2012年07月

2012年07月27日

日本対スペイン

ロンドン五輪、グループD、第1戦、1−0。


・日本のスタメン

永井
大津、東、清武
扇原、山口
徳永、吉田、鈴木、酒井宏樹
権田


まさか徳永を頼もしく思える場面が来るとは思わなかったとか、
ベンチで勝利を祈る大津がなでしこの誰よりもかわいかったとか、
永井は陸上選手になるべきだったんじゃないかとか、
色々なネタはあるわけですが、基本的には妥当な勝利でした。
マイアミの奇跡と比較する人もいますが、
あの時のブラジルはA代表レベルの選手が多くいたし、
シュート数からも分かるように内容は全く違います。
ここまで堂々とした五輪代表は見たことがありません。

前から何度も書いているように、現状の日本はそこそこ強いです。
五輪代表ではCBとかGKとかボランチとか穴もあるわけですが、
前線のタレントだけみるとやたらと頭数だけは揃っている。
歴代の五輪代表と違い海外組が異常に多いのも特徴で、
この調子なら永井にもお声がかかるかもしれません。
特に全員足が速いので、スペインの中途半端なポゼスは格好の餌食でした。
まだ香川と宮市までいるというのが信じられない。

問題点は、放り込まれた時にライン制御が怪しいことと扇原の守備力。
マークの受け渡しもギクシャクしていて、いまいち怪しい。
清武が調子が悪く見えますが、シュートが上手くないのは仕様でしょうか?
他の選手もシュートがいまいちですが、これも仕様。
中では大津と東が比較的シュートが上手いと思いますが、
東の素晴らしいシュートはデヘアに止められてしまいました。
最大の好機が大津に訪れたのが最大の幸運でした。

スピードがある選手を前線に置いて、引いて守ってカウンター、
そこから得たセットプレーで1−0で勝った。
言葉でまとめてみると凡庸ですが、
欧州でありがちな退屈なサッカーにならないのが不思議で。
もちろん欲目もあるのかもしれませんが、
全体のスキルが比較的高いので、
それなりにボールを持つ時間を作れることと、
カウンターで丁寧に繋いでいるのが好印象。

香川も「献身さ」が評価されている点の一つであることを見ても、
スピードと技術と献身さを兼ね備えた選手というのは、
これから日本が売り出していくポイントになりそうです。
逆に言うと、宇佐美はよっぽど特別なプレーを見せられないと、
日本代表でやっていくことは難しいかもしれません。
また、戦術眼のあるボランチが不足しているのも懸念材料ではあります。

meitei2005 at 17:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ロンドン五輪:関塚ジャパン