2009年05月
2009年05月30日
真実7
いい表せない不安を抱いたままこの日は夜中まで遊んでいた。
翌日みんな仕事がきつかったのは言うまでもない。
仕事をしていると時間が経つのは早くあっという間に金曜日になった。
とうとうさおりに会える。
あの日から麗奈からの連絡はない。今はほっとしている。
さおりからの連絡を待つ。ギターなどで時間を潰し少し早めに駅へ迎えに行く。
来た!
政則は車を降りさおりを迎えいれる。小走りで走り寄ってくるさおり。
政則は腕を広げた。
さおりはそのまま政則の胸へ飛び込み軽くハグをした。
周りに人もいるというのに2人は会えたことが嬉しかったようだ。
じゃあメシ食いいくべ。
うんっ!
車に乗り込んだ2人。さおりが急に政則の頬に軽いキスをした。
エヘヘ
なんだよ急にー!ほれ。
2人は軽く唇を重ねるだけのキスをした。
少し洒落たレストランへ行き食事をした。
ふー腹いっぺぇだ!
わたしもー。
ねぇ、高瀬っち少し行っていい?
えーせっかく久しぶりに会えたのにー!別にいいけどさー高瀬とあいちゃんとかみんなともっと仲良くなりたいしね!
ほら、そのあとはずっと2人でいれるしさ!
いいよー。
ありがとう。
政則は彼女に自分の周りともすごく仲良くなってほしいので久しぶりだが普段自分の友達とさおりが会えないからこそ高瀬っちへ行こうとした。
だが高瀬ファミリーのちょっとした常識なのだがファミリー内の男性は彼女にまた高瀬くんち行くの?とかもっと2人でいたいとかかまってよとか不満を言われるのである。
高瀬に電話したらちょうど今日はあいちゃんが来るとのこと。
あいちゃんにも了承を得て4人で遊ぶことになった。
政則もあいちゃんとは仲良くなりたいので政則も嬉しかった。
しばし4人で談話し解散した。
政則の家へ行き最近あったことなどをお互い話し、目覚ましをかけ眠りについた。
翌朝7時に起きて支度をする。2人とも寝不足でかなり眠たそうだ。
8時半ぐらいに出発。向かう先は伊豆である。
道中車では政則が好きなブルーハーツをかけながら車を走らせた。
楽しい二日間がやってきた。
続く
翌日みんな仕事がきつかったのは言うまでもない。
仕事をしていると時間が経つのは早くあっという間に金曜日になった。
とうとうさおりに会える。
あの日から麗奈からの連絡はない。今はほっとしている。
さおりからの連絡を待つ。ギターなどで時間を潰し少し早めに駅へ迎えに行く。
来た!
政則は車を降りさおりを迎えいれる。小走りで走り寄ってくるさおり。
政則は腕を広げた。
さおりはそのまま政則の胸へ飛び込み軽くハグをした。
周りに人もいるというのに2人は会えたことが嬉しかったようだ。
じゃあメシ食いいくべ。
うんっ!
車に乗り込んだ2人。さおりが急に政則の頬に軽いキスをした。
エヘヘ
なんだよ急にー!ほれ。
2人は軽く唇を重ねるだけのキスをした。
少し洒落たレストランへ行き食事をした。
ふー腹いっぺぇだ!
わたしもー。
ねぇ、高瀬っち少し行っていい?
えーせっかく久しぶりに会えたのにー!別にいいけどさー高瀬とあいちゃんとかみんなともっと仲良くなりたいしね!
ほら、そのあとはずっと2人でいれるしさ!
いいよー。
ありがとう。
政則は彼女に自分の周りともすごく仲良くなってほしいので久しぶりだが普段自分の友達とさおりが会えないからこそ高瀬っちへ行こうとした。
だが高瀬ファミリーのちょっとした常識なのだがファミリー内の男性は彼女にまた高瀬くんち行くの?とかもっと2人でいたいとかかまってよとか不満を言われるのである。
高瀬に電話したらちょうど今日はあいちゃんが来るとのこと。
あいちゃんにも了承を得て4人で遊ぶことになった。
政則もあいちゃんとは仲良くなりたいので政則も嬉しかった。
しばし4人で談話し解散した。
政則の家へ行き最近あったことなどをお互い話し、目覚ましをかけ眠りについた。
翌朝7時に起きて支度をする。2人とも寝不足でかなり眠たそうだ。
8時半ぐらいに出発。向かう先は伊豆である。
道中車では政則が好きなブルーハーツをかけながら車を走らせた。
楽しい二日間がやってきた。
続く
2009年05月26日
真実6
家に着いた政則はすぐに寝た。
翌朝高瀬からメールが来ていた。
どういうこと?
どうもこーもねーよ。高瀬っち行きたい。2人じゃないならいいでしょ?って言うから断れないじゃん。
うーん、そだな。まぁ来るのは構わないよ。
さんきゅー。また言うよ。じゃあ仕事行ってくるわ。
仕事を終え帰ってきた政則。さおりに帰ってきたよとメールをした。
さおりとは週末に会う予定だ。金曜日の夜に政則の家に来て土曜日から一泊で伊豆へ温泉旅行に行くのだ。
さおりも政則ももちろん楽しみでならない様子だ。
政則は自然を満喫するのが好きで無駄に湖に行ったりするのが好きだったりする。さおりも文句を言わずについてきてくれる。
もちろん政則もさおりが行きたいとこには行く。
何よりお互い好きな人といれればどこでもいいと思っている。
最近ゆっくり会話をしていなかった2人を幸せな空気が包んだ。
寝る支度をしようということになり風呂をでたらまたメールすると電話を切った。
風呂に入りながら政則はさおりに謝った。もちろん麗奈とのことだ。
麗奈も浜松だしそう頻繁には会わないし2人では会わないからと安心していた。
すぐに事態が変わってしまうことを政則は知るはずもなかった。
風呂を出てさおりにメールをして政則はパソコンの電源を入れデジカメの画像をパソコンに取り込み整理した。
旅行でたくさん写真を撮るつもりだからだ。
さおりとのことを考えると優しい気持ちになれる。
5月から付き合ってまだ2ヶ月だがすごく幸せだと思う。
この日は麗奈から連絡も無く家でゲームやってギター弾いて旅行の準備をした。
翌日の木曜日。
とうとう明日はさおりと会える。それを糧に残り2日仕事をがんばろうと気合いを入れて出社した。
仕事を終えて帰宅中一本の電話が入った。
麗奈からであった。
政則ー?仕事終わった?
おう、終わったけんなんだー?
