2009年06月

2009年06月18日

ジーコ時代の悪夢、再び

◆単純な話

もちろん、私は岡田監督がジーコと同レベルだと主張したいわけではない。
前者は曲がり形にも、若手の抜擢、まともな選手起用、適切な交代策が備わっている。
前者が魅力の無い実務的な福田内閣だとすると、後者はアルカイダぐらいの違いがある。


 以前この様に書いたのだが、
今ではこれでも見通しが甘かったのではないかと思い始めている。

 岡田監督は日本が目指すサッカーについて、
守備では数的優位を作ってプレスを掛けること、
攻撃ではサポートを早くしてボールを動かすこと、と述べている
本当に今でも岡田監督がこう考えているかは不明だが、
一応これを前提にして豪国戦のスタメンを見てみよう。


玉田
松井、憲剛、岡崎
橋本、今野
長友、トゥーリオ、阿部、内田
楢崎

 まず守備では早速プレッシングという狙いが破綻している。
松井の守備は期待できないし、玉田・憲剛も微妙なところだ。
岡崎も本来なら走れる選手なのだが、
サイドの守備と前線の飛び出しの2重の負担がかかっており、
しかも交代策がないため90分動きを維持するのは難しい。

 攻撃面でも松井、岡崎、今野の起用は理解できない。
松井はボールスキルはあるが判断が悪く、ボールを受ける動きに乏しい。
この他に玉田もドリブルとスピードはあるものの判断が悪い場面が多く、
スペースを消されてしまうとポストプレーが上手くないので機能しない。
また、サイドアタックを狙うのに中が玉田というのも矛盾している。

 憲剛のトップ下での起用もミスだろう。
彼の川崎でのプレースタイルを考えたら、
どうしても縦に早いスタイルになってしまう。
回りのフォローもないのにポゼスをしろと言うのが無理だ
また、この点についてきちんと憲剛を指導した形跡もない。



◆対案

 それでは誰を起用すればよかったのだろうか。
とりあえずDF4人を固定させた上で対案を考えてみよう。

 プレッシングを機能させようと思えば、前線に守備能力の高い選手が必要だ。
FWでは巻・矢野、SHでは柏木を起用すればいい。

 攻撃面でポゼッションを機能させるにはどうすれば良いだろうか。
遠藤・俊輔がファースト・オプションなのはいいとして、彼らが出場できない時にどうするか。
CHには憲剛の他にも青山や森崎和を使うことができる。
SHにも万能型の小川や、調子の良い石川、他には狩野もいる。
特に小川や石川はボールの受け手やフィニッシャーにもなれるので、
大久保不在の際には貴重な戦力になりうる。

 FWには誰を起用すべきだろうか。
ポゼスとの相性ではポストプレーが上手い選手を使う手があるが、
現状の日本人選手ではあまり適任がいない。
前田か佐藤、あるいは柳沢あたりだろうが、決定力を考えたら佐藤か。
サイドからの攻撃に拘るのであれば、巻・佐藤の優先順位が高い。

 ただし、FWの選択は4−2−3−1の3に誰を置くかも重要になる。
フィニッシャーになれる田中・大久保・岡崎、あるいは小川・石川を使うとすれば、
DFの裏を狙ってスペース・メイクできる佐藤がいいかもしれない。
あくまで憲剛システムに拘って彼のミドルを使いたいのなら、
前田や柳沢を使う手もあるかもしれないが、機能するかどうか…

 実はプレスもポゼスも狙っておらず、
引きこもってロングカウンターを狙っているのかもしれない。
憲剛の起用を考えたら、今の岡田監督の狙いはむしろこちらなのかもしれない。
しかし、だとしたらCBには岩政あたりを呼ぶべきだろうし、
SBも特にハイボールに弱い内田ではなくCBタイプを起用すべきだ。
前線にもスピードを考えて興梠、佐藤、石川、佐々木を使うべきだろう。
SH(WG)に長い距離を走らせたいのであれば矢野を先発にする手もある。

