Naraiホテルの夜 12/28
 Naraiホテル到着後、部屋の鍵を受け取りすぐに部屋へ。早速、実家に電話をかけようとするも調子が悪くつながりません。重い足を引きずり、フロントへ。フロント氏に電話をかけたいけど繋がらない旨を伝えると、すぐに、オペレーター室に案内してくれました。
 オペレータの女性に電話番号を告げ、繋いでもらい、両親に報告、もう涙が止まりません。本当に心配かけてごめんなさい。自分の親不孝を詫びました。ただならぬ状況に、電話が終わった後、オペレーターの女性はピピ島での話を聞いてくれました。涙ながらに自分の経験を話すと、みんな、涙目で聞いてくれました。2時間ほどそこにいたと思います。その間、ここでもカオパットとパイナップルをごちそうになり、タイの人の優しさが身にしみました。
 いつまでもオペレーター室にいるわけにいかないので、丁重に礼を言って部屋を辞し、自分の部屋へ。久しぶりのシャワーです。足の付け根の所に切り傷があることにこのとき気がつきました、だから短パンが破れていたのか・・・。
 シャワーから出ると、電話が・・。先ほどのオペレーターの女性が仕事を上がる前に、私のことを心配してかけてきてくれたのです。タイの人の優しさにまたまた涙です。
 ベッドの中に潜り込むも、やはり、水が入ってきたときのことを思い出します。その日は灯りとテレビをつけて、入り口のドアを少し開けて休みました。
 1ヶ月たった今も、まだ灯りを消さずに寝ることができません。