実は今日代休で休みだったから静岡に遊び来てたんだー!今日暇なら高瀬くんち行かない?
あっそうなんだ。んー…
政則は少し考えた。別に暇だが少し気が引けたからだ。
無理?
あーいいよ。高瀬に聞いてみるよ。
わざわざ静岡来てるなら会うか。という結論だった。
高瀬に電話してあっさり許可を得る。
麗奈が待っているため帰ってから風呂だけ済ます。
麗奈とマックにより高瀬っちへ行く。
おじゃましまーす。
おー、いらっしゃい。
高瀬は相変わらずタバコを吸いながらパソコンで最近始めたオンラインゲームで釣りをしている。
麗奈ちゃん久しぶりだね!
と高瀬。
麗奈
高瀬くーん!久しぶり!
なんか少し顔変わったね!
高瀬
そう?ふけたんかな、太ったんかな。元気だった?
麗奈
うん、元気だったよー!高瀬くんは?
高瀬
俺も元気だよ。そうそう、俺の彼女も浜松にいるだよー。
麗奈
へーそうなんだ!
高瀬の彼女は後藤あいか(あいちゃん)という。一つ年下で高校の同級生と行った飲み会で知り合ったのだ。
麗奈
政則の彼女も浜松だよねー?一緒に遊んだりしたことあるの?
政則
一回だけあるな。
麗奈
そういえばうちの会社にもタメでさおりってこいるよー。
政則
マジでー?奇遇だな。彼女だったらびっくりだな。
麗奈
ホントだねー。!木村さおりってこなんだけどさ!
政則
…。マジ?
…ははっ同じ名前なんだけど…。
麗奈
えっ!ホントに!?ちょっと待って…。
ほらこのこなんだけど…そう?
麗奈は会社での飲み会の画像を見せてきた。
紛れもなく政則の彼女さおりであった。
政則
おいおい…マジかよ…。
高瀬はなんとも言えない表情で政則を見つめていた。
麗奈
ねぇ、このこと黙ってた方がいいよね?
政則
あたりめーだよ。うわっびっくりした。
麗奈
わかった…。
政則
そんなことよりさ!ほら!久しぶりなんだしなんか他の話題にしようぜ!
三人で話をしたりトランプをやったり昔よく歌を高瀬と政則がギターを弾き麗奈が歌い夜は更けて行った。
こんな仲良しな感じの三人。
さおりが同じ会社と気づいた時の麗奈の不敵な笑みに政則は気づけなかった。
ただ政則は言い様のない不安にかられていた。
続く
翌朝高瀬からメールが来ていた。
どういうこと?
どうもこーもねーよ。高瀬っち行きたい。2人じゃないならいいでしょ?って言うから断れないじゃん。
うーん、そだな。まぁ来るのは構わないよ。
さんきゅー。また言うよ。じゃあ仕事行ってくるわ。
仕事を終え帰ってきた政則。さおりに帰ってきたよとメールをした。
さおりとは週末に会う予定だ。金曜日の夜に政則の家に来て土曜日から一泊で伊豆へ温泉旅行に行くのだ。
さおりも政則ももちろん楽しみでならない様子だ。
政則は自然を満喫するのが好きで無駄に湖に行ったりするのが好きだったりする。さおりも文句を言わずについてきてくれる。
もちろん政則もさおりが行きたいとこには行く。
何よりお互い好きな人といれればどこでもいいと思っている。
最近ゆっくり会話をしていなかった2人を幸せな空気が包んだ。
寝る支度をしようということになり風呂をでたらまたメールすると電話を切った。
風呂に入りながら政則はさおりに謝った。もちろん麗奈とのことだ。
麗奈も浜松だしそう頻繁には会わないし2人では会わないからと安心していた。
すぐに事態が変わってしまうことを政則は知るはずもなかった。
風呂を出てさおりにメールをして政則はパソコンの電源を入れデジカメの画像をパソコンに取り込み整理した。
旅行でたくさん写真を撮るつもりだからだ。
さおりとのことを考えると優しい気持ちになれる。
5月から付き合ってまだ2ヶ月だがすごく幸せだと思う。
この日は麗奈から連絡も無く家でゲームやってギター弾いて旅行の準備をした。
翌日の木曜日。
とうとう明日はさおりと会える。それを糧に残り2日仕事をがんばろうと気合いを入れて出社した。
仕事を終えて帰宅中一本の電話が入った。
麗奈からであった。
政則ー?仕事終わった?
おう、終わったけんなんだー?
実は今日代休で休みだったから静岡に遊び来てたんだー!今日暇なら高瀬くんち行かない?
あっそうなんだ。んー…
政則は少し考えた。別に暇だが少し気が引けたからだ。
無理?
あーいいよ。高瀬に聞いてみるよ。
わざわざ静岡来てるなら会うか。という結論だった。
高瀬に電話してあっさり許可を得る。
麗奈が待っているため帰ってから風呂だけ済ます。
麗奈とマックにより高瀬っちへ行く。
おじゃましまーす。
おー、いらっしゃい。
高瀬は相変わらずタバコを吸いながらパソコンで最近始めたオンラインゲームで釣りをしている。
麗奈ちゃん久しぶりだね!
と高瀬。
麗奈
高瀬くーん!久しぶり!
なんか少し顔変わったね!
高瀬
そう?ふけたんかな、太ったんかな。元気だった?
麗奈
うん、元気だったよー!高瀬くんは?
高瀬
俺も元気だよ。そうそう、俺の彼女も浜松にいるだよー。
麗奈
へーそうなんだ!
高瀬の彼女は後藤あいか(あいちゃん)という。一つ年下で高校の同級生と行った飲み会で知り合ったのだ。
麗奈
政則の彼女も浜松だよねー?一緒に遊んだりしたことあるの?
政則
一回だけあるな。
麗奈
そういえばうちの会社にもタメでさおりってこいるよー。
政則
マジでー?奇遇だな。彼女だったらびっくりだな。
麗奈
ホントだねー。!木村さおりってこなんだけどさ!
政則
…。マジ?
…ははっ同じ名前なんだけど…。
麗奈
えっ!ホントに!?ちょっと待って…。
ほらこのこなんだけど…そう?
麗奈は会社での飲み会の画像を見せてきた。
紛れもなく政則の彼女さおりであった。
政則
おいおい…マジかよ…。
高瀬はなんとも言えない表情で政則を見つめていた。
麗奈
ねぇ、このこと黙ってた方がいいよね?
政則
あたりめーだよ。うわっびっくりした。
麗奈
わかった…。
政則
そんなことよりさ!ほら!久しぶりなんだしなんか他の話題にしようぜ!