 また、松井や本田の一発芸に期待しているのかもしれない。
その場合には守備をしない・できない彼らのカバーが重要になる。
その意味ではこの試合のメンバー構成は悪くないようにも見える。
数年前のロナウジーニョがいた時のバルサを思い浮かべて欲しいが、
中盤中央の3人とSBが松井をケアをして、逆サイドのWG(岡崎)は長い距離を走る。
ただ、松井はそこまでスペシャルな選手ではないし、この試合でも何もできなかった。
また、その場合にはトップに決定力のある選手(エトー)が必要なので、
やはり玉田の起用には全く合理性がない。


◆選手起用の背景

 つまり、どう考えても岡田監督の選手起用に合理性がないのが分かる。
松井にせよ本田にせよ、ワンポイントでアクセントや切り札にするならともかく、
彼らを、特にスタメンで起用することの理由を探すことは難しい。

 しかし、上手く説明できてしまうマジックワードがある。それは「海外組」だ。

 岡田監督は、選手のタイプや組み合わせなどを全く考慮せず、
なんとなく世間の評判の高い「海外組」を起用しているだけなのではないだろうか。
長谷部が抜擢されたのもドイツに行ってからのことだったし、
機能しないことが分かりきっている稲本や小野が試されたこともあった。
「海外組」で呼ばれていないのは、明確に拒否している森本だけだ。
彼もひょっとしたら1年後に日本代表として出場しているかもしれない。
逆に対案として出された選手は全員がJリーガーとなっている。

 こうしてみると、岡田監督とジーコの間に大きな違いがないことが分かる。
オール・スター的に選手を起用して、後はハッパをかけるだけ。
控え選手の用意・交代策・状況に応じた戦術の無さ、スタメンへの過度の依存、
ジーコ時代に指摘された欠点がそのまま岡田監督にも当てはまっている。
内田や香川といった見た目が派手な若手を偏重する点だけが岡田色なのかもしれないが。


 今の日本代表は想像以上に危機的な状態なのかもしれない。
WCで日本代表は勝てないとは思っていたが、もっと酷いことになるかもしれない。
しかし、それが認識され対処される気配は全く無い。
1年後に、またこう言わなくてはならないのかもしれない。


 それは危機の始まりではなく、幻想の終わりである


meitei2005 at 22:41|PermalinkComments(8)TrackBack(0) 岡田ジャパン 

オーストラリア対日本

WCアジア最終予選、2−1


・日本のスタメン

玉田
松井、憲剛、岡崎
橋本、今野
長友、トゥーリオ、阿部、内田
楢崎


◆箇条書き

・シュート数は9−10。しかし、
・ペナ内の危険なシュートが多い豪国
・玉田や松井の可能性0のミドルの日本

・支配率47−53、CK5−8では負けて当然

・MFの選手層の薄さと松井の起用
・欠場者がMFに集中したため
・阿部のCB起用でさらに問題が深刻化

・前回の豪国戦と同様に攻撃の形なし

・一方の豪国は最低限の攻撃の形
・ケネディへのロングボール
・ケーヒルの飛び込み
・阿部のCB起用で効果的に

・なぜ阿部をCBに起用するのか?
・ボールを支配してラインを上げていたオシム時代とは意味が全く異なる
・控えのCBをいつまでたっても用意できない

・サイドの守備は相変わらずボロボロ
・なぜSHはサイドの守備を免除されるのか?
・サイドをきちんと守れるSHを用意する気がないのか?

・玉田の起用
・メリットなし
・最近、彼が出た試合で良かった事がない

・憲剛トップ下
・意味不明

・松井の起用
・不可解

・内田の起用
・何をかいわんや


meitei2005 at 01:03|PermalinkComments(12)TrackBack(0) 岡田ジャパン 

2009年06月12日

苦戦に見る岡田ジャパンの可能性

WCアジア最終予選、ウズベキスタン対日本(0−1)、日本対カタール(1−1)


・日本のスタメン(ウズベキスタン戦)

岡崎
大久保、憲剛、俊輔
遠藤、長谷部
長友、トゥーリオ、中澤、駒野
楢崎

・日本のスタメン(カタール戦)

玉田
岡崎、憲剛、俊輔
阿部、橋本
今野、トゥーリオ、中澤、内田
楢崎


◆悪コンディションの原因とは

 この2試合で興味深かったのは、選手のコンディションが非常に悪かったことだ。
テクニックを期待される俊輔・憲剛にはミスが目立ち、
チーム全体も前半途中からペースを落として攻められる時間が長かった。
もちろん、岡田ジャパンの戦術がショボいから疲労の蓄積も早いのだと言う事もできるが、
そもそもそれ以前の基本的なプレーでミスが多かった。
俊輔・長谷部、強いて言うならACL参加の遠藤・憲剛に疲労はありえるが、
その他の選手の動きまで悪かったことの説明は難しい。

