2010年01月

2010年01月29日

親子丼のジレンマ

親子丼って本当においしいものですね。

私は鶏肉と甘辛い汁が好きなので大好物です。
しかし、親子丼を外で食べようとすると難しい問題が・・・

外食の親子丼のラインナップを値段順に並べると、

学食(300円程度)<なか卯(490円)<定食屋・蕎麦屋(500-800円)<鶏専門店(800円−)

大体のところ値段に比例して鶏肉の質が上がっていくんですが、
それに反比例して汁の量が少なく味も薄めになっていきます。
もちろん鶏(と卵)の味を楽しむには仕方ないんですが、
あまりに上品な感じになると満足感がなくなってくる。
もともと丼モノなんて下世話な食べ物なんだから
ガッツリ食わしてほしいところなんですが・・・
かといって、なか卯だと流石に鶏肉の質が低くなるし・・・

庶民的な定食屋の親子丼がおそらくベストなんでしょうが、
そもそもやっている店が限られている上に、
ランチタイムしかやらないところが多いから
メチャクチャ混んでいて入りたくない・・・

鶏と汁は好きでも人間は嫌い、そんなとりレンマでしたとさ。

meitei2005 at 17:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 社会 

2010年01月15日

「大人かわいい」:吐き気を催す生物学的背景

幸か不幸か、下の映像は画質が悪いお陰で破壊力が低下しています。

http://www.youtube.com/watch?v=vPw0h9yyKx8
http://www.youtube.com/watch?v=rnXz6eqwUWQ&NR=1

最近、街中でもやたらとこういった人を見かけるようになってきました。
私の周りにもこういったタイプの事務の女性がいるのですが、気持ち悪い。
最近係わり合いがなくなったのは本当にラッキーでした。

しかし、冷静に考えると彼女たちの何が気持ち悪いのかは分かりにくい。
極端にファンシーな格好は問題外だとしても、
ピンクの服を着てたり多少フリルがついていたとしても、
(もちろん年齢関係なく似合う・似合わないはあるでしょうが)
それだけでは気持ち悪くならないこともあります。

そこで、込み上げる吐き気を必死にこらえながら、
たまたま電車で遭遇した「大人かわいい」女性を見ながら考えていたのですが、
おそらく最も重要なポイントは「短いスカート」なのだと気づきました。

長いスカートやズボンを穿いている女性であれば、
少々変わった格好をしていても趣味の範囲だと感じられます。
またかなりぶっ飛んだ格好をしていたとしても、
馬鹿だとは思われるでしょうがそれほど気持ち悪くはならない
(なったとしても若い女性がやった場合と大差ない)
しかしその他がマトモっぽくても、短いスカートを穿いているとそれだけでアウト。

もちろん、短いスカートを穿くことはその他の服装との兼ね合いもあります。
若い女性の服装はどうしても短いスカートが多いですから、
「かわいい」格好をしようとしたらどうしても短いスカートが多くなる。

「短いスカート」の何がマズいかというと「足が出る」から。
足を出すのは最も手っ取り早いセックス・アピールで、
これをそれに相応しくない年齢の人にやられるとかなり厳しい(*)
同様の理由で、若くても不美人だとやはり気持ちが悪くなります。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20091119_body_bare/

こう考えてみると、女性のファッションといっても露骨な背景があるわけで、
それに反した人に対して生理的な嫌悪感が沸くのも自然なことのようです。



(*)ただ、一枚の布を巻きつけて腰でとめた形の「ラップ・スカート」で
長さが膝ぐらいであればセーフな場合もあります。
上手くやれば知的な印象も与えられるので。

meitei2005 at 18:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 社会 

2010年01月05日

チェルシーFC対フラムFC

プレミア20節、2−1


・チェルシー

ドログバ、カルー
J・コール
ランパード、ミケル、バラック
ジルコフ、テリー、カルバーリョ、フェレイラ
チェフ


・フラム

ザモラ、ゲラ
ダフ、マーフィー、ベアード、デンプシー
コンチェスキ、スモーリング、ヒューズ、ペイントシル
シュウォーツァー


◆不調のチェルシー

11月までは、ライバルのビッグ4を全て蹴散らすなど好調だったチェルシー。
プレミアでは14試合で12勝2敗としっかり勝ち星を積み重ねていた。
ところがマンCに1−2で逆転負けを食らったのがケチのつき初めで、
その後はエバートン3−3、ポーツマス2−1、ウェストハム1−1、バーミンガム0−0と
格下相手に勝ちきれない試合が続いていた。

ただ、これも運が悪いだけだと考えることもできる。
マンCは選手の質だけで言えばビッグ4に匹敵するレベルだし、
その相手にアウェイとなったら苦戦するのも仕方ない。
エバートン戦は不運な失点が続いただけだ。

ただ、その背後ではチェルシーの構造的な問題が見え隠れしていて、
それが顕在化しているという面もある。
特にここ4戦の格下相手での苦戦はそれが大きい。


・ベテラン勢のコンディション

チェルシーが全体的に高齢化していることは何度か指摘したが、
試合数が多いこの時期になってその問題が顕在化してきている。
この問題は当初から予想されたことで、
当然アンチェロッティもターン・オーバーを使って対応している。

