2011年01月

2011年01月24日

日本対カタール

アジア杯準々決勝、3−2


・日本のスタメン

前田
香川、本田、岡崎
遠藤、長谷部
長友、今野、吉田、伊野波
川島

・カタールのスタメン

アフメド12、セバスチャン23
エル・サイード16、リズィーク7、ローレンス4、ハミド・イスマイール2
マジェド13、アル・ガニム18、ラジャブ6、メサード8
ブルハン1

マジェドは負傷で前半14分にムフタム19に交代。


◆試合展開

序盤に日本はロングボールを多用。
吉田が長いボールをけるがつながらない。
逆にロングボールを入れられるとヘディングのクリアが怪しい。

前半11分に日本は失点。
伊野波のライン制御のミスもあるが、
吉田の1対1の対応も酷かった。
切り替えししかない相手に対して不用意に間合いをつめ、
簡単に外されシュートを打たれた。

この時間帯はカタールの左SBマジェドが負傷退場している時間。
左SHがDFラインに入っていて、カタールは4−3−2に。
今野から隙の出来たスペースの伊野波へ浮きパスが通る。
しかし、伊野波は立ち上がりの作戦通りにロングボールをいれ、
跳ね返されたところからの展開だった。

前半27分に日本が同点ゴール。
左から右、左とボールをつないで
ボランチ二枚とCBを香川にひきつけてバイタルでフリーの本田へ。
ワンタッチでフリーの岡崎に浮きパスを通して、
GKの上にシュートを浮かせ、香川がつめた。

この後は日本がボールをつないで、カタールの足は止まる。

後半立ち上がりは前田のミスが2つ続く。

カタールはFWアフメドが右に開き、
イスマイールがCHに入って4−1−4−1へ。
後半の立ち上がりこそカタールが出足のよさを見せるが、
それも5分程度で終わり日本が次々にチャンスを作る。

15分に吉田のミスから吉田の退場。
そのFKで、直前に左SHサイードと交代していたモンテシンが直接ゴール。
壁が1枚でニアに一直線のシュート・コースを空けてしまった。

前田と岩政の交代。
守備時には本田1トップの4−4−1に。

リードをしたカタールは引いて守ってくる。
日本は1人少なくなってからも
カタールが4−1−4−1で前から来ないので
ボール回しが楽になって助かっている。
33分にローレンスが前から追おうと指示を出すが全体がついてこない。
攻撃になってもカタールの攻めに怖さは無い。
SBあたりにキックの精度はないので、
引いて守ってしまえばミスをしない限り崩されない。

25分。日本が再同点弾。
自陣での確実なつなぎから岩政が怪しい縦パスをいれ、
相手に触られてルーズボールになったのを香川が拾い、
遠藤・本田とつないで岡崎に縦パスをいれ、
混戦になったところから香川が抜け出してゴール。

本田にボールが入ったあたりでのカタールは不思議な陣形。
10m四方に9人の選手が入るほどのコンパクトさ。
それをあっさり崩されてしまう守備のもろさ。
全体のバランスが悪いので密集の中にも穴が空いていて、
そこに入り込まれてパスを通されると一瞬隙が出来る。
まず右SB裏で岡崎が本田からの縦パスを受けたのだが、
ラインを上げている割にはラインが揃っておらず岡崎がオフサイドにならない。
慌てて戻っての守備なのでCBのカバーが間に合わなかった。

44分。日本の3点目。
本田が体を張って敵陣ペナ近いところで基点を作って
遠藤へボールがこぼれる。
長谷部に戻したボールをワンタッチで鋭い縦パス。
香川がDFラインの間で受けて抜け出し、
こぼれたボールを伊野波がつめてゴール。


◆自作自演

劇的な勝利を飾った日本だが、
苦戦の原因はミスからの失点と退場という自分たちの問題で、
結果は実力通りの順当なものになった。

立ち上がりの日本の作戦は計算されたものだった。
DFラインからロングボールを入れリスクを避ける。
カタールが序盤から飛ばしてくるのを見越していた。
蹴り合いになるとDFの高さに不安がある日本も楽ではないが、
ある程度時間がたてばカタールの足も止まって・・・
と思っていた矢先に失点してしまった。

