ドイツ・ワールドカップ

2010年06月30日

感動の後味

日本対パラグアイ、WC決勝トーナメント1回戦、0−0(PK3−5)

・日本のスタメン

本田
大久保
松井、遠藤、阿部、長谷部
長友、トゥーリオ、中澤、駒野
川島

・パラグアイのスタメン

ベニテス、サンタクルス、バリオス
レベロス、オルティゴサ、ベラ
モレル、アルカラス、ダ・シルバ、ボネット
ビジャール


◆試合展開

ビデオを見返していないので、簡単におさらいを。

試合展開は予想通り0−0の我慢比べが続いたが、
結局はそれが120分間続くことになってしまった。
いかにも決勝トーナメントらしい戦いだった。

パラグアイはここまで3戦スタメンのバルデスを外し、
運動量がある彼を後半の勝負どころで日本が疲れたときに投入する狙い。
ボールを支配するものの、前の3人以外はさほど流動的な攻撃は見られず、
バランスをとることを最優先していた。

一方の日本はここ3戦と同じのスタメンなのだが、
長谷部があまり前に出ずにバイタルのスペースを埋めることが多く、
遠藤トップ下の4−4−1−1で守る時間が長かった。
本田が一方のCBのケアをして、
もう一方のCBにボールが回ると遠藤が前に出て対応。
これまでの試合ではCBをフリーにしてパスを出されることがあったが、
そのあたりの修正がなされていた。

後半、日本はこれまでの試合ほどは押し込まれることもなく応戦。
この試合で始めて憲剛を後半36分に投入したが、
スピードがあってパスを散らせる彼の投入は正解。
オプションが無かった日本代表だが、
最後の最後に岡田監督なりの仕事を見せてくれた。


◆Good Loser

この試合に関しては、現状のやり方・選手編成の中では、
選手・監督ともにほぼベストを尽くしてくれたと思う。
少なくともパラグアイ程度であれば負けないことは確認できた。

特に選手は120分間全く集中力を切らさなかった。
おそらく耐え続ける展開になることは覚悟していただろうが、
後半・延長戦になってからも足が止まらなかったのは素晴らしい。
コンディショニングに成功していたのが大きい。
デンマーク戦は、特に2点取って以降は、ほぼ2位抜けが決まっていて、
省エネモードで跳ね返すことに専念していたようだ。

交代策も、定番になっている松井→岡崎は当然としても、
阿部→憲剛は、勝ちに行く姿勢に驚かされたし、実際に有効だった。
今野あたりを入れて守備の手入れをしてくると予想していた。
玉田の投入はやはり効かなかったが、
あの時間で他に有力な選手もいないのでしょうがない。
もちろん長谷部→森本として本田をトップ下に下げ勝負する手もあるが、
流石にリスキーすぎると判断したのだろう。

チーム一丸となっている姿は良かった。
負けた後もPKを失敗して泣く駒野とそれを慰める選手や、
全力を出し切って佇むトゥーリオもよかった。

試合後の監督と主将のインタビューも好感が持てた。
監督はこれまで「日本社会はうんたら」と軽薄なことを言って顰蹙を買っていたが、
この試合後に日本サッカーの将来を問われて、
それに答えられなかったことは現在の試合に集中していたことが現れていた。
一方の主将は「選手の多くはJリーガーなのでJリーグを見てください」と
試合前から用意していたんじゃないかと思うほど素晴らしいコメントを残した。


◆選手・監督

本田。本気で守備をしていて、それがそれなりに有効だった

大久保。延長戦までキレが続いた

遠藤。前半はミスが多く心配したが、後半以降はミスが減り運動量も維持

駒野。後半疲れたところでバルデスを抑えた

中澤・トゥーリオ。ほぼ完璧な鉄壁の守り

meitei2005 at 16:16|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

2006年07月11日

空虚な決勝

◆主役の不在

 試合を見ながらその展開や個々のプレーの記録をとり、
試合後にそれらを見返しながら感想を書く。
この一月、生活を崩壊させながら繰り返してきたルーティンだが、
この試合に限っては何の感慨も、感想も、分析も浮かんでこない。
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meitei2005 at 16:24|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

2006年07月08日

イタリア対フランス 決勝戦プレビュー

 準決勝と同じような試合が予想されるが、
イタリアの方がボールを持つ時間が長くなると思う。
ただ、それでも勝負は互角で延長になる可能性も高い。
ほとんどの人が同じようなことを予想するだろうから、
こんなことをダラダラ言っても意味が無い。
なので、細かいところを抑えておいた。
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meitei2005 at 01:46|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2006年07月06日

ギリシャと化したフランス

準決勝、ポルトガル対フランス、0−1
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meitei2005 at 19:25|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

気持ちか運か、采配か

準決勝、ドイツ対イタリア、0−2(延長)

イタリアがPK直前の決勝ゴール。
ドイツには運を呼び込む気持ち、
その気持ちを奮い立たせる采配がなかった。

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meitei2005 at 00:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年07月05日

ドイツ対イタリア プレビュー

フリングスの出場停止は致命傷か。
イタリアの戦術の分析も。
参考ブログはこちらへ続きを読む

meitei2005 at 00:24|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2006年07月03日

リッピの正しい判断

準々決勝、イタリア対ウクライナ、3−0

ウクライナは善戦したももの完敗。
イタリアはらしい戦いで完勝。
デルピエロを外したリッピの判断は正しかった。
次のドイツ戦のプレビューも。
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meitei2005 at 21:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年07月02日

再び「個」の敗北

準々決勝、ブラジル対フランス、0−1

イングランドに続き「個の力」のブラジルが敗退。
当たり前のことながら、サッカーがチームプレーであることを確認。
組織ができていないチームが勝てるはずもなかった。
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meitei2005 at 17:50|PermalinkComments(0)TrackBack(1)

「個」の敗北

準々決勝、イングランド対ポルトガル、0−0(PK1−3)

ベストメンバーでタレントでは圧倒的に上のイングランドが、
デコ不在で本来のプレーの出来ないポルトガルに敗退。
イングランドは最後までチームになっていなかった。
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meitei2005 at 15:38|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

2006年07月01日

未来の見えない我慢比べにおける一筋の光

決勝トーナメント、スイス対ウクライナ0−0(PK戦0−3)

欧州中堅同士の退屈な試合だったが、
シェフチェンコの後継者が
その呼び声に相応しい存在感を放って見せた。
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meitei2005 at 22:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)