三人で話をしたりトランプをやったり昔よく歌を高瀬と政則がギターを弾き麗奈が歌い夜は更けて行った。
こんな仲良しな感じの三人。
さおりが同じ会社と気づいた時の麗奈の不敵な笑みに政則は気づけなかった。
ただ政則は言い様のない不安にかられていた。
続く
2009年05月24日
真実5
政則はメールを見て返さずに寝た。
翌朝、眠い目を擦りながら起きた。
そうだ。昨日麗奈からメールきたんだっけな。
タバコを吸いながら返事を考える。
返した内容は「マジびっくりしたわ。でも楽しかったから許してやるよ(笑)また遊べる時あったら遊ぶべ!じゃあ仕事がんばれよ」
2人でという部分にはあえて触れなかった。2人で会いたい気持ちは会ったがそういうわけにもいかないから流したのだった。
返事をし支度をして政則は会社へ向かった。
上司と一緒に仕事をし、1日を終えた。
家へ帰り夕飯と風呂を済ませる。
今日は高瀬の家に遊びに行くことになっていたからだ。
高瀬とは高校2年の時バンドを組んだりして仲良くなった。高瀬は現在独り暮らしをしていてよく人も集まり高瀬ファミリーなるものがある。ファミリーとは友達の友達などの関係で集まりなかなかの人数で遊んでいて政則も高瀬本人も今の生活に欠かせないものとなっている。
政則もその常連。さおりも2回ほど参加したことがある。
いつも通り帰ったらすぐ寝れる準備をしてから高瀬の家へ向かう。
高瀬はくわえタバコでパソコンをいじりながらいらっしゃいと言った。
雑談をした後に政則は高瀬へ相談をはじめた。
なぁ高瀬。
なに?
麗奈って覚えてるら?
あたりまえじゃん。それがどうした?
それがさー、この前急に連絡きてさ。
えっ、それでそれで?
けっこう長い時間電話してさ、懐かしい話やらなんやらでさ。んで今あいつ東京じゃなくて浜松に転勤してきたって言うしまたみんなで遊べたら遊ぼうって切ったわけよ。
うんうん。
そしたらあいつ昨日急に俺っちまで来ただよ!
うそっ、マジか。なんかバカ展開早いな(笑)
たしかに(笑)んでまぁびっくりしたけん久しぶりだしぶっちゃけ嬉しかったしそのままメシ食い行ってさ、海行っただよ。
ほうほう、でナニした?(笑)
してねーよ(笑)話してさ、そしたらあいつ昔はさーみたいな感じで手つないできて頭肩においてきてさ。少しだけこうさせてなんて言われてさ。びっくりした。なんか昔よりきれいになってたしさ…女らしさが増したというか…ドキドキしちまってさ。
そしたらさおりから電話きてさ、連絡してなかったもんで心配だったって言われた。
うん。で?(笑)報告?(笑)
うるせーまだだよ(笑)
そいでな、要するにさおりから電話きてやっぱり今はさおりが好きだし大事にしてくつもりなんだけどさ。
だけど、何だ?
正直麗奈に会ってた時はメチャ楽しくて、やっぱ気合うしさ、懐かしかったせいもあるかもしんないけどときめきみたいの感じて少し幸せとも思っちまったんだよ。
そんなん一時のあれじゃないの?
そうかもしんねーけどさ。昨日バイバイした後にメール来てまた2人で遊ぼうって言われて今朝返したけどまだ返事がないんだけんさ。
あーそゆことね。
仮にこのまま麗奈と連絡とったり会ったりしたらさおりちゃんじゃなくて麗奈を選んじゃうかもみたいな?
まぁそんな感じだな。こんなん俺が麗奈と会わなきゃいいだけだからいいんだけどな。だって楽しかったんだもん!(笑)軽く会いたいって思っちゃったんだもん!(笑)
しらねーよ(笑)それはお前次第だな。政則がどっちが性格合うとか分かるのはお前ら本人達だけだしさ、意見は言うけど決めるのはお前だからな。何よりお前の気持ちが大事だと思うよ。
わかってるよ。もちろん今はさおりを選ぶに決まってる。ただ話聞いてほしかっただけだわ。わりーっけな。
いいよ。
ガチャッ
そんな時に来たのは伊藤一郎。伊藤は高瀬の中学の同級生で現在金融機関に勤めている。ファミリーのいじられ役。
お疲れ。ってかなになに、今なんの話してたの?
おー?伊藤にはまだはえー話だな(笑)
なんだよ政則、ひでぇ、気になる。
そう。伊藤は恋愛経験が少ないのだ。
えっとなぁ、かくかくしかじかだったんだよ。んで自分自身少しわかんなくなって話聞いてほしくて高瀬に話してただよ。
政則は簡略化して話をした。
なっ?伊藤にはまだ早かったしょ?(笑)
だからー!いいじゃん!このスケコマシ!(笑)
スケコマシじゃねーよ!
まぁこんなことあったよってだけだからさ。
そっか。羨ましいなー調子のんなよなー。
のってねーわ(笑)別に麗奈には2人で遊ぼうって言われただけで好きとかなんも言われてないしな。
伊藤も一郎…なんて言われながら手つなぎたい?好きー!って言われながらギュッてされたい?(笑)
……うん。一郎は小さく頷いた。かわいいやつだ。
〜♪
そんな時政則の携帯が鳴った。
おわふ。麗奈からメールだ。
伊藤・高瀬
なになに?なんてきた?
内容はこうだった。
『お疲れー今日朝ごめんね。今日忙しくてメール返す暇ないっけ!ってか2人でって部分流したでしょーひどいなー。いたいけな乙女心を無下にするなんてー。やっぱ2人はダメ?』
政則は2人に内容を伝えた。
高瀬
政則さん、これきてまっせ。グイグイきてまっせ。あんたにやられてまっせ。
伊藤
でたでた。
政則
でたでた。じゃねーよ(笑)これさ…きてる系?
高瀬
やべーしょ。どうすんの?
政則
いや断るさ。嬉しいけどさ。昨日2人はダメって言ったから。
政則は『お疲れ。返事は別にいいんだけどね、2人はやっぱダメだよ。昨日言ったでしょ?』
とだけ返した。
返事はすぐ来たが後で返そうと思って見なかった。
しばし三人でギター弾いたり談話したりして帰った。
帰り道に麗奈からのメールを見た。
『やっぱダメー?そんなにさおりちゃんが好きなの?別にやましい気持ちもなんもないなら会うぐらいいいと思うんだけどなー。政則しつこいとうざいって嫌う人だったしやめとくよ。』
政則は返事を返した。
『遅くなってごめん。高瀬っち行ってた。2人はね、やっぱさおりにわりーからさ。ごめんな。』
メールを返したらすぐ麗奈から電話がきた。
もしもし。
あっごめんねー今大丈夫しょ?