しかし、日本はそこから平然と立て直した。
予想通りカタールの足は止まってきて、
特にFWが守備で動かなくなってくると、
遠藤・長谷部やDFが楽にボールを持てる。

カタールは日本のDFがボールを持っているときには、
ラインを揃えて適切な距離に上げてくる。
しかし、一旦ボールを自陣深い運ばれたりサイドを大きく変えられると、
守備陣を適切な形に再構築することができない。
ラインを揃えて上げられず、中盤もボールサイドに寄せすぎて穴が出来る。
日本の3点はいずれも遅攻からのもので、カタールの守備能力の低さ、
特に香川や岡崎の後方からの走り込みへの対応の悪さが露呈した。

シリア戦の退場劇で10人でのプレーに慣れていたのも幸いした。
もともと機能していない前田を下げても、
特に攻撃面で失うものはあまりない。
逆にカタールは前田という重石がなくなってしまったため、
不用意にラインを上げて裏を突かれてしまった。


◆韓国戦

戦力では韓国のほうが上。
しかし、韓国は日程的に日本より休みが1日少なく、
しかも宿敵イランと延長戦をこなしている。
更に期待の若手FWユ・ビョンスが造反で駒が1つ欠けているし、
DFの中心のイ・ジョンスも出場停止。

一方の日本は吉田の退場がむしろ幸い。
韓国・豪国戦での決壊が不安視された吉田だが、
一足先に崩壊してくれたお陰で手当てができた。
日本は本来は駒不足が痛いはずなのだが、
負担のかかる両WGが若くて元気なことに救われている。

岩政の存在や日程面の有利さ、彼我の実力差を考えると、
前半はリスクをとらず守りに回った方が、本来は良い。
(但し、内田を起用した場合は守備に不安もある)
カタール戦でも相手のプレスとカウンターを恐れて、
サイドから中央への横パスを使えず狭い局面でのプレーが多くなっており、
自然と我慢を強いられる展開になる可能性も高い。

日本の勝ちパターンは、特にセットプレーの精度の低さを考えると、
後半まで耐えてスペースが出来てからの香川・岡崎の一閃しかないが、
そこまで耐え切れるかどうかが鍵になる。
特に韓国の右サイドは強烈なので、
長友の守備力が鍵になってくると思う。


◆個々人

前田。ミス多い。ボールを収められない。ポストプレーヤーとしては軽量過ぎか。
   サイドに開くなど工夫を見せるが機能しない。
香川。得点シーン以外のミスの多さ。フィニッシュ特化。運動量は多く守備はできる。
本田。好調ではないが、良いパスを通す。10人になってからもポストプレー。
   ミドルシュートやFKなどスペシャルプレーは発揮できないものの、
   基本能力の高さを見せている。
長谷部。3点目以外にもノールック気味の縦パスをいくつか。
遠藤。FKの精度が低い
伊野波。攻撃でミスが多かったといったが、フィードも悪い。
吉田。ヘディングの技術が低い。


meitei2005 at 17:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ザック・ジャパン 

2011年01月19日

日本対サウジアラビア

アジア杯GL第3戦、5−0


・日本のスタメン

前田
香川、柏木、岡崎
遠藤、長谷部
長友、今野、吉田、内田
西川


◆スタメン変更の背景

ザックはシリア戦からスタメンを、出場停止の川島以外に、
松井・本田から岡崎・柏木に代えてきた。
松井は帰国するほどの負傷だが、本田は軽傷(らしい)
これまでは連携の構築を優先してスタメンを大きく代えてこなかったが、
勝ち点計算や準々決勝の対戦相手を見て現実的な判断をしてきた。