 これがカタール戦だけの現象であれば理解できる。
中3日、中央アジアからの移動、WC出場を決めた気の緩み。
しかしウズベキスタン戦については事情は全く異なる。
まだWC出場を決めておらず、その前のベルギー戦から中5日あって、
しかも相手が弱かったとはいえベルギー戦のコンディションは良かった。

 常識的に考えれば全く理解できないコンディションの低下だ。
普通に説明しようとすると、コンディショニングの失敗か、
チーム内で風邪かインフルエンザの流行ぐらいしか考えにくいが、
病気という話は聞いていないし、今更コンディショニングの失敗もあるまい。

 1つの説明として、岡田ジャパンは特定の中心選手に依存する部分が大きく、
その選手が疲れてしまうと全く機能しなくなる、という可能性はある。
名前の出た俊輔・遠藤・憲剛・長谷部が疲れたり出場できないとチームは機能せず、
他の選手もまるでシーズンを終えた時期のような動きしかできない。

 しかし、もう少しポジティブに考えると全く違う見方もできる。
つまり、これだけコンディションが悪いということは、
試合の間の練習を相当ハードにしたのではないか、ということだ。
そういえば、アジア杯においてオシムも試合の前後に相当練習をしていた
そして、そこでオシム・ジャパンの基礎が築かれ、
カメルーン戦・スイス戦・エジプト戦の勝利につながって行った。
ほぼWC出場を決めている岡田監督すれば、
アジア相手の試合なんざは練習にすらならないから、
それなら練習を必死でやって連携を上げたい、と。


◆選手起用と戦術

 そう考えると、不可解な選手交代も理解できる。
ウズベク戦では相手に押し込まれた後半に憲剛と本田を交代。
運動量もスピードもない本田は中盤の守備にもカウンターにも役に立たない。
普通だったら阿部・橋本・今野を投入して運動量を増やすべきだ。
そんなことは岡田監督は百も承知で、選手に過剰な負荷をかけたのだろう。
カタール戦の松井や本田の起用も似たような線だ。

 また、特にカタール戦でのサイドの守備戦術のなさも同様だろう。
カタール戦では右に俊輔、左に岡崎、トップに玉田、トップ下に憲剛だった。
まず俊輔のサイドの守備は甘くなりやすいが、
それ以上にFWがサイドを守れるわけもない。
日本は左サイドを崩され、ボランチが引きずり出され、そこからピンチを作っていた。
勝たなくてはならないカタールがSBも積極的に来るのも当然で、
そこをケアしなかったのは常識的に考えると理解できない。
この点についてはhumeさんの議論が詳しい

 これも「敢えて」の無策だと考えられる。
強豪相手だと攻撃力のあるSBが控えていることが多い。
岡田監督は攻撃を優先させたいのだが、そうするとサイドの守備が難しくなる。
その場合にはボランチがサイドのケアをできなければならないし、
中央はアーリークロスを跳ね返さなくてはならないし、
多少押し込まれてしまってもそれを跳ね返さなくてはならない。
「世界ベスト4」を目指すのだから、カタール相手に、
しかも疲労を抱えていてもこれくらいはできて当然だろう。


◆全ては強豪との試合で明らかに

 こうした修行の成果は今後の強豪との試合で明らかになるのだろう。
次の豪国戦は俊輔・大久保・長谷部・遠藤・本田が帯同せず手抜きモードだが
9月にはオランダ・ガーナとの試合があるし
10月には、俊輔絡みの金儲けという悪い噂もあるが、
欧州予選グループ9でオランダに続き2位になっているスコットランド戦もある
ポルトガルから親善試合のオファーを受けたという話もある

 こうした試合で内容のある試合をできれば、
この2試合の悪評を払拭することができるだろう。

 そこで全く見込みのないサッカーを見させられたらどうか。
それは、ジーコの時には発揮されなかった
日本サッカー界のリスク管理能力が問われるのだろう。

meitei2005 at 00:27|PermalinkComments(8)TrackBack(0) 岡田ジャパン 

2009年06月04日

ディテイルの欠如

J10節、柏レイソル対浦和レッズ、2−3

連戦最後の試合。雨で滑りやすいピッチ。


◆追。戦術変化に対応できない集団的無責任体制?