うん。なんだ?
なんか高瀬くんって聞いて懐かしくなってさ!
おう、そうかそうか。
私も高瀬くんちいきたい!楽しそうだしさ!だから一緒に行こうよー!2人じゃなきゃ私と会っても大丈夫なんでしょ?
えっ、あぁ…まぁな。
やったねー!じゃあいつならいいかなー?平日もよく行ってるしょ?
そうだな。お前がよけりゃ平日でもいいしょ。
わかったー!じゃあまた連絡するね。
あいよ。じゃーまたな。
政則は断る理由も無く承諾してしまった。
高瀬に麗奈が高瀬っち行きたいって言っててさ、今度一緒に行くことになっちまったとだけメールを入れた。
高瀬は寝たようで返事は来なかった。
政則は自転車を家に置き散歩をしながらさおりに電話した。
高瀬っちにいる間もさおりにはちょくちょくメールは返していた。
さおりは嬉しそうに電話にでた。
何か心が痛くなった。
そのまま、仕事であったことや高瀬と伊藤とのできごとなどを少し話をした。
さおりも愚痴やらを話した後に早く会いたいなと伝えてきた。
こうしてさおりと電話していると優しい気持ちになれる。
さおりとの電話を切り、家までの少しの距離で星を見上げながら少し歩いて考え事をした。
自分の気持ちが少しでも揺らいでしまっていることにイラつきを感じた。
何かむしゃくしゃした政則はバイクの鍵を取り、さおりに「なんか気分よくなったから少しバイクで走ってくるわ!先に寝てな!また明日メールするよ。おやすみ」とメールを送り愛車のゼファーに乗り久能街道を飛ばした。
風を切りながら走っていると悩んでいた自分がバカらしくなってきてすっきりしてきた。
今日は雲も無く、星と月がきれいだ。海も月明かりに照らされ怪しく光っているのがきれいだ。
途中海岸で花火をやっている若者達がいた。
途中でバイクを停めタバコを吸った。
夜風が気持ちいい。少し湿気をおびているが昼間とは違って風自体が少し冷たい。
そういえば麗奈と別れたのは夏だったなぁ。
再会したのも夏か…。
へっ関係ねーな!俺にはさおりだけだ!
政則はタバコを消しバイクに跨がり家路に着いた。
また暑い季節がやってきた。
続く
翌朝、眠い目を擦りながら起きた。
そうだ。昨日麗奈からメールきたんだっけな。
タバコを吸いながら返事を考える。
返した内容は「マジびっくりしたわ。でも楽しかったから許してやるよ(笑)また遊べる時あったら遊ぶべ!じゃあ仕事がんばれよ」
2人でという部分にはあえて触れなかった。2人で会いたい気持ちは会ったがそういうわけにもいかないから流したのだった。
返事をし支度をして政則は会社へ向かった。
上司と一緒に仕事をし、1日を終えた。
家へ帰り夕飯と風呂を済ませる。
今日は高瀬の家に遊びに行くことになっていたからだ。
高瀬とは高校2年の時バンドを組んだりして仲良くなった。高瀬は現在独り暮らしをしていてよく人も集まり高瀬ファミリーなるものがある。ファミリーとは友達の友達などの関係で集まりなかなかの人数で遊んでいて政則も高瀬本人も今の生活に欠かせないものとなっている。
政則もその常連。さおりも2回ほど参加したことがある。
いつも通り帰ったらすぐ寝れる準備をしてから高瀬の家へ向かう。
高瀬はくわえタバコでパソコンをいじりながらいらっしゃいと言った。
雑談をした後に政則は高瀬へ相談をはじめた。
なぁ高瀬。
なに?
麗奈って覚えてるら?
あたりまえじゃん。それがどうした?
それがさー、この前急に連絡きてさ。
えっ、それでそれで?
けっこう長い時間電話してさ、懐かしい話やらなんやらでさ。んで今あいつ東京じゃなくて浜松に転勤してきたって言うしまたみんなで遊べたら遊ぼうって切ったわけよ。
うんうん。
そしたらあいつ昨日急に俺っちまで来ただよ!
うそっ、マジか。なんかバカ展開早いな(笑)
たしかに(笑)んでまぁびっくりしたけん久しぶりだしぶっちゃけ嬉しかったしそのままメシ食い行ってさ、海行っただよ。
ほうほう、でナニした?(笑)
してねーよ(笑)話してさ、そしたらあいつ昔はさーみたいな感じで手つないできて頭肩においてきてさ。少しだけこうさせてなんて言われてさ。びっくりした。なんか昔よりきれいになってたしさ…女らしさが増したというか…ドキドキしちまってさ。
そしたらさおりから電話きてさ、連絡してなかったもんで心配だったって言われた。
うん。で?(笑)報告?(笑)
うるせーまだだよ(笑)
そいでな、要するにさおりから電話きてやっぱり今はさおりが好きだし大事にしてくつもりなんだけどさ。
だけど、何だ?
正直麗奈に会ってた時はメチャ楽しくて、やっぱ気合うしさ、懐かしかったせいもあるかもしんないけどときめきみたいの感じて少し幸せとも思っちまったんだよ。
そんなん一時のあれじゃないの?
そうかもしんねーけどさ。昨日バイバイした後にメール来てまた2人で遊ぼうって言われて今朝返したけどまだ返事がないんだけんさ。
あーそゆことね。
仮にこのまま麗奈と連絡とったり会ったりしたらさおりちゃんじゃなくて麗奈を選んじゃうかもみたいな?
まぁそんな感じだな。こんなん俺が麗奈と会わなきゃいいだけだからいいんだけどな。だって楽しかったんだもん!(笑)軽く会いたいって思っちゃったんだもん!(笑)
しらねーよ(笑)それはお前次第だな。政則がどっちが性格合うとか分かるのはお前ら本人達だけだしさ、意見は言うけど決めるのはお前だからな。何よりお前の気持ちが大事だと思うよ。
わかってるよ。もちろん今はさおりを選ぶに決まってる。ただ話聞いてほしかっただけだわ。わりーっけな。
いいよ。
ガチャッ
そんな時に来たのは伊藤一郎。伊藤は高瀬の中学の同級生で現在金融機関に勤めている。ファミリーのいじられ役。
お疲れ。ってかなになに、今なんの話してたの?