しかし、選手層の薄いFWとチームの中心のランパードの代えはきかない。
FWに関してはアネルカ離脱のダメージが大きいが、
控えのカルーが全く役に立っていなかったことも頭が痛い。
スターリッジは面白いプレーを見せてくれるのだが、
やはりまだ若くて総合的にチェルシーの戦力にはなれていない。

ランパードは得点のほとんどがPKであることからも分かるように、
シーズンを通して調子が良くないようにも見える。
特にミドルの精度が低いのが目に付く。
しかし、ゲーム・メーカーは現状ではランパードだけなので代えはいない。
本来ならパサーのデコを使いたいのだが、肝心の時に負傷。
また、思ったほどバラックがチームを仕切れていない。

左SBのバックアップの用意も遅れた。
シーズン当初は絶好調だったA・コールにも疲れが見える。
本来ならジルコフが控えになるはずだったのだが、
ここのターン・オーバーをなかなか使えていなかった。


・チェフとDFの連携

これもこの試合で垣間見れていたが、ハイボールの受け渡しでミスが多い。
エバートン戦でもこの問題から失点している。
おそらく、チェフが飛び出す判断が安定していないために、
DFが受け渡す範囲をつかみきれていないのだと思われる。


・アンカー

基本的にはエシエンがスタメンでミケルが控えなのだが、
エシエンが長期離脱をしてみると特に守備面での粗が目立ってきた。
ミケルは期待された割にはいいプレーをできていない。
運動量を多くして広いスペースをカバーするわけでもなく、
バイタルを適切に埋めて相手の攻撃の目をつむわけでもない。
攻撃面でも大きなパスを散らせるわけでもなく、
狭い局面でパスを受けて前を向いてパスをつなげる訳でもない。
現状ではエシエンの完全な部分集合になっている。


・トップ下

現状ではJ・コールかランパードが入るトップ下。
しかし、ランパードが入る場合には左SHがマルーダになり、
ここでのクオリティー低下が大きな問題になっている。
ただ、この問題はジルコフが左SHで使えれば解決するかもしれない。

J・コールが入る場合でも機能しないことが多い。
ここは未確認な部分も多いのだが、彼の仕事量が少ない気がする。
まだコンディションが十分に回復していないのかもしれない。

トップ下の問題はランパードの不調とも関係があるかもしれない。
現状では動けてパスをつなげる選手がランパードしかいない。
そのため、ゲームメークで彼に負担がかかっている。
トップ下に動けてパスをつなげるタイプを補強し、
ランパードは数年前の2列目のアタッカーというプレーを多くして、
J・コールは控えにした方がチームとしてはバランスがいい。

しかし、本来ならデコに期待したかった「動いてパス」は難しい。
そこで補強となるが、理想的なのはセスクだろう。
ただあまり現実感がないので、マンCのアイルランドや
トットナムのモドリッチあたりに目をつけておきたいところ。


◆フラム戦後半での改善点

・サイド・アタック

フラム戦の後半ではチェルシーに改善が見られた。
これまで押し込んだ相手に対してのチェルシーの攻略法は、
アネルカがサイドに開いてSBのフォローを受けながら1対1で仕掛け、
そこからミドル、クロス、サイドチェンジ、横パスからのミドルといった
多様な攻撃パターンを駆使することだった。
この場合にはクロスに備えてランパードやバラックがゴール前につめている。
しかし、アネルカの離脱でこのパターンが使えていなかった。

しかし、この試合の後半からはカルーがこの仕事を受け持っていた。
スピードと俊敏性は高いので、このプレーなら彼の良さが生きる。
(なぜこれまででこのプレーを見せなかったのかというのは疑問だが・・・)

後半25分にはミケルとスターリッジを交代させて3トップにし、
スターリッジも同じようにサイドからアタックを仕掛けていた。


・イバノビッチのクロス

ドログバのゴールを呼び込んだのはイバノビッチのクロスだった。
伏線としてチェルシーの左サイドからの攻撃が機能して逆サイドの守備が手薄だったこと、
フラムの右SBペイントシルが交代してボランチのベアードが右SBに入っていたこともあるが、
イバノビッチのクロスは珍しく精度が高く、ファーのドログバにピンポイントで合った。

右SBのクロスの精度もチェルシーの抱える問題点の一つ。
ただ、イバノビッチの起用は守備面での安定感も生み出していて、
ボジングワが帰ってきたとしても難しいところ。
守備でも堅くてクロスの精度も高いSBは世界でも数人。
例えばセルヒオ・ラモスだが、マドリーが彼を手放すとは考えにくい。
右CBに世界最高峰の選手を連れてきて守備力を上げる手もあるが、これも難しい。
現状ではイバノビッチのクロスの精度が上がることを期待するしかない。

meitei2005 at 15:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 欧州09-10