早すぎる開戦!
D&D32話表紙2012年6月5日。
シックスティ「昔TRPGで・・・ラスボスが真相を話す前にラスボスをぶっころしたプレイヤーがいましてね」
アネ=アネがゴーストに出会って
2ターン後(20分後)
みんな地図屋に集合したね。

「パーティの情報」
キャラクター情報

「冒険の舞台ヒナグリフ」
ヒナグリフ


これはシックスティが地図屋で入手
した中央都市ヒナグリフの地図。


「中央都市ヒナグリフの地図」
位置0


あれま。
けっこう家が多いのね。
洋ファンタジーではお馴染みの城砦
都市なんだね。
ちなみに南から中央都市ヒナグリフに
入って・・・


「パーティは南から中央都市ヒナグリフに入る」
位置1


現在位置は大体真ん中ぐらい。


「現在位置」
位置2


とりあえず街のどこに何があるか把握
したほうがいいな。
(その前に・・・
遭遇判定でダイスをコロコロ)


アレ?


Tさんがまたサイコロで何か判定してる
のー♪
どうやら今回の判定はかなり運が悪い。


全員20面ダイスをふって。

自分のデクスタリティ(敏捷性)より低い
数字を出せば何かに気がつく。


16で失敗なの。
私もセールちゃんも失敗です。
デクスタリティ18なのに失敗した俺が
通りますよ。
だったら何も分からない。
何が起きたかも気がつかない。
えっとこのパターンは・・・
ヒヤノイズ(音を聞き分ける)で何とか
なるかな?


シーフの特殊能力ヒヤノイズを
使用する。



シーフスキル

シーフの能力(ヒヤノイズ)


(判定・・・ダイスの目は3で成功)
どうですかね?
レベルが上がったから成功率は上昇して
ると思いますよ。

ヒヤノイズ成功。


シックスティの耳にハンドベルが鳴る音と
「弱者コロガシがでたー!」という声が聞
こえる。


音がした方向は西側。


「ハンドベル」
ハンドベル


弱者コロガシさん!
現れるの早っ!


確かに早い。
遭遇判定のきまぐれ。
というかどうするのよ?
街に何があるかも把握してないじゃない。
戦いながら状況を把握するしかないね。
あ・・・あの・・・。
お姉ちゃんは弱者コロガシさんが悪人か
どうか知りたいんだよね。


戦いながら情報収集すればいいの!


そんな器用なことできるのか?
などとパーティが話していると・・・


地図屋の外から人々の走る音が聞こえてきた。


西に急ぐよ!
間に合わなくなっても知らないの!
でたとこ勝負は毎度のことだな。


地図屋の外に出てハンドべルの
音がした西に向かう。


地図屋の外は殺気だった人々で騒然と
していた。


子供を連れて家に隠れる女性。
手にスリングや弓矢を持った街の男性が慌た
だしく動き回っている。


街


あれ?
街中総出で弱者コロガシと戦うの?
なんでそんなに嫌われてるんですか?
今って夜ですよね?
明りとか大丈夫なんですか?
(今さら聞くのもなんだが・・・)

街には油式の街灯が置かれており人々
を赤く照らしていた。
とにかく走って西に向かうよ!


・・・・


・・


2ターン後(20分後)


パーティは怒り狂う街の人々とともに
西側に向かった。


ハンドベルのけたたましい
音が徐々に近づく・・・


次はどんな危険に出会えるか
ワクテカさんなのー♪


真正のスリルシーカーさんですか?
パーティがたどり着いた場所は街の
西側にある大きな屋敷前。


屋敷の前は怒り狂い目を血走らせた住民で
あふれていた。

住民たちは石を投げたり弓を引いて空に
向かって攻撃している。


空を見ます。
上空30mの位置に手足のない
ゴールドドラゴンが飛行中。


ドラゴンの背には弱者コロガシ
が乗っていた。



「手足のないゴールドドラゴン」
竜04

「弱者コロガシ」



無数の石や弓矢は全て弱者コロガシ
に命中していない。

石や弓矢は弱者コロガシをさけるよう
にそれた。



プロテクションフロム
ノーマルミサイルか!


マジックユーザーの中位魔法!
こいつには飛び道具が効かねぇ!



プロテクションフロムノーマルミサイル


前から思ってたけど。
マジックユーザーの魔法って強いよね。
パーティにマジックユーザーがいない
のは失敗だったかもしれませんよ。
マジックユーザーはルーラーちゃんを
仲間にすればいいんだよー♪


・・・・・・

・・・・



仲間になってやらん
からな。


人間なんかに協力する
わけがない。

というか人間全部死ね。



え?
いつのまにかドラゴンフライ
ルーラー・・・


略してルーラーちゃんが
パーティの背後にいた。



「ルーラーちゃん」



ルーラーちゃんはソーセージの束で出来た
ネックレスを首にかけ、1斤の蜂蜜パンを
両手で持ってモリモリ食べていた。


「ソーセージの束で出来たネックレス」
ソーセージ

「蜂蜜パン」
蜂蜜パン


ルーラーちゃん何してはるんですか?
人間と人間が争う姿を・・・


物凄い上目線で
見学していた。



どうしてこんなとこにいるのかなー?
弱者コロガシがここにくるついでに転送
してくれた。
ルーラーちゃんはこれからどうする
つもりなのかなー?
見学するだけだ。
人間と人間の争いに関与するつもりは
ない。


というか・・・
人間どうしでつぶし
あって死ね。

苦しんで死んだら
モア・ベター。



・・・・・。
こいつを仲間にするのはやめたほうが
よくないか?
ルーラーちゃんなにもしないんだー?
退屈だと思うよー。
弱者コロガシから事情を
聞いたしな。
(事情を聞いた!?)
私が参戦する理由がない。


争いに参加してる奴は・・・
クズとバカの2種類だけ。

全部死ねばいいのに。



クズとバカぁ???
お前たちがここにきた理由は知らんが
間違いなく「バカ」のほうだな。


おまえら状況を把握してないだろ。


はい。
まったくわかりません。
嘘くさい義賊の弱者コロガシを倒すだけ
だと思うけど・・・
「嘘くさい義賊の弱者コロガシ」という
部分は正解だ。


でだ誰が一番嘘クサイんだ?