おー?伊藤にはまだはえー話だな(笑)
なんだよ政則、ひでぇ、気になる。
そう。伊藤は恋愛経験が少ないのだ。
えっとなぁ、かくかくしかじかだったんだよ。んで自分自身少しわかんなくなって話聞いてほしくて高瀬に話してただよ。
政則は簡略化して話をした。
なっ?伊藤にはまだ早かったしょ?(笑)
だからー!いいじゃん!このスケコマシ!(笑)
スケコマシじゃねーよ!
まぁこんなことあったよってだけだからさ。
そっか。羨ましいなー調子のんなよなー。
のってねーわ(笑)別に麗奈には2人で遊ぼうって言われただけで好きとかなんも言われてないしな。
伊藤も一郎…なんて言われながら手つなぎたい?好きー!って言われながらギュッてされたい?(笑)
……うん。一郎は小さく頷いた。かわいいやつだ。
〜♪
そんな時政則の携帯が鳴った。
おわふ。麗奈からメールだ。
伊藤・高瀬
なになに?なんてきた?
内容はこうだった。
『お疲れー今日朝ごめんね。今日忙しくてメール返す暇ないっけ!ってか2人でって部分流したでしょーひどいなー。いたいけな乙女心を無下にするなんてー。やっぱ2人はダメ?』
政則は2人に内容を伝えた。
高瀬
政則さん、これきてまっせ。グイグイきてまっせ。あんたにやられてまっせ。
伊藤
でたでた。
政則
でたでた。じゃねーよ(笑)これさ…きてる系?
高瀬
やべーしょ。どうすんの?
政則
いや断るさ。嬉しいけどさ。昨日2人はダメって言ったから。
政則は『お疲れ。返事は別にいいんだけどね、2人はやっぱダメだよ。昨日言ったでしょ?』
とだけ返した。
返事はすぐ来たが後で返そうと思って見なかった。
しばし三人でギター弾いたり談話したりして帰った。
帰り道に麗奈からのメールを見た。
『やっぱダメー?そんなにさおりちゃんが好きなの?別にやましい気持ちもなんもないなら会うぐらいいいと思うんだけどなー。政則しつこいとうざいって嫌う人だったしやめとくよ。』
政則は返事を返した。
『遅くなってごめん。高瀬っち行ってた。2人はね、やっぱさおりにわりーからさ。ごめんな。』
メールを返したらすぐ麗奈から電話がきた。
もしもし。
あっごめんねー今大丈夫しょ?
うん。なんだ?
なんか高瀬くんって聞いて懐かしくなってさ!
おう、そうかそうか。
私も高瀬くんちいきたい!楽しそうだしさ!だから一緒に行こうよー!2人じゃなきゃ私と会っても大丈夫なんでしょ?
えっ、あぁ…まぁな。
やったねー!じゃあいつならいいかなー?平日もよく行ってるしょ?
そうだな。お前がよけりゃ平日でもいいしょ。
わかったー!じゃあまた連絡するね。
あいよ。じゃーまたな。
政則は断る理由も無く承諾してしまった。
高瀬に麗奈が高瀬っち行きたいって言っててさ、今度一緒に行くことになっちまったとだけメールを入れた。
高瀬は寝たようで返事は来なかった。
政則は自転車を家に置き散歩をしながらさおりに電話した。
高瀬っちにいる間もさおりにはちょくちょくメールは返していた。
さおりは嬉しそうに電話にでた。
何か心が痛くなった。
そのまま、仕事であったことや高瀬と伊藤とのできごとなどを少し話をした。
さおりも愚痴やらを話した後に早く会いたいなと伝えてきた。
こうしてさおりと電話していると優しい気持ちになれる。
さおりとの電話を切り、家までの少しの距離で星を見上げながら少し歩いて考え事をした。
自分の気持ちが少しでも揺らいでしまっていることにイラつきを感じた。
何かむしゃくしゃした政則はバイクの鍵を取り、さおりに「なんか気分よくなったから少しバイクで走ってくるわ!先に寝てな!また明日メールするよ。おやすみ」とメールを送り愛車のゼファーに乗り久能街道を飛ばした。
風を切りながら走っていると悩んでいた自分がバカらしくなってきてすっきりしてきた。
今日は雲も無く、星と月がきれいだ。海も月明かりに照らされ怪しく光っているのがきれいだ。
途中海岸で花火をやっている若者達がいた。
途中でバイクを停めタバコを吸った。
夜風が気持ちいい。少し湿気をおびているが昼間とは違って風自体が少し冷たい。
そういえば麗奈と別れたのは夏だったなぁ。
再会したのも夏か…。
へっ関係ねーな!俺にはさおりだけだ!
政則はタバコを消しバイクに跨がり家路に着いた。
また暑い季節がやってきた。
続く
2009年05月22日
真実4
きゅ急に、何言ってんだよ!遊んでないから!普通に男友達だよ。
ふーん。そっか。ならいいけど。とりあえずなんかあるなら一言でいいから言って。いろいろと心配しちゃうから。やだよ?私から離れないで…。
うん、わかった。ごめんな。お前のこと大事に思ってるから!じゃあ友達待ってるから。
うん、また帰ってきたらメールして。じゃあね。
わかったよ。また後で。
…。何やってんだよ俺…。
電話を切った後政則は罪悪感でたまらなくなった。さっきまでときめきそうだなんて思った自分がバカらしくなった。さおりが俺を必要としてくれてるのに俺は昔の女と…。バカ野郎だな。嘘までついて…。しかしなんで「麗奈」なんて名前がでてきたんだ。タバコを一本吸いながらそんなことを考えた。
よしっ。
おう、わりいっけな。
誰からだった?
さおりだよ。
あら、大丈夫だった?
あーまぁね。それよりさ、やっぱり2人で会うのやめようか。
えー!なんで!?いいじゃんいいじゃん!
さおりに申し訳ないからだよ。
そうだけどさぁ…。
なっ。またみんなで遊べばいいじゃんかさ!別にこれっきりってわけじゃないんだしさ!
そう言われたらしょうがないや。さおりちゃん大事にしてあげてね。
当たり前だよ。じゃなきゃ最初から付き合わねぇ。
時間もおせーしそろそろ帰るか。浜松まで帰るだら?大丈夫か?
うん、大丈夫だよ。急に来てごめんっけね。
いや、いいよ。久々に会えて楽しかったよ。
私もだよ。こんなこと言っちゃダメかもしんないけど言っちゃうね?
ん?