まず日本のグループBは日本とヨルダンが1勝1分で、
シリアが1勝1敗、サウジが2敗で敗退決定。
日本がシリアに勝っており得失点差よりも直接対戦成績が優先されるので、
仮に日本が敗れても、日本が決勝Tに出場できない条件は、
ヨルダンが負けて日本に得失点差で上回るパターンしかない。
得失点差で並んでいるものの総得点でヨルダンを上回っているため、
0−1の負けでも決勝Tに進める可能性が高い。

しかも準々決勝で当たるグループAを見てみると、
ウズベク1位、開催国のカタール2位が決定している。
ウズベクはアジアの中では高い完成度を誇るものの、
日本から見ればはっきり自力が劣るのは間違いなく
開催国のカタールとどちらが手ごわいかは微妙なところ。
要するに、ぜひとも1位にならなければならないわけでもない。
(それにしてもグループAは楽過ぎないか?)

こうした背景があるため、コンディションの整わない本田を控えにして
柏木をスタメンにしたのは非常に納得できる判断だった。
万が一の事態があっても、本田を手駒にできているのは大きい。
(本田のコンディションが万全だった場合の判断は気になるが、
 その場合はおそらく成熟重視で本田がスタメンだった気がする)


◆試合展開

試合展開は、早い時間に先制点を奪えたことと、
それによって目標の無いサウジが意気消沈したため楽勝。
5点を奪ったが、最後の岡崎の5点目以外は、
サウジの守備があまりに酷くて参考にならない。
もちろん、西アジア勢がクロスに弱いというのは伝統なのだが・・・
それにしても、GK・DFの判断やポジショニングは悪く、
中盤の守備とそれを支えるチーム戦術の無さも酷かった。

日本の方は、調子が良く得点能力のある岡崎を使ったことで、
攻撃の目標がはっきりしたのが大きかった。
1点目のようにパスを回しながらDF裏を狙うプレーや、
2,3,4点目のようにサイドを崩して中で合わせるプレー。
結実しなかったがカウンターからの攻めも見せた。

前半で3点取れたためにイエローを貰った内田と伊野波を交代。
イエローを持っていた吉田も岩政と交代。
35分には疲れのある遠藤と本田拓も代える万全の展開。

気になったのは、ワンタッチでの落としのプレー。
楔を入れたときにワンタッチで落とすことを徹底しているのだが、
あまりに自動化されすぎているしミスも多い。


◆カタール戦

実力的には日本よりもはっきり劣るものの、
ホームの歓声と集中力に加えアジアの笛を考えると容易ではない。
今大会の審判は比較的まともだと思うが、
開催国の試合でどれだけのジャッジが期待できるかは不明。
そもそもカタールはWCを勝ち取るほどの「力」があるわけだし、
アジア杯で結果を出して弾みをつけようとしている。
日本は特にサウジとぬるい試合をした後なので切り替えが必要。

怖いのは相手のカウンター。
特に吉田はサイドに引っ張り出されての守備が上手くない。
むしろ内田が出場できないことはラッキーかもしれない。

スタメンはおそらく本田が復帰して、右SBは伊野波、
右SHは岡崎が入ると思われるが、
計算できる控え選手がいないことが痛い。

追いつく手段が少ないことを考えると、
アウェイということもあり日本は慎重な入り方をせざるをえない。
カタールも前半から飛ばしてくる可能性も高い。
日本が持たされる展開はあまり望ましくなく、
むしろシリア戦の前半で見せたように、
ある程度攻めさせてカウンターで仕留めたいところ。
但しファウル気味のプレーで止められると、
審判が怪しいことと、FKキッカーの調子が悪いので、
容易に点を取ることはできないかもしれない。

実際にはサウジ戦と同様、日本も激しいプレスで応戦するだろう。
前半の30分ぐらいは潰し合いがつづくかもしれない。


◆日本のシステム

ザック自身も4−2−3−1と言っているのだが、
現状では中盤三角形の4−3−3と近いものになっていると思う。
本田(トップ下)は前田(トップ)との関係性よりも、
遠藤・長谷部との連携(パスワークと守備)の方が重視されている。
本田と香川・松井(岡崎)の関係は横一列ではなく、
むしろ本田・遠藤・長谷部が3トップを使うイメージ。
本田の代わりにCHタイプの柏木が起用されたことも、
このことを裏付けている。

