2016年01月

2016年01月31日

韓国対日本

U23リオ五輪最終予選、決勝、2−3。


・日本のスタメン

久保11、オナイウ20
中島10、大島8、遠藤3、矢島21
山中6、植田5、岩波4、室谷12
櫛引1

中島・植田は4戦連続、久保・遠藤・室谷は3戦連続、山中は2戦連続でスタメン。


・韓国のスタメン

チン・ソング18
リュ・スンウ10、イ・チャンミン8、ムン・チャンジン7、クォン・チャンフン22
パク・ヨンウ6
シム・サンミン2、ソン・ジュフン4、ヨン・ジェミン5、イ・スルチャン3
キム・ドンジュン1


◆感想

お互いにコンディション的に厳しい試合。
五輪出場を決めたので選手を変えてくるかと思われたが、
日本は勝負を優先して中心メンバーを連投してきた。

お互いに動きが悪いのは仕方のないところで、
この試合では日本は始めて流れの中から失点してしまった。
確かに韓国の大きな展開やワンタッチのパスワークは見事だったが、
この試合でチームの守備を評価することは難しい。

しかし、それなりに日本を研究してきたと思われる韓国のおかげで、
日本の問題点がはっきりしたのも事実だろう。
守備では山中と岩波がイマイチだった。

だが、最大の問題点は攻撃にある。
韓国にしっかりマークされてしまうとボールをつなげず、
オナイウは全くボールを収めることができなかった。
CBではキックの上手い選手はいないし、
MFは走力はあるがキープ力のある選手はいない。
幸いこの大会ではリードする試合が多かったのだが、
この試合のようにリードされる展開だとかなり苦しい。
監督曰くこのチームの特徴は多様性で攻守両面備えていることだそうだが、
攻撃面の不備が最後に明らかになってしまった。
山中の起用も攻撃面を補うためで、
確かに1アシストをしたのだが、逆に失点にも絡んでしまった。

監督の経験から今後も2トップが使われるのだろうが、
現状だと久保に求められるものが多すぎるように思われる。
本来はSHをどうにかしたいところなのだが、
A代表でもSHは不足気味で現実的な選手は思いつかない。
野津田は復帰するにしても、カイオの帰化は間に合わないようだし、
そもそもカイオが今のチームにハマる可能性も低い。
柴崎をCHに入れることでどれだけ改善するだろうか。

南野がいれば多少は事態は改善するだろうが、
前回も書いたように右サイドではあまり大活躍はできそうもない。
相手に守られた時を想定しての中島の起用なのだろうが、
チャンスメークは良くてもゲームメークでのデメリットが大きすぎる。
とにかく我慢するしかないのだろうか。

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meitei2005 at 19:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0) リオ五輪 

2016年01月28日

日本対イラク

U23リオ五輪最終予選、準決勝、2−1.

・日本のスタメン

久保11、鈴木9
中島10、原川7、遠藤3、南野18
山中6、奈良13、植田5、室谷12
櫛引1

中島・植田は3戦連続スタメン、久保・遠藤・原川・室谷は2戦連続。


◆感想

イラン戦とは多少選手を入れ替えてはいるが、
日本の考え方はイラン戦と同じだったと思う。
日本もイラクも準々決勝で120分を戦っているが、
日本は中3日なのに対し、イラクは中2日。
交替選手もしっかりしているので、
長期戦に持ち込めれば勝つ可能性が高い。

また、イラクもA代表選手が多く個人能力は高いので、
守備から入るというのは当然の作戦。

シュート数4−10、CK5−10、支配率51−49という数字から、
日本が狙い通りにシュートの少ない試合に持ち込んだことが分かる。
ロスタイムのゴールは出来すぎだったが、
延長戦になっても負ける可能性は低い試合だった。

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meitei2005 at 15:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) リオ五輪 

2016年01月24日

日本対イラク

U23リオ五輪最終予選、準々決勝、3−0


・日本のスタメン

久保11、オナイウ20
中島10、原川7、遠藤3、矢島21
亀川15、植田5、岩波4、室谷12
櫛引1

井手口は発熱でベンチ入りせず。


・イランのスタメン

ミラド11、モタハリ10、トラビ17
アリ・カリミ7、ナギザデ16、サゲビ20
ヘイダリエ3、ダネシュギャル2、チュシュミ4、アブドラザデ13
アフバリ1

A代表はミラド11、トラビ17、アリ・カリミ7、他。


◆戦術・組織・成熟度・選手層の差

イランはGLでターンオーバーを使っていたとはいえ、
最終戦でGL突破をかけて中国と苦しい戦いを強いられており、
特に自慢の攻撃力を支える前線の選手たち、
モタハリ10、トラビ17、サゲビ20がスタメンで中3日。
一方の日本はチームとしては中2日だが、
オナイウ、中島、植田以外の8人はしっかり休んでいる。

どちらのチームも狙いははっきりしていたと思う。
イランはスタメンにA代表組も含めて最強の攻撃陣を揃え、
90分以内での決着を目指してきた。
一方の日本は長い戦いにして体力勝負を目指す。
右SHは南野ではなく矢島を起用し守備を固めた。

もちろんコンディション的に日本の方が有利だったのだが、
それを生かせるような監督の作戦・選手起用があり、
選手たちもそれをしっかりと実行できていた。
また、こうした試合を実行できるような選手層があり、
それを選んできた監督のチーム作りの勝利でもある。
関根を外し、南野をベンチに置いた采配が成功し、
タレントで上回るイランに勝つことができた。続きを読む

meitei2005 at 18:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0) リオ五輪