ロール遊びをしてみよう&RPG誕生話 | |
2011年7月6日。 60Gちゃんの思い付きでテーブルトークRPGをはじめることになったよ。ところでテーブルトークRPGって何? |
テーブルトークRPGをはじめる前に 聞きたいことがあるんだけど。 | |
何? |
テーブルトークRPGって何? | |
超簡単に説明すると、会話だけで 遊ぶ「ごっこ遊び」だな。 |
「テーブルトークのプレイ風景」 (※wikiから引用) |
??? | |
とりあえず細かいルールは後にして 簡単なシチュエーションでロールプレイ をしてみるか。 | |
舞台は簡単なのがいいな。 じゃあ俺はデモンズソウルにでてくる 鉱石トカゲの役をやるから、おまえは それを見つけた魔法剣士の役をやってくれ。 |
「おまえが魔法剣士」 「俺が鉱石トカゲな」 |
60Gちゃんシチュエーションがマニアック すぎなの。デモンズソウルをやってない 人には意味不明だと思うよ。 | |
お前が分かればそれでいいから。 さっそくやろうぜ! | |
なんだかよく分からないけど やってみるよ。 | |
では舞台はポーレタリア王城。 剣士であるおまえは王城の中を探索 していた。そんな中、砦の2階で1匹の 鉱石トカゲに遭遇した。 |
「ポーレタリア王城」 |
え・・・? | |
おまえの存在に気がついた鉱石トカゲは おまえに背を向け一目散に逃げ出したぞ。 | |
ま・・待ってなの!! | |
そういう時にお前ならどうする? | |
逃げる鉱石トカゲに「ソウルの矢」を 使って攻撃するよ。 |
「ソウルの矢で攻撃なのー!!」 |
ソウルの矢で攻撃だな? おまえは杖をかまえ「ソウルの矢」で 鉱石トカゲに攻撃した。 おまえのはなった「ソウルの矢」は 見事に命中! 鉱石トカゲはひっくり返ってもがき 苦しんでいる。 | |
いまなのーー!! ソウルの矢を連続で出して 鉱石トカゲに攻撃だよ!! | |
鉱石トカゲに「ソウルの矢」が何度も 命中した。もう少しで倒せそうだ。 | |
ふふふ・・・これで私の勝利だね。 | |
た・・助けてー!! | |
? | |
鉱石トカゲの口から「助けて」という うめき声が聞こえてきたぞ♪ | |
鉱石トカゲさんがしゃべったのー! | |
鉱石トカゲは悲鳴にも似た声で命乞いを した。「助けてー!! まだ死にたくない! 俺には妻と息子がいるんだ!!」 | |
妻子持ちは大変だよね。 こんなところで死ぬわけには いかないよね。 | |
た・・・助けてくれるのか? | |
鉱石トカゲの隙を見て 鉱石トカゲの体を両手 でがっちりつかむ。 | |
え・・? えっと・・ふいをつかれた鉱石トカゲは 両手でがっちりつかまれた。 | |
砦においてある木箱に入れるのー。 前々から鉱石トカゲを飼ってみた かったのー♪ |
「こんな所に木箱があるのー」 |
鉱石トカゲは「助けてー助けてー」と 悲鳴を上げているな。 | |
おいしいゴハンで餌付けすれば仲良し になれるよ。私は鉱石トカゲを入れた 木箱を抱えながらお家に帰るのだった。 | |
(こ・・こいつ想像以上に押しが強い。 しかもかなりフリーダムだ) | |
と・・まぁ。 こんな感じの会話でゴッコ遊びする のがテーブルトークRPGだと考えて くれればOK。 | |
おお! 自由度がものすごく高いねー。 | |
本当は細かいルールがあるから ルールに従ってもらうんだけどな。 | |
極めた。 ついにテーブルトークRPGの 真髄を極めたの。 |
「今日テーブルトークRPGで学んだこと」 全て把握完了! 真髄を極めたよ! |
まだ何も分かってない段階だと 思いますよ。 |
【RPGが生まれた話 中編「D&Dの誕生」 】 |
前回は1910年代に商用ミニチュア ウォーゲームがイギリスで生まれる とこまでやったな。 | |
うん!! 長い説明は読み飛ばすから 簡潔に説明してなの。 | |
長い文章はつらいもんなー。 なるべく短めに話す。 | |
1910年代に商用ミニチュアウォーゲーム がイギリスで生まれて月日が流れる。 そして1953年のアメリカ! チャールズ・ロバーツが最初の商用版 ボード・ウォーゲーム「Tactics」を出版した。 |
「Tactics(83年版)」 |
ボード・ウォーゲームって何かな? 聞いた事のない単語が多すぎなのー。 | |
ボード・ウォーゲームは大雑把に説明すると 紙のコマと紙のマップを使った戦争シュミュ レーションゲームだな♪ |
「こんな感じのゲームを遊ぶんだぜ♪」 (↑このゲームは日本でも売れたTacticsⅡ) |
ちなみにチャールズ・ロバーツさんは 軍がつかっていたへクスをパクって ゲームに取り入れた人でもある。 |
「へクス」 |
本物の戦争に使われたものをヒントに してゲームをつくった人なんだねー。 | |
その後・・・1960年~1970年代に かけて「ミニチュア・ウォーゲーム」や 「ボード・ウォーゲーム」が多くの人 に愛されファンの人口が世界規模に 拡大した。 | |
ずーっとウォーゲームのままなんだー。 | |
きっかけが起きない限り 歴史は動かないものだな。 | |
1960年代半ばのアメリカで「指輪物語」 が空前の社会現象となった。 その頃からウォーゲームにファンタジーの 世界や中世ヨーロッパの世界を使いたいと いう要望がでてきたわけだ。 |
「指輪物語」 |
おお!! 少しずつRPGの世界に近づいてるの。 | |
1971年。 そんな要望に答えて生まれたのが中世の 騎兵を題材にした「チェインメイル」という ミニチュアウォーゲームだ♪ |
「Chainmail」 |
大昔に流行った。 不幸の手紙みたいな名前だね。 | |
でだ・・・そのチェインメイルには中世の 騎兵だけでなくファンタジーの世界でも 遊べるオマケがついていたんだ。 そのオマケを使って城や洞窟を探索する というシチュエーションで遊ぶ奴が現れた。 |
「チェインメイルのルールで城を探索するぜ!」 |
そして1人の進行役に複数のプレイヤーが 遊ぶという形式で遊ぶ奴が現れた。 | |
遊んでる人が遊びをクリエイトして るんだ。 | |
そうやってクリエイトされた遊び方はかなり 面白かった。 そしてその遊び方で別のゲームをつくらない かと言う話になったわけだ。 | |
生まれそう。 RPGが生まれそう。 | |
そうして生まれたのが最初のRPGと言わ れている「ダンジョンズ&ドラゴンズ」なん だ。 |
「ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)」 |
生まれたー!! RPGが生まれたのー!! | |
最初のRPGはチェインメイルの オマケルールにあれこれルールを 足してる間に生まれたんだけどね。 | |
RPGが生まれるまでに色んな ゲームがでてたんだね。 | |
次回はその後の展開を 簡単に説明するぜ!! |
次の話へ |
前回の話へ |
TOPに戻る |
元々は、「6角形の枡(Hexagonal Grid)」って言ってたのを
「長くね?」ってことで「HEX」って単語を解説書に載せたのが始まりだそうです(ソースはSimurator)