 木崎伸也という人が、この試合にも言及しながら、
下位に低迷しているチームには相手の戦術変化に対する対応力に問題があるとしている。
もちろん、下位チームは大体のところ全体的に能力が劣るものなので、
相手の戦術変化に対する対応力も低いことが多いと思われる。
しかし、この試合に関しては彼の議論は当てはまらないと思う。

 まず、トゥーリオが中盤に上がる前から柏は自陣にベタ引きになっていて、
中盤がなくなってセカンドボールを拾えなくなっており、
浦和の中盤の選手にプレッシャーをかけられなくなっていた。
トゥーリオがあがった場合は鈴木がDFラインに入ってカバーしていたので、
中盤の人数だけを見れば特に増えていたわけではない。

 確かに鈴木よりもトゥーリオの方がパス能力が高いため、
トゥーリオが中盤に入った方が柏にとってはリスクが大きくなる。
だからトゥーリオにマークを着けるべきだった、と言うことも不可能ではないが、
対応力以前に柏は中盤の守備を構成する能力を失っていたわけで、
個々の選手が例え戦術眼に優れていて「MFトゥーリオ」のリスクを把握したとしても
対応不可能な状態だったと考えられる。

 そもそも、この文章は意味不明な点が多い。
下位チームは後半に失点が多いことから対応力に問題があると議論しているが、
単純に体力的に劣るのかもしれないわけだし、
前半に技術や戦術を体力で補っているから後半にガス欠になるのかもしれない。

 最後のブンデスとの比較でJリーグを批判する文章は最悪。

 ブンデスだと個人の責任がしっかりしているから守備が堅いが、
Jリーグだと「組織的守備」のお題目の元に責任がぼやけているそうだ。
しかし、マンマークで個人の責任をはっきりさせたがゆえに、
トゥーリオのような後方から上がってくる選手のマークがいないことはよくある。
それこそ自分のマークの責任を全うしがたゆえに、
トゥーリオがフリーになったと言う事も可能だったはずだ。

 そもそもブンデスだろうがJリーグだろうが地方のアマチュアのリーグだろうが、
「下位チーム」というのは得点よりも失点が多いから下位にいるわけだ。
ブンデスリーグを見ても、下位チームは得点が少なく失点が多い。
守備での甘さは絶対に許さない雰囲気があろうがなかろうが、
現に失点をしているわけで相対的には守備が堅くない。
ブンデスのデータをとっていないので分からないが、
ブンデスだって下位チームは後半の失点が多いのではないだろうか。
それともブンデスの下位チームは前半早々に失点して試合が終わってしまうのだろうか。

 無能な海外帰りが外国の話を得意気に話すことは日本でよく見る光景だが、
外国を特に精神面で持ち上げ日本を扱き下ろすのは典型的なパターンでもある。
「個人のドイツ」「組織の日本」という日本のステレオタイプに阿りながら、
下らない文章を書いているという自覚があるのだろうか?
後進的なドイツは「個人」の確立が弱かったがために、
「自由からの逃走」を招いてナチズムの台頭を許した、
という別のステレオタイプをぶつけたら筆者は何と答えるだろうか?
「追求するプレスの見る目と伝える力」を云々する筆者だが、
これがブラックユーモアにしかなっていないことに気づいているだろうか?


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・柏のスタメン

北嶋(9)
栗澤(28)
菅沼(15)山根(18)杉山(34)李(20)
石川(4)近藤(3)古賀(5)小林(13)
菅野(33)

・浦和のスタメン

エジミウソン
原口、山田直、ポンテ
阿部、鈴木
細貝、トゥーリオ、坪井、山田
都築


◆セットプレーから3点

 得点経過からも分かるように、両者ともにセットプレーの守備に問題を抱えている。

 柏は高さのない小林(176cm、72kg)がエジミウソン(183cm、77kg)のマーク。
当然のことながらここが浦和の狙いどころとなり、実際に2得点を奪われている。
CK4本で2得点という効率の良さは驚く他ない。
柏は古賀(185cm79kg)近藤(180cm76kg)石川(180cm73kg)がいるが、
それぞれトゥーリオ(185cm82kg)阿部(177cm77kg)細貝(177cm64kg)のマーク。
後知恵になるが、細貝よりはエジミウソンの方を優先させるべきだったし、
李(182cm、74kg)をマークにつけてもよかったはずだ。

