2011年06月

2011年06月14日

遭難した3人の科学者のその後

化学者と物理学者と経済学者が陸の孤島と呼ばれるような砂漠で遭難してしまった。
食料は缶詰だけで、缶詰を開けるための缶切りを所有していない。
缶詰を開けようとして3人はおのおのの意見を出します。
化学者:「缶が破裂するまで火であぶりましょう」
物理学者:「いやいや、高い木の上から岩の上に落としましょう」
経済学者「私にはアイデアがあります。ここに缶切りがあるものと仮定しましょう」

続きを読む

meitei2005 at 14:40|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 視点・論点 | 社会

2011年06月08日

キリンカップ

・ペルー戦のスタメン

岡崎、前田、関口
安田、遠藤、長谷部、西大伍
栗原、今野、伊野波
川島

長友は直前のイタリア杯、内田は負傷で欠場。


・チェコ戦のスタメン

岡崎、李、本田
長友、遠藤、長谷部、内田
伊野波、今野、吉田
川島


ザックは3−4−3と一部の新メンバーを試したが、
タイミングなどを考えると理解できる選択だった。

9月からのWCアジア3次予選までは8月の韓国との親善試合しかないが、
3次予選レベルであれば現状の準備だけで十分。
若手の発掘・経験は五輪までU22に任せれば良いし、
現状見込みがある選手も3年後にどうなるかは分からない。
逆に時間が経つにつれ、U22世代の組み込みや、
中心選手の長期離脱の際の修正に時間が必要になる。
しかも、今度はコンフェデへの出場もある。

従って、新システム試用のタイミングとしては合理的。
また、経験と連携が必要な後方の選手も試せた。
3バックにせよ4バックにせよCBの確立は重要だし、
遠藤の後継問題もいずれはどうにかしないといけない。
内田と長友のお休みでSBのバックアッパーを試すこともできた。

前目の選手は香川・本田・岡崎あたりは3年後も選ばれるだろうし、
U22より上でとりたてて素晴らしい選手もいないので、
現在のスタメン中心になるのはやむを得ない。
本来であれば岡崎あたりを休ませる手もあったが、
それだとメンバーが変わりすぎて新システム試用の意味が薄れる。
WBが変わったペルー戦はこの問題が生じていた。


◆3−4−3のご利益

現時点で「新システム」を試すことの合理性を書いたが、
それではなぜ「新システム」は3−4−3だったのだろうか。
そして、3−4−3を使うとどういうプレーが期待されるだろうか。

3−4−3を使うとどういうプレーになるのか。
これは「誰が起用されるか」を考えてみると分かりやすい。
現状ではWBは長友・内田でほぼ決まりだろう。
となると、4−2−3−1との違いとしては、
「3」の真ん中のポジションがCBに変わることになる。
単純に考えれば、攻撃的な選手を削ってCBを増やしており、
スピードのある選手を起用していることからも分かるように、
「堅守・速攻」になるのだと思われる(*)

ザックも言うように、これはオプションなのだろうが、
(トップ下の)本田不在時の対策という意味もあると思う。
アジア杯でも見たように、ザックの4−2−3−1では、
トップ下にはCH的な要素が求められている。
しかし、日本人選手を見るとこうしたタイプの選手は少なく、
本田がいないときにはここをこなせる選手がほとんどいない。
しかも遠藤の後継問題が深刻になっていて、
家長や場合によっては本田が入るかもしれない。

一方、サイドアタッカーはやたらと多い。
また、槙野など3バック向きのDFも妙に多い。
こう考えると、選手層的には3−4−3が望ましいことになる。

もちろん、サイドアタッカーが多くCHが不足していたとしても、
3−4−3にする必然性はなく、たとえば
4−1−2−3にしてCHの後ろにアンカーを置いてもよい。

選手と敵との兼ね合いで最善のシステムを選択して、
それを短期間で選手にマスターさせられればベストだが、
現実にはそこまで器用な監督というのはほとんどいない。
近年では欧州でもJリーグでも4バックが主流になっているが、
ザックがきちんと指導できれば日本人選手がこなせないことはないだろう。


(*)「堅守・速攻」なら、アウェイやはっきり格上相手が良いはずで、
  たとえばアルゼンチン戦に試してもよかった。
  しかし、あの時は監督就任から間がなかったし、
  今後しばらくはそうした機会もない。


meitei2005 at 11:25|PermalinkComments(13)TrackBack(0) ザック・ジャパン