雪が降ると鎮守の森の陰でメケメケに登ってくる坂道は、まるでスケートリンクみたいになる。

二輪駆動の我が愛車はこの時期、遠回りしてまし野ワイナリーから下ってくることにしている。

台所においてあるものは全て凍り付いている。
冷凍キャベツ、凍み大根、仕込みのトマトソース。
布巾もカチカチ。

凍らないように冷蔵庫にしまうわけで、横浜育ちの私は、いやぁ~んとなるわけだ。

時々結露していて、電子レンジまで動かない始末だ。

家中のストーブとホットカーペットをつけ、寒さに耐えて仕込み完了の頃には、
お日様がボカボカと部屋を暖めてくれる。

前にそびえるアルプスの雪山が銀色に輝いて、お気に入りのレコードをかけて読書タイムとなる。

そうです。

お察しの通り、今日もお客様はゼロ!なわけでして、私の別荘とあいなってるわけです。

観光シーズンも終わり、こうも寒いとみんな お家の炬燵でみかんなんだろうな。

てなわけで、よっぽどの物好きとか、
誰にもじゃまされずメケメケを独り占めにして本読みたいっ とか
昼寝したいとか、ギターやピアノ弾きたいとか、
私と変な話したいとか、もちろん美味しいもん食べたいとか、
そういう人は、冬のメケメケはお薦めです。

あなたの別荘にしてあげるから!

しかし別荘は避暑には適してるけど、スキーもできないのに寒いとこにはこないか?

やっぱり物好きしかこないよなぁ。


待ってるから・・・


そういうわけで、あなたが来たとき、店主が仮に寝転がって本読んでたり、
レコードに合わせて大声で歌ってたりしても、
(ちなみに今日はジャニス・イアンの お茶と同情という歌)

許してください!

冬別荘