 浦和の方は坪井の個人的な問題が多い。
24分の1失点目では近藤のマークがずれ、
なんとかその前でボールをはじくものの、ゴール前にこぼしてしまい、
石川にダイレクトシュートを叩き込まれてしまった。
またその前の2分のセットプレーでも近藤をフリーにしてしまっている。
(77分にも近藤がセットプレーの流れからのクロスでフリーでヘッドをしているが、
 これはニアでフリーになった李への対応もあったので仕方ない)


◆柏の守備戦術の破綻

 この試合の前半、柏は浦和相手に上手く守っているように見えた。
李を右SH、栗澤をトップ下においての4−4−1−1で、
DFとMFの2ラインをしっかりと作ってゾーンで守る。
細かく動いてパスをつないでくる浦和相手には正しい作戦に思えた。

 サイドにボールが入るとSBとSHで挟みに行くし、
中央だとボランチが対応して栗澤が降りてきて挟んでしまう。
北嶋は坪井にボールを持たせてトゥーリオへの横パスを妨害。
トゥーリオがボールを持って上がってきた時の対応に不備も見られたが、
浦和はピッチコンディションや連戦の疲れもあって攻撃に苦労していた。

 しかし、後半に入ると守備戦術が機能しなくなる。
攻め込まれるとDFラインが押し上げられなくなり、
ボランチがDFラインに吸収されて中盤に人がいなくなり、
セカンドボールを拾われて波状攻撃を食らう典型的なマズいパターン。
11分に北嶋をスピードのある大津に変えてカウンターを狙うも、
スピードのある坪井と広い範囲をケアできる鈴木相手に不発。
サイドの深い位置からのクロスとMF前からの放り込みは甘受する体勢に。

 問題は、DFライン制御にもあるが、おそらくボランチとDFの受け渡し。
浦和の中盤の選手が前に出ると、ボランチがそのまま引きずられることが多い。
セットプレーのマーカーもそうだが、新人監督の粗が目立つ。


◆浦和の攻撃陣の力不足

 しかし、ベタ引きの柏相手に、浦和がセットプレーでしか、
しかも後半40分になるまで追いつけなかったのも事実。
左SBの細貝のクロスの精度低さといった問題もあるし、
そこをサントスと交代させない監督の問題もあるのだろうが、
やはり前線のパワー不足はいかんともし難いものがある。

 疲れからかミスが目立った原口を後半から高原に代えたのだが、
彼が何かプレーをしたという記憶がほとんどない。
これだったら早々にトゥーリオを上げた方がマシ。

 今季の浦和は13試合で17得点12失点と、守備は復活しているものの、
パスサッカーが機能していると言われる割には点が取れていない。
新人原口に多くを期待するのは酷なのだろうが、
エジミウソン以外に得点源がないのが辛いところ。
田中が帰ってくるまでは厳しい試合が続きそうだ。
もちろん彼が「新レッズ」で機能する保障もないが…

meitei2005 at 00:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0) Jリーグ09 

2009年06月02日

日本対チリ、日本対ベルギー

試合内容についてコメントはともかく、
チリとベルギーの選手についての情報をまとめようと思ってましたが、
いいサイトを見つけたのでリンクを張っておきます
あと、日本のJリーガーにとってコンディションはピークに近いのに対し、
対戦相手はシーズン終了間際の最悪の時期であることも付記しておきます。

また、対戦相手のレベルが低いことが問題視される日本代表ですが、
スポナビの日本代表の日程表も付け加えておきます
もしこの日程で進むのであれば、まともな強化は期待できないでしょう。

追)ちなみに、日本代表は9月にオランダ・ガーナと試合をする予定があるようです
オランダは確実にWCに出場するでしょうし、ガーナもその可能性の高いチーム。
ここが岡田ジャパンのテストになるんじゃないかと思います。

meitei2005 at 14:43|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 岡田ジャパン