やっぱり政則の隣って落ち着くなぁって思ってさ!別に好きとかそういうわけじゃないよ?ただなんとなく居心地がよかったよ。
あぁ…ありがとう。そりゃ前はあんなに一緒にいたからな。
なんかしんみりすっから早く帰ろうぜ。
うん…。
バタンッ。
じゃあな。気を付けて帰れよ。
うん、またね!今日はありがと!
おう、またな。
政則は複雑な気分だった。
正直麗奈と過ごした数時間は心から楽しかったし、幸せな気分にさえなってしまった。まるで恋人だった頃に戻ったような錯覚に陥ってしまっていた。
たださおりからの電話で現実に戻った。さおりは俺を必要としている、それ以前に今はさおりという女性を好きで大事にしたい。
この気持ちに偽りはない。
別れ際に麗奈にさおりというこを知っているか聞こうか迷ったが何か怖くてやめた。そして仮に知り合いだった場合どうしていいかわからないだろうと。
ずるい考えたをしたのだった。
部屋に戻りふぅ〜っと大きく息を吐きながらドカッと座り、さおりに電話をかける。
あっもしもしさおり?起きてた?
うーん寝そうだけど待ってたんだよー。
マジですか。今日はごめんね。
別に怒ってはないよ。信じてるしねーでもちょっと心配になっちゃった!
ごめんごめん。これからは気を付けるよ。
なぁさおり…。
なに?
好きだよ。
えーなにー!急に!恥ずかしいんだけど!
でも嬉しいよ。私も好きだよ。
うん、ありがとう。
明日も仕事だしそろそろ寝るか。眠いら?
えーまだ電話はじまったばっかじゃーん。
そうだけんさ、週末には会うし明日も電話するからさ!なっ!
ぶー。わかったよー。おやすみ。
おう、おやすみ。
政則は「この時は」自然な気持ちで好きだと言えた。ずっと大事にすると誓った。
ただ自分の中でさおりが好きだと言い聞かせてしまっていたことに気づいていなかった。
心のどこかには麗奈という存在が蘇りつつあることに気づいていなかった。
さて、寝るかな。
パチッ
政則は電気を消して横になった。
ゆーれてー、みだーれてー、かみーひこーうき。
メール着信音が鳴った。
さおりかな?
いや麗奈だった。
『今日は急に行ってごめんね!すごく楽しかったよ!昔に戻れたみたいでウキウキしちゃった。また2人で会いたいなー!それじゃまたね!おやすみ。』
麗奈の心には火が点いてしまったようだ。
続く
ふーん。そっか。ならいいけど。とりあえずなんかあるなら一言でいいから言って。いろいろと心配しちゃうから。やだよ?私から離れないで…。
うん、わかった。ごめんな。お前のこと大事に思ってるから!じゃあ友達待ってるから。
うん、また帰ってきたらメールして。じゃあね。
わかったよ。また後で。
…。何やってんだよ俺…。
電話を切った後政則は罪悪感でたまらなくなった。さっきまでときめきそうだなんて思った自分がバカらしくなった。さおりが俺を必要としてくれてるのに俺は昔の女と…。バカ野郎だな。嘘までついて…。しかしなんで「麗奈」なんて名前がでてきたんだ。タバコを一本吸いながらそんなことを考えた。
よしっ。
おう、わりいっけな。
誰からだった?
さおりだよ。
あら、大丈夫だった?
あーまぁね。それよりさ、やっぱり2人で会うのやめようか。
えー!なんで!?いいじゃんいいじゃん!
さおりに申し訳ないからだよ。
そうだけどさぁ…。
なっ。またみんなで遊べばいいじゃんかさ!別にこれっきりってわけじゃないんだしさ!
そう言われたらしょうがないや。さおりちゃん大事にしてあげてね。
当たり前だよ。じゃなきゃ最初から付き合わねぇ。
時間もおせーしそろそろ帰るか。浜松まで帰るだら?大丈夫か?
うん、大丈夫だよ。急に来てごめんっけね。
いや、いいよ。久々に会えて楽しかったよ。
私もだよ。こんなこと言っちゃダメかもしんないけど言っちゃうね?
ん?
やっぱり政則の隣って落ち着くなぁって思ってさ!別に好きとかそういうわけじゃないよ?ただなんとなく居心地がよかったよ。
あぁ…ありがとう。そりゃ前はあんなに一緒にいたからな。
なんかしんみりすっから早く帰ろうぜ。
うん…。
バタンッ。
じゃあな。気を付けて帰れよ。
うん、またね!今日はありがと!
おう、またな。
政則は複雑な気分だった。
正直麗奈と過ごした数時間は心から楽しかったし、幸せな気分にさえなってしまった。まるで恋人だった頃に戻ったような錯覚に陥ってしまっていた。
たださおりからの電話で現実に戻った。さおりは俺を必要としている、それ以前に今はさおりという女性を好きで大事にしたい。
この気持ちに偽りはない。
別れ際に麗奈にさおりというこを知っているか聞こうか迷ったが何か怖くてやめた。そして仮に知り合いだった場合どうしていいかわからないだろうと。
ずるい考えたをしたのだった。
部屋に戻りふぅ〜っと大きく息を吐きながらドカッと座り、さおりに電話をかける。
あっもしもしさおり?起きてた?
うーん寝そうだけど待ってたんだよー。
マジですか。今日はごめんね。
別に怒ってはないよ。信じてるしねーでもちょっと心配になっちゃった!
ごめんごめん。これからは気を付けるよ。
なぁさおり…。
なに?
好きだよ。
えーなにー!急に!恥ずかしいんだけど!
でも嬉しいよ。私も好きだよ。
うん、ありがとう。
明日も仕事だしそろそろ寝るか。眠いら?
えーまだ電話はじまったばっかじゃーん。
そうだけんさ、週末には会うし明日も電話するからさ!なっ!
ぶー。わかったよー。おやすみ。
おう、おやすみ。
政則は「この時は」自然な気持ちで好きだと言えた。ずっと大事にすると誓った。
ただ自分の中でさおりが好きだと言い聞かせてしまっていたことに気づいていなかった。
心のどこかには麗奈という存在が蘇りつつあることに気づいていなかった。
さて、寝るかな。
パチッ
政則は電気を消して横になった。
ゆーれてー、みだーれてー、かみーひこーうき。
メール着信音が鳴った。
さおりかな?
いや麗奈だった。
『今日は急に行ってごめんね!すごく楽しかったよ!昔に戻れたみたいでウキウキしちゃった。また2人で会いたいなー!それじゃまたね!おやすみ。』
麗奈の心には火が点いてしまったようだ。
続く
2009年05月21日
真実3
麗奈がポツリと吐いた一人言。
それに気づいたさおり。
さおりは気になって麗奈に言う。
友達ー?
