2010年03月09日

キャラクターと著作権 商標権

 先日、キャラクターを作っていらっしゃるクリエイターの方がら相談を受けました。

 実際にビジネスでキャラクターのライセンスを既に行なっており、日本だけでなく中国をはじめとする海外でビジネスを展開したいということでした。

 キャラクターと言うと、まず思い浮かべるのが著作権です。
 著作権があれば、著作権者は、キャラクターをつけたグッズを作って売りたいという人にライセンスをして、使用料をもらうことができます。

 また商標登録と違って、権利を取るために費用がかかりませんし、商標のように使う商品やサービスごとに権利を取る必要も無いので、とても便利です。

 一方で、著作権は、登録しないでも権利が発生するので、取引においては、「本当にあなたが著作権もっているの?」というところで安心して取引ができないと言う面もあります。

 こういう場合は、著作権だけでなく、商標権も一緒にとっておくことで、ライセンスがスムーズに進むケースがあります。

 今回もTシャツなどのグッズがあるので、その部分で商標登録を取っておくことで、権利が明確になり、ライセンスを受ける相手も安心して取引ができるようになりました。

 また、クリエイターの方は、「どんどん関連するキャラクターを考え付くので、それをどのように保護したらよいか?」と相談されました。

 こういう場合は、主要なところは著作権と商標権、まだビジネスになっていない周辺部分は著作権で保護するとよいです。

 特に、周辺のキャラクターを創作した時点で、デジタルタイムスタンプを押しておくことで、その日にそのキャラクターが存在したことを簡単に証明できます。

 4月からこのデジタルタイムスタンプが誰でも気軽に押せる仕組みを提供しますので、皆さんも期待して待っていてください。


mekiki888 at 14:03コメント(0)トラックバック(0)著作権  

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弁理士  粕川敏夫

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