4−3−3の代表格はオランダになるわけだが、
その場合にはWGの役割分担が重要になる。
具体的には、サイドアタッカー(ロベン)と
セカンドトップ(カイト)を併用するのがバランスが良い。

日本の場合は松井がサイドアタッカーで香川が2ndトップだったのだが、
松井の調子が良くないことで右サイドの攻撃が機能せず、
結果として香川が中に入ってきてプレーする機会が少なかった。
また、香川と前田の連携にも問題があったのかもしれない。
サウジ戦は岡崎が2ndトップになり、香川がアタッカー。
香川はアタッカーとしてのプレーもそれなりにこなしていたが、
それが韓国・豪国あたりに通用するかは分からない。

追)ついでに言えば組み立て重視で吉田を起用するのもオランダ流かもしれない。


◆個々人

柏木。守備・切り替えは良いがボールを奪われる場面が多い。
   まだ国際試合での経験が足りない。
内田。相変わらずの守備の軽さを披露。CBタイプを使った方が・・・
長友。セリエに慣れたせいかファウルをとられることが多い
   (おそらく)関塚さんの「ノーファール」という声が響く

ザック。トルシエ、ジーコ、オシムと良かれ悪しかれ「面白い」監督が続いたため、
    彼のようにマトモな人が監督をやると違和感が(笑)

meitei2005 at 14:13|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ザック・ジャパン 

2011年01月15日

日本対シリア

アジア杯、GL第2戦、2−1


・日本のスタメン

前田
香川、本田、松井
遠藤、長谷部
長友、今野、吉田、内田
川島


◆試合展開

勝つには勝ったものの、ヨルダン戦に引き続き、
ある意味ヨルダン戦以上にドロドロの試合となった。

ヨルダン同様、シリアも前半立ち上がりからハイペース。
しかし、ある程度攻めてもらえれば攻撃のスペースもできやすく、
実際、前半にカウンターから日本が先制点を奪った。

この後はシリアのペースが落ち、
日本はボールを回しながら機を見てゴールを狙う良い展開。
このままいけば、いずれ追加点が取れそうだったし、
点を奪えなくてもピンチになりそうな場面はあまり無いはずだった。

問題は、なぜこのペースが後半に続かなかったのか。
原因は香川・松井・遠藤あたりにミスが出たこと。
そこでザックは香川を岡崎に代えて手を打ったが、
日本は守備のミスからPKを献上して失点してしまった。

失点後は本田をトップに置いてギアチェンジして攻め、
怪しいPKを貰って、これまた怪しいシュートが決まり、
最後は何とか守りきって勝利した。


◆必然の苦戦

前回も書いたが、日本が苦戦するのは必然。
Jリーグ(ロシアリーグ)の選手はコンディションが整わない。
しかもザックには準備期間が大きく不足している。
監督選考が遅れた上に、天皇杯のせいでまともに時間が取れない。
しかも関口など期待した選手に負傷が発生している。

本来ならスタメンをいじりたいところだが、ほとんどその余地はない。
CHと本田は関係が確立していて、少々体調が悪くても変えられない。
前田のところも、李がヨルダン戦で点でも取れば変えやすかったが、
全くはまらなかったことを考えると変えられない。
岡崎を1トップかWGに使う手もあるのだが、
彼をスタメンにすると計算できる駒が全く無くなってしまう。

次のサウジ戦は、引き分けでも良いという状況を考えたら、
香川を外して柏木をWGにして守備を固め、
香川を手駒にしておくという手もある。
韓国・豪国戦を考えたらCBが吉田では不安なので、
岩政か永田あたりを試しておきたい気もする。
また、前田を下げて本田を1トップにして本田拓あたりをアンカーにして
4−1−4−1にして守備を固めてしまう手もある。
しかし、基本的にはスタメンは代わらないと思う。