うんまあねーでも電話出ないしまた今度にしようかなと思ってさ。たぶん仕事中かな?
そうなんだー。残念だったね!こっちにも友達いるんだねー。
あれ?言わないっけか?地元は静岡でさー仕事の都合で東京言ってただけだから静岡に友達はいるよー。
そうなんだ!へぇ…静岡の友達かー。浜松から静岡まで遊び行くの?
うん今日定時であがれるし行っちゃおうかなと思ったんだけどね。今日はダメかなー?
そっか!まぁお疲れさまね!また明日ー。
うん、先にあがりまーす。お疲れさまでしたー。
麗奈は会社を後にした。
さおりは「政則」・「静岡」というキーワードが気になった。
しかし偶然だと自分に言い聞かせた。付き合ったばかりだし何より政則を信じていたからだ。
麗奈はそんなことに気づいていない。ましてや「政則の彼女さおり」が「同じ会社の同僚さおり」だなんて夢にも思っていない。
帰り道に車を走らせている麗奈。
時間もあるし何より帰っても暇だなと思い静岡へ向かいはじめてしまった。
そう、政則に会いに。
その頃政則はと言うと、仕事を終えてゆっくり帰宅していた。家に着いてから夕飯を済ませ、風呂に入る。
1日の疲れをゆっくり湯船に浸かり癒していく。
風呂を出てタバコに火を点ける。
あぁそういや麗奈から電話きてたっけな…かけ直すか…
その時。
ピンポーン
インターホンが鳴る。
誰だ?と思いながら玄関を開ける。
麗奈!?
なんでいんだよ!
えっこの前電話で言ったじゃん!今は浜松で働いてるよって。
違う違う!それは覚えてるけどなんでいまここに?浜松から来たのか!?
うん、今日帰り早かったからさー来ちゃった(笑)びっくりしたぁ?
来ちゃったじゃねーよ!びっくりするに決まってんじゃん!ちょうど電話しようと思ってたとこだった。
ごめんねー。今日無理?
いや暇だけどさ…。
じゃあ遊ぼうよー!
お前強引だな!
いいじゃんいいじゃんせっかく浜松からきたんだからね!
そうだな、わかった…。ちょっと支度するから部屋あがってて。
わーい!久しぶりだね!おじゃましまーす。
ったく…。
そうは言いながらも政則は麗奈に会えたことが凄く嬉しかった。
ちょうど2年ぐらい前に別れた2人が再び出会ってしまった。
元々別れた原因は麗奈の東京への転勤であった。
遠距離恋愛になった2人の心の距離も徐々に遠くなっていき、生活も噛み合わないため会うこともかなり減った。
そんなことから2人の気持ちは少しずつ冷めていき2人は別れという形をとった。
2人とも嫌いになったわけでもなく、 どちらからとも言いがたい感じで別れた。自然に友達に戻った雰囲気だった。別れた時は「なんか寂しいけどお互い頑張ろうね」と笑顔で別れたのだった。
政則は髪の毛を乾かしスウェットのままゴロリと横になる。
あー疲れた!
お疲れさまー。まだギターやってるんだね!
うん、相変わらずのバンドだよ。ドラムがうんまさんでベースはたけしになったけどね。みんな覚えてる?
覚えてるよ!楽しそうでいいねー。
かなり楽しいよ!前よりよくなってるし。ってか家でゴロゴロしてんのもあれだしどっか行くか。メシ食った?
食べてない。お腹空いたー!
じゃあとりあえずメシ食い行こう。俺食ったばっかだけん食えるからさ。
うわーでたー懐かしいーあんた食っても太らないもんねーホントくたばってほしいよねー!(笑)
うるせーほら行くぞ。
はーい。
2人は昔よく行ったラーメン屋へ行った。
昔よく来たよねーと懐かしい話を交えながら食事を済ませた。
食事を済ませた2人は昔よく行った海岸へ行った。
車を停めて話を続ける。
話の途中で外出るか。と政則が言う。
バタンッ
風気持ちいいな。
そうだねーもう夏だもんね!
シュボッ
政則はタバコに火を点けた。
星きれいだな。あそこのテトラポットに座ろうぜ。
うんっ。
2人はテトラポットによりかかり肩が触れるか触れないかぐらいの微妙な距離感で並んで座った。
なんかこうしてると懐かしくなってくるねー。
そうだなー。
昔はこうしてさー
ギュッ
手を握る麗奈
おい!
いいからいいから!こうしてさー。
コトンと頭を肩に置く。
お前なー。
少しだけこうさせて…。
んっ…おう、わかったよ…。
政則は戸惑いながらも内心ではかなりドキドキしてしまっていた。
鼓動が早くなる。麗奈にばれないように大きく息を吸って吐いて気持ちを落ち着かせた。まずいと思いながらもこの状況に居心地のよさを感じてしまった。
急にごめんね、ありがとう。なんか懐かしくてさつい。
いやいいよ。
政則は冷静な振りをした。
この時の2人は同じような気持ちになっていた。
居心地がいい。
政則はあの頃のときめきが蘇ってしまいそうだと思った。
その時だった。
リンダーリンダー!
波の音しか聞こえない砂浜に鳴り響いたのは政則の着信音。
うわっびっくりしたー。誰だか。
やべっさおりだ。
ちょっごめん。電話してくるわ。
もしもし。
バカー!なんで連絡してくんないのよ!
あっごめん!ちょっと久しぶりの友達と偶然会ったもんで遊んでてさ!
一言言ってくれればよかったのにー。
ごめんね。気を付けるよ!
うん…。ねぇまさか麗奈ってこと遊んでないよね?
!?
続く
それに気づいたさおり。
さおりは気になって麗奈に言う。
友達ー?
うんまあねーでも電話出ないしまた今度にしようかなと思ってさ。たぶん仕事中かな?
そうなんだー。残念だったね!こっちにも友達いるんだねー。
あれ?言わないっけか?地元は静岡でさー仕事の都合で東京言ってただけだから静岡に友達はいるよー。
そうなんだ!へぇ…静岡の友達かー。浜松から静岡まで遊び行くの?
うん今日定時であがれるし行っちゃおうかなと思ったんだけどね。今日はダメかなー?