すまん。
何を言ってるのかさっぱりわからん。
じゃー大ヒントを1つだけ。


あの女は弱者コロガシの
ニセモノだ。



「あの女」
x12


えっ?
???
そしてこの争いに参加してる奴らはバカと
クズだけだ。
話が見えん。
誰が悪いんだ?
何が一番悪いと聞かれたら
金のないこの国が一番悪い。




ゲップゥ♪


そういうとルーラーちゃんはおいしそう
なゲップをまき散らしながら人ゴミの中
に消えていこうとした。

話がよく分かんないけど・・・
謎が増えちゃったの。
ルーラーちゃんを追いかけるか?
いいよ。
これ以上は教えてくれないでしょ。
どうすんですか!
このまま弱者コロガシさんと戦っていいん
ですか?

大丈夫だよー。


弱者コロガシさんを捕まえて
から事情を聞けばいいんだよ。



などとパーティが話している間にも激怒
した住民は・・・


弱者コロガシに石を投げ続ける。
弓矢で攻撃しつづける。

しかし全ての攻撃は弱者コロガシをさける
ようにあらぬ方向にそれた。


聞け!
薄情な住民ども!



弱者コロガシが吠えた。



あなたがたは自分の
ことしか考えていない。


住民から怒号のような罵声が
弱者コロガシにぶつけられる。



おまえがいうなー!
おまえだけはそれを言う資格がない!
なんかさ・・・
リアルタイムでどんどん話が進んでる
よね。

プレイヤーもリアルタイムで動いてOK。


プレイヤーが動かないとマスター
もつらくなる。

プレイヤーはガンガン動いてほしい。



NPCが話してる時に動いていいん
ですか?


昔TRPGで・・・
ラスボスが真相を話す前にラスボス
をぶっころしたプレイヤーがいましてね。

せっかく用意した話が駄目になったと
半泣きになったマスターがいましたよ。


NPCが話をしてる間に行動されると
嫌がるマスターは多い・・・


でも私はいつ動いても一向にかまわない。


焦らない焦らない。
もう少し様子を見るよ。
状況を把握してから動きましょうよ。
では遠慮なく続きを・・・


弱者コロガシは住民たちを指差し大声で語った。


真実を知りもしない。
知ったところで何もしない。


私がどうにかしなきゃ
どうにもならない!


真実プリーズ!
真実を教えて下さーい!
住民の怒号に打ち消されてアネ=アネ
の声は弱者コロガシには届かない。
やっぱり私は動くの。


今のうちに使えそうな武器を探すよ。


了解。
同時並行で判定するからチョイまって。
俺も探す。
うん。


アネ=アネが弱者コロガシに語りかけ
メスとシックスティが武器を探し始めた。

そして同じタイミングで・・・


弱者コロガシが呪文を
唱え始めた。



来たれ!来たれ!来たれ!
来たれ!来たれ!来たれ!


は・・橋の魔法!?
上空30m。
弱者コロガシがいる真横で・・・


青白い長方形の魔法陣が
浮かび上がり魔法陣から
橋が飛びだした。



「橋の魔法」
橋02


このままだとなし崩しに戦いが始まって
しまいますよ。
橋の魔法って遠くをつなぐ「どこでもドア」
みたいな橋だよな。
私が橋の魔法を使うなら太陽
と現在位置をつなげて・・・


極太ファイヤー
で攻撃するよ。



「こんな感じ」
極太ファイヤー


物騒すぎるわ!

ルーラーちゃんよりあんたのほうが
危険人物に見えてきた。
(なるほどそういう使い方も面白い)


そのアイデアをパクろう
かな?



橋から何かでてくるんですか?
橋の奥から鳥の羽ばたく音が聞こえる。
カラスがカーカー鳴く音が聞こえる。
カラスさんなんだー。
一瞬沈黙が訪れ・・・


次の瞬間・・・


・・・・・・


・・・・


・・


火山からマグマが
吹き出すように・・

大量のカラスが橋
からあふれでた。



カラス


奪い去れぇ!

また敵に取り囲まれる予感!
カラスそのものの戦闘力は大した
ことない。


まだビビるような段階じゃない。


私はあわてないよ。


プロテクションフロムノーマルミサイルの説明
を読んだら・・・

バリスタやカタパルトは守れないらしいの♪
まずはバリスタやカタパルトを探すよ♪


「バリスタ」
バリスタ

「カタパルト」
カタパルト


おまえ戦いたいだけなんじゃ・・・
妹が殺る気マンマンなのが気になり
ます。
静観してたら。
状況に流されちゃうよ。


・・・・・・


・・・・


・・



・・・・・・。
ニコ。


「戦いは続く!」
竜02

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