現状のスタメンの最大の穴はCBの強さが足りないこと。
西アジア勢相手ならば大きな問題になっていないが、
韓国・豪国にロングボールを入れられると容易に決壊する恐れがある。
サウジ戦と準々決勝の2試合で吉田が急成長すれば良いのだが・・・


◆個々人

本田。前半は広く動いて展開。前田交代後はFW。
香川。本当にトップ下以外では機能しない。
吉田。アジアレベルで1対1で勝てないのは厳しい。

meitei2005 at 16:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ザック・ジャパン 

2011年01月10日

アジアでの典型的な苦戦

日本対ヨルダン、アジア杯GL第1戦、1−1


・日本のスタメン

前田
香川、本田、松井
遠藤、長谷部
長友、今野、吉田、内田
川島


無茶な日程、協会の準備不足、選手のコンディション不良と
アジアで苦戦する典型的な条件が重なったこの試合。
内容・結果は、これまた典型的な苦戦の構図だった。

スタメンの問題。
前半に香川をサイドに置いたことで良さが生きなかったこと。
吉田が経験不足で失点シーン以外にも細かいミスをしたこと。
前田・松井・遠藤・長谷部ら調子の悪い選手を使ったこと。
アジアを蹂躙してきた中澤・トゥーリオの高さが無く、
引いて守られるとこじ開けられない。

控えについても、タカクさんも事前に指摘していたように
高さがないというのが明らかな問題点だった。
その他にもOHの控えが藤本だけとバランスが悪い。

ザックがアジアの事情を知らないというなら、
事前に誰かがレクチャーすべきで、
そのあたりにも連携の悪さが伺える。
また、コンディションの悪い選手を選んだあたり、
選手を見る能力に若干の疑念が残る。
(但し、早い時間に前田・松井を交代させ、
 軌道修正させたあたりは評価できるが)

また、ヨルダンを甘く見ていた気配もある。
特に前半は無理してボールを取りに行って
かわされてしまう場面が散見された。
それで不用意に攻められたり体力を消耗してしまった。


◆逆説的な日本の実力

しかし逆に考えると、これだけマズい条件が重なったにもかかわらず、
内容では押していたし最後には追いついてしまった。
やはりアジアの中で日本は図抜けた存在になっている。

やはり手持ちの武器の差が大きい。
本田のFKとシュート、香川(と岡崎)のスピード、
遠藤のFK、長谷部のシュート、SBのスピード、CBの高さ。
(この試合では吉田のパスもよかった)

このあたりはアジアでなら分かっていても止められないレベル。
この試合は本田・遠藤は不調で、CBの高さも使えなかったし、
香川も持ち味を生かす機会が少なかった。
しかし香川は決定機があったし、
SBの攻撃参加と長谷部のミドルシュートは十分な脅威。
香川のシュートが決まっていれば楽勝だった可能性もある。

もちろん、WCレベルでどれが武器として残るかは微妙。
韓国・豪国戦あたりが良いテストになると思う。

meitei2005 at 00:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ザック・ジャパン 

2011年01月09日

千と千尋<<<(越えられない壁)<<<トトロ

『千と千尋』の細かい点を誉めだしたらキリがない。
練られたストーリー、魅力的なキャラクター、緻密な背景。
あまり気にしなかったが音楽も良いんでしょう。

しかし、面白かったかと言われると微妙。
同じジブリで最もテイストの近いトトロと比べても点が落ちる。
一体何が悪いのかと考えること小一時間・・・

結論は単純。
主人公が可愛くない上に棒読み。
副主人公がいけ好かないイケメンで棒読み。
メイと五月はあんなに可愛かったのに・・・
トトロに対応するのが誰かは分からないが、
そこまで抜けた存在感を持つキャラはいない。

主人公・副主人公がいけてないから感情移入が出来ず、
なんとなく鑑賞モードで見てしまうことに。
テクを使ってるから評論家には受けるかもしんないけど、
娯楽としてはイマイチと言わざるをえない。


meitei2005 at 01:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0) A画