんな訳で、いろいろな辞書に興味を持ちました。

手元には広辞苑があり、電子辞書に明鏡国語辞典が入っているのですが、その他の辞典もほしくなり、
「大辞林」「新明解国語辞典」と古い辞書ですが「言海」を注文しました。

あと、日本国語大辞典が欲しいのですが、値段が高いので、検討中です。(^_^;

先日、チベット医学を体験してきました。

去年の6月にネパールを訪問した際に、見学に伺ったチベット医学の診療所のアムチ(チベット医学の医師の呼び名)が今月、来日されました。
そして、希望者にデモンストレーションをして下さるというので申し込みました。
(アムチは、日本で医師として認められてないため、診察ではなくデモンストレーションという言い回しになります。)

私自身が診てもらおうと思ったのは、特に体調が悪いわけではなく、チベット医学の脈診に興味があったからです。
漢方医学の脈診の見方と相違があるので、どのように見立てるのか楽しみでした。
漢方医学との脈の判断の違いは、臓腑での肝胆と脾胃の場所が逆である点と、女性の場合の心小腸と肺大腸が逆である点です。
また、脈を取る方(医師)の指の内側で臓(肝心脾肺腎)を感じ、外側で腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱)を診るという特徴もあります。
ただ、実際の脈の取り方自体は、漢方医学とほとんど変わりませんでした。そして、脈証の分類は漢方医学の方が多くて、細かいと思いました。

実際の見立ては、私自身の感じているものと大きく変わるところはなく、あまり体調も悪くはないのですが、折角なので、チベット医学の薬をいただいて帰ってきました。
3種類の薬をいただき、朝食後、昼食後、夕食後とそれぞれ違う薬を飲むようにアドバイスをいただきました。

一応、効能を教えていただきました。以下の通りです。

朝:胃の粘液を整える、胃の痛みの緩和、心臓の気を整える

昼:身体の痺れ・神経痛・腰痛の改善

夜:腎臓・冷えからくる症状の緩和、尿疾患・耳鳴りの改善

私自身、他の方(医師など)から、薬を処方していただくのは30年ぶり(高校生の時の交通事故以来)だったので、
とても新鮮な気持ちでした。30日分いただいたので、飲んでいきたいと思います。

なにか体調で変化が起きないか楽しみにしています。(^-^)

以前から感じていた欧米人との感覚の違いで、最近一つ分かったことがあります。

それは、風呂についてです。

欧米人は「親子で一緒に風呂に入る」という事に非常に違和感を感じるそうです。
場合によっては、性的虐待を疑ったりするそうです。
それに比べ、我々日本人は、家族で仲良く、親子で楽しくお風呂に入るということは、まったく普通で自然なことですね。
西洋では、小さい子供をお風呂に入れる(シャワーで流す)際、もちろん子供は裸ですが、親は服を着たまま体を洗う手伝いをします。
日本のように親も裸で一緒に入ることはありません。

シャワー主体の欧米と湯船にゆっくり浸かる日本との違いはありますが、それでも子供と一緒に風呂に入るのに違和感を感じるという点が私にはなかなか理解できませんでした。

「その違和感とはどんなものなのだろう?」・・・・と、考えていたのですが、それが分かりました。

欧米の人にとって、親子でお風呂に入る事の違和感は、親子が裸で一緒の布団に寝るのと同様な違和感だという話を聞きました。

パジャマを着て一緒に寝ることは自然ですが、裸で親子が一緒に寝るのは違和感を感じますね。

なるほど。・・・と思いました。

人種や文化の違いで考え方や感じ方はそれぞれですが、できるだけ相手の気持ちを理解して、仲良くできたら良いと思います。
もっといえば、同じ日本人でも育った家庭が違えば、考えや意識も違っています。それを理解してお互いの考えを尊重できたら、人間関係を楽しく作れると思います。

3日半の予定だった酵素ファスティングですが、希望していた65kg切りができなかったため、1日延ばすことにしました。その結果が以下の通りですが、残念ながら65.3kgと希望の結果とはなりませんでした。
残念。

月曜夜 68.8kg→火曜朝67.8kg→火曜夜67.3kg→水曜朝66.5kg→水曜日夜66.3kg→木曜日朝65.8kg
→木曜日夜66.1kg→金曜日朝65.5kg→金曜日夜65.8kg→土曜日朝65.3kg

体重の落ち方を見ると、次の通りです。(朝の体重)
1日目1.3kg減
2日目0.7kg減
3日目0.3kg減
4日目0.2kg減

やはり、体重が安定していた65.5kgで、体がそこを保とうとしているようです。(ただ、あと数日行えば、もっと結果だ出るものと思いました。)

酵素ファスティングを行った感想は次の通りです。

酵素液は、体に必要な栄養素とカロリーが含まれているため、空腹で辛いということがありませんでした。(ときおり、お腹はグーッと鳴ります。これは、胃腸が次の食事を摂る準備ができているという合図で、胃腸に負担がかかっていない証拠です。)
消化器系を休めているので、体が軽く、調子がよくなりました。

酵素ファスティングを7日間行った方の話を聞くと、ファスティングの後半あたりで黒い便(宿便)がでたそうです。

今回の私の4日間のファスティングでは、宿便らしきものはでませんでした。(ファスティングの初日だけ便は出ましたが、その後はほとんど便はでていません。酵素は必要な栄養素としてほとんど吸収され、残渣がないので当然かもしれません。)

次に酵素ファスティングをする時は、宿便が出るまで、継続してみたいと思います。

ここ数ヶ月、ダイエット相談や漢方相談の患者さんに対して、今まで以上に綺麗に、健康になっていただきたいと考え続け、いろいろlと調べていました。
その結果、体を健康にするだけでなく、漢方の効果を高める作用もあることがわかり、質の良い酵素液を取り扱うことにしました。
その手始めに、自分自身が酵素液を使ったファスティング(断食)をすることにしました。
そのメーカーがお勧めするのは、体調や状況に合わせて、1日断食、3日断食、7日断食とあります。
私は、今週末(土曜日)に外食の機会があるので、とりあえず、昨日(火曜日)から始め金曜日までを予定しています。4日間ですが、実際は3日半の断食として、それから1日を断食後の食事を戻す作業を行います。(断食後はすぐに普通の食事をすると体調を壊しやすいので、肉や油ものを避けた穀物中心の食事にします。)

先日の連休で、家内と旅行に行き、たらふく飲んで食べたので、なんと体重が65.5kg→68.8kgと3Kg以上も増えていました。思わず「どんだけ不摂生したんやねん」と自分でツッコミをいれてしまいました。(まあ普段の休みも好きなように飲み食いするので、1~2kgは増えることがありますので、ありえないことではありませんが・・。)

一応体重の経過は、次の通りです。
月曜夜 68.8kg→火曜朝67.8kg→火曜夜67.3kg→水曜朝66.5kg

希望では、酵素断食を終える時点で65kgを切っていたいと思っています。

酵素断食は、初めてですが、服用している酵素液には体に必要な栄養素がしっかり含まれていて、甘み(カロリー)もあるので、あまり辛くない断食です。(お腹はグーッとなりますが・・。)

短期間の断食ですが、経過をまたご報告します。



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