2009年08月

2009年08月31日

チェルシーの経過報告

プレミア4節、チェルシー対バーンリー、3−0


◆チェルシーのスタメン

ドログバ、アネルカ
デコ
ランパード、エッシェン、バラック
A・コール、テリー、カルバーリョ、ボジングワ
チェフ


◆選手起用

・トップ下

 システムは4−3−1−2という基本線こそ維持されているが、
それを担う選手と運用法で微妙な修正を続けるアンチェロッティ=チェルシー。
この試合の最大のポイントは、これまでランパードが基本となっていたトップ下に
デコを起用してきたことだった。

 デコをトップ下で起用した最大の理由は
ランパードのバックアップとしてでデコが使えるかのチェックだろう。
おそらくトップ下としてランパードが最優先なのは間違いないし、
頑丈な彼が長期離脱する可能性も高くはないのだが、
各ポジションに控え選手を用意しておくことは必要だ。

 もう1つの理由はデコ・トップ下、ランパード・SHをオプション、
もしくはファースト・オプションにする可能性を模索したというもの

この試合でもバラックのゴールを生んだ2点目の場面で
ランパードは左サイドの追い越しからクロスでアシストしており、
こうしたダイナミックな動きをより生かせる可能性もある。
デコのトップ下もそのパス能力を生かせる可能性がある。

 結論から言うと、現状ではトップ下としてのデコはランパードの控え止まりだろう。
狭い局面だとどうしてもフィジカル・コンタクトが増えてボールを保持できない。
さほど俊敏性が高いわけでもないので、狭いスペースで勝負するのはキツそうだ。
バラックにラストパスを出したシーン以外で決定的なパスはなく、
結局は下がってきてボールをさばく仕事が多くなっていた。


・右SB

 もう1つのポイントは既に3−0とリードしていたとはいえ、
後半20分という比較的早い時間にボジングワとベレッチを交代させたこと。
コミュニティーシールドではマンU相手にイバノビッチを右SBに起用したが、
その後はボジングワを4戦連続でスタメン起用している。
おそらくこちらもボジングワが最優先なのだろうが、
控え選手の用意とモチベーションの維持、
またはボジングワのコンディションを考えての交代だと思われる。
ベレッチはまだコンディションが十分ではなさそうだが、
ボジングワ不在時の攻撃的SBとして使えるだろう。


・CB

 ローテーションの中で取り残された感があるのがアレックス。
しかし、高さと強さという点ではカルバーリョとイバノビッチを上回る。
テリー欠場に備えて彼の組み込みも進めておきたいところだ。
現実的には当座のところカップ戦要員となるのだろうが、
デラップ擁する5節ストーク戦では防空要員としてスタメンもありえる。
バラックがいれば防空体制も十分だし、
カルバーリョからの組み立ての練度も上げておきたいところなので、
可能性はあまり高くはないとは思うが。


◆今後の展望

・充実の序盤戦

 ローテーションとベストな選手起用を模索しながら、
中心選手の起用を続けて4連勝と最善の結果も残しているチェルシー。
アンチェロッティは素晴らしい滑り出しを見せている。

 選手のモチベーションも高そうで、
あんなに躍動するA・コールを見るのは何年ぶりだろうか。
ドログバがやる気に満ちているのも衆目の一致するところだ。

 リーグ戦を戦う上で大きいのは、攻撃の形が見えていること。
サイドにWGを置かない現状のシステムは
運動量と技術のあるSBの攻撃力を引き出していて、
2トップはコンビを成熟させてきており、
中盤の選手もそれぞれのやり方で得点に絡んできている。
状況によってはCBであっても積極的に攻撃に関与している。
攻撃に多様性があるため得点力不足に陥る可能性は低く、
その結果として全ての試合で複数得点をあげている。

 持ち前の高い守備力があるため、失点数が増えることは考えにくく、
選手のローテーションで疲労とスタメンの欠場対策も進んでいて、
よほどのことがなければ順調に勝ち点を増やしていけるだろう。
カルバーリョからの組み立てやセットプレーからの得点など課題もあるが、
このあたりは時間が解決する問題だと思う。


・課題

 しかし、これまでの相手はハル、サンダーランド、フラム、バーンリーと
比較的自力に劣る下位チームが多かった。
最初の山場は6節の好調トッテナム戦になるだろう。

 プレミアはビッグ4と呼ばれるチームに次いで、
エバートン、アストン・ビラ、トッテナム、マンCが2番手につけている。
(ゾラが就任したウェストハムもここに入ってくるかもしれない)
彼らが優勝する可能性はかなり低いものの、
トップ4を狙いながらUEFA出場を確保しようとするチームだ。

 このあたりのチームは前線に攻撃力のある選手か、組織力を備えている。
前者でいうと、ビラにはアグホンラホールとアシュリー・ヤングがいるし、
トッテナムとマンCは前線がビッグ4並にアタッカーが揃っている。
(トッテナムはモドリッチの負傷が痛いが…)
組織力という点ではエバートンやウェストハムはレベルが高いし、
アストン・ビラもマーティン・オニールの教育が行き届いている。