そっか!まぁお疲れさまね!また明日ー。
うん、先にあがりまーす。お疲れさまでしたー。
麗奈は会社を後にした。
さおりは「政則」・「静岡」というキーワードが気になった。
しかし偶然だと自分に言い聞かせた。付き合ったばかりだし何より政則を信じていたからだ。
麗奈はそんなことに気づいていない。ましてや「政則の彼女さおり」が「同じ会社の同僚さおり」だなんて夢にも思っていない。
帰り道に車を走らせている麗奈。
時間もあるし何より帰っても暇だなと思い静岡へ向かいはじめてしまった。
そう、政則に会いに。
その頃政則はと言うと、仕事を終えてゆっくり帰宅していた。家に着いてから夕飯を済ませ、風呂に入る。
1日の疲れをゆっくり湯船に浸かり癒していく。
風呂を出てタバコに火を点ける。
あぁそういや麗奈から電話きてたっけな…かけ直すか…
その時。
ピンポーン
インターホンが鳴る。
誰だ?と思いながら玄関を開ける。
麗奈!?
なんでいんだよ!
えっこの前電話で言ったじゃん!今は浜松で働いてるよって。
違う違う!それは覚えてるけどなんでいまここに?浜松から来たのか!?
うん、今日帰り早かったからさー来ちゃった(笑)びっくりしたぁ?
来ちゃったじゃねーよ!びっくりするに決まってんじゃん!ちょうど電話しようと思ってたとこだった。
ごめんねー。今日無理?
いや暇だけどさ…。
じゃあ遊ぼうよー!
お前強引だな!
いいじゃんいいじゃんせっかく浜松からきたんだからね!
そうだな、わかった…。ちょっと支度するから部屋あがってて。
わーい!久しぶりだね!おじゃましまーす。
ったく…。
そうは言いながらも政則は麗奈に会えたことが凄く嬉しかった。
ちょうど2年ぐらい前に別れた2人が再び出会ってしまった。
元々別れた原因は麗奈の東京への転勤であった。
遠距離恋愛になった2人の心の距離も徐々に遠くなっていき、生活も噛み合わないため会うこともかなり減った。
そんなことから2人の気持ちは少しずつ冷めていき2人は別れという形をとった。
2人とも嫌いになったわけでもなく、 どちらからとも言いがたい感じで別れた。自然に友達に戻った雰囲気だった。別れた時は「なんか寂しいけどお互い頑張ろうね」と笑顔で別れたのだった。
政則は髪の毛を乾かしスウェットのままゴロリと横になる。
あー疲れた!
お疲れさまー。まだギターやってるんだね!
うん、相変わらずのバンドだよ。ドラムがうんまさんでベースはたけしになったけどね。みんな覚えてる?
覚えてるよ!楽しそうでいいねー。
かなり楽しいよ!前よりよくなってるし。ってか家でゴロゴロしてんのもあれだしどっか行くか。メシ食った?
食べてない。お腹空いたー!
じゃあとりあえずメシ食い行こう。俺食ったばっかだけん食えるからさ。
うわーでたー懐かしいーあんた食っても太らないもんねーホントくたばってほしいよねー!(笑)
うるせーほら行くぞ。
はーい。
2人は昔よく行ったラーメン屋へ行った。
昔よく来たよねーと懐かしい話を交えながら食事を済ませた。
食事を済ませた2人は昔よく行った海岸へ行った。
車を停めて話を続ける。
話の途中で外出るか。と政則が言う。
バタンッ
風気持ちいいな。
そうだねーもう夏だもんね!
シュボッ
政則はタバコに火を点けた。
星きれいだな。あそこのテトラポットに座ろうぜ。
うんっ。
2人はテトラポットによりかかり肩が触れるか触れないかぐらいの微妙な距離感で並んで座った。
なんかこうしてると懐かしくなってくるねー。
そうだなー。
昔はこうしてさー
ギュッ
手を握る麗奈
おい!
いいからいいから!こうしてさー。
コトンと頭を肩に置く。
お前なー。
少しだけこうさせて…。
んっ…おう、わかったよ…。
政則は戸惑いながらも内心ではかなりドキドキしてしまっていた。
鼓動が早くなる。麗奈にばれないように大きく息を吸って吐いて気持ちを落ち着かせた。まずいと思いながらもこの状況に居心地のよさを感じてしまった。
急にごめんね、ありがとう。なんか懐かしくてさつい。
いやいいよ。
政則は冷静な振りをした。
この時の2人は同じような気持ちになっていた。
居心地がいい。
政則はあの頃のときめきが蘇ってしまいそうだと思った。
その時だった。
リンダーリンダー!
波の音しか聞こえない砂浜に鳴り響いたのは政則の着信音。
うわっびっくりしたー。誰だか。
やべっさおりだ。
ちょっごめん。電話してくるわ。
もしもし。
バカー!なんで連絡してくんないのよ!
あっごめん!ちょっと久しぶりの友達と偶然会ったもんで遊んでてさ!
一言言ってくれればよかったのにー。
ごめんね。気を付けるよ!
うん…。ねぇまさか麗奈ってこと遊んでないよね?
!?
続く
2009年05月20日
真実2
めでたく交際を始めた2人。最初はそれこそ絵に書いたように幸せそうであった。
2人ともお互いがお互いを思いやり、すべては順調かのように思えた。付き合ってからまだ2ヶ月しか経っていないのだから当然と言えば当然なのかもしれない。
とある時に政則(のり)の電話が鳴った。
昔付き合っていた麗奈からであった。
急になんだよと正直軽くビクつきながら電話にでた。
もしもし?
あっ政則ー?久しぶりだね!電話番号変わってたらどうしようかと思ったっけー!
おう、そうか。急にどうした?
特に意味はないよー久しぶりに声聞きたくなっただけだよー?
そっか。元気してたか?
うん、まあね〜。でも政則と別れてからの2年間はねーやっぱなんかダメだった!2人彼氏いたんだけどすぐ別れちゃったしさー政則はホントいい男だったよー!
と麗奈はおどけながら言った。
政則は不覚にもドキッとしてしまったのであった。それを感じさせないようにふざけて続ける。
お前急にそんなこと言うなよ(笑)びっくりしたけんちょっと嬉しいじゃんかさ(笑)お前もいい女だったぜ!もうホント最高!
おうおう、にいちゃん。そこまで言うならやり直してみないか?おぉーこのー。
そういうことはふざけながら言ってもダメですぜねーさん。
久しぶりの2人は昔話にも華が咲き近況報告も混ぜながら三時間あまり電話での会話を楽しんだ。
最後に麗奈は言う。
なんか政則に会いたくなってきちゃったよ。懐かしいし最近寂しいしさー。
うーん、俺もなんか会って話したいなーでも俺最近彼女できたばっかだからさ。2人で会