 次のチェルシーの課題は、こうしたレベルの相手に、
特にアウェイで高い確率で勝てるかどうかになってくるだろう。
現状の流動的な攻撃は、引いて守る格下相手には有効だが、
それなりに反撃力がある相手にはリスクも高い。
流動性を維持しながらもどれだけリスクを抑えられるか、
あるいはリスクを抑えながらも攻撃力を維持できるか。

 現状では支配率も高く相手を攻め立てる時間が長くなっており、
選手は基本的にやりたいことを思いっきりやることに集中すればいい。
しかし、上で挙げたようなチーム、
特に強力アタッカーを擁するビラ・トッテナム・マンCに対しては、
それなりに相手の良さを消すことも必要になってくる。
これは従来チェルシーが得意としてきた部分だが、
それを現状の良い部分、流動性と多様な攻撃パターンとどう両立させるか。
今後の展開を予想する上でトッテナム戦は注目だ。

meitei2005 at 16:17|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 欧州09-10 

2009年08月19日

プレミア展望

◆優勝争いは混戦模様

 マンU、リバプール、アーセナルが力を落とす一方、
チェルシーは選手を維持したままで一流監督を招聘。
優勝争いはマンU、リバプール、チェルシーの三つ巴で混戦模様。

 台風の目はマンCだが、CBの補強がどうなるかや、
過剰気味の前線の選手を使いこなせるかに疑問が残る。
エバートンやアストン・ビラは相変わらず「良いチーム」止まりだろう。


◆マンチェスター・ユナイテッド

 3連覇中のマンUだが、優勝確率は30−40%といったところか。
ロナウドとテベスが抜け、オーエンとバレンシアを補強。
しかし、ナニ・バレンシアとSHが力不足なのは間違いない。
昨季も得点数は38試合で68点と決して多くはなかったが、
それが更に低下してしまう可能性すらある。

 昨季は一昨季に比べ得点が80から68と大きく低下し、
失点も22から24とほとんど変わらなかったのにもかかわらず、
勝ち点は87から90と逆に上がっている。
これはシーズン途中に無失点記録を作った時期に1−0で勝ち続けたのが大きい。
僅差で勝ちきる勝負強さは素晴らしいが、
逆に言うと相手を圧倒する力は一昨年ほどではなかった。

 得点力低下の最大の要因はカウンターからの得点の減少だが、
この原因として(1)相手の対策が進んだことと(2)FWの問題、が考えられる。

 昨年、スタメンFWはテベスからベルバトフに代わった。
数字だけを見ると一昨季のテベス14点に対して昨季のベルバトフ9点なのだが、
ベルバトフはアシストも多いし「個人の決定力」が差になっているわけではない。
むしろこの二人の差は守備能力の部分で大きい。
ベルバトフはテベスと異なり守備能力・意識が低いため、
チーム全体のプレスのかかりが悪くなっており、
ボールを奪う頻度が低下すると同時に、その位置も下がっている。

 プレス・カウンターの能力が落ちている上に、
FWの相性もよくなく、頼みの綱のアタッカーの個人技もない。
これでは苦戦は必死だろうが、どれだけ守備陣が耐えられるか。


◆リバプール

 シャビ・アロンソを失い、アクイラーニ、グレン・ジョンソンを獲得。
アロンソの穴を怪我が多いアクイラーニがどれだけ埋められるかは疑問。
トーレス、ジェラード不在時の得点力の低下は続くだろうし、
去年の成績を上回る可能性はあまり高くはない。
去年ブレイクしたカイト・ベナユンあたりが好調を維持できるか。


◆チェルシー

 今季、最も注目したいのはチェルシーだ。

 アンチェロッティは4−3−1−2を採用している。
これは現有の戦力から考えて合理的な戦術だと考えられる。

 まずドログバ・アネルカの2枚看板を無理なく使えるし、
ランパードの自由度を高めることも可能になる。
J・コールが怪我が多く大したWG・SHがいない一方、
エッシェン・ミケル・バラック・デコ・ベレッチとCHタイプは豊富。
サイドアタックは大したことないマルーダも、
運動量が多くサイドのプレーが得意なCHだと思うと悪くはない。
また、ボジングワやA・コールの技術と運動量も生かせる。
SB以外は控えの層も厚く、怪我や連戦にも強そうだ。

 また、プレミアには攻撃力の高いSBが多くないことも大きい。
4−3−1−2はサイドに隙を作るのが難点だが、
相手のSBの攻撃力が低ければあまり問題にならない。


◆アーセナル

 例年のように主力を引き抜かれて新シーズンを迎えるアーセナル。
実はアデバヨールとトゥーレの移籍による実力低下はそれほどでもないが、
かといってそれで力が上がるはずもない。

 ベンゲルはベントナーをWGに使う4−3−3を用いているが、迷走は今年も継続する模様。
エドアルドが復帰し、ここにロシツキーも加われば攻撃陣は豪華になる。
ただCFに適任がいないことや、CHがイマイチなことなど問題も多い。
2人ぐらいブレイクしてくれないと優勝争いに加わるのは難しい。

meitei2005 at 23:14|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 欧州09-10 

2009年08月13日

オレタルるート

萌えるぜ 無気×タルるート
だって 友達なんだろう
らくちん オレ 警備員
きっと なんでも出来る
だけどホントの魔法は ジブン探せ!
いつもそばにいるサ…

meitei2005 at 10:53|PermalinkComments(2)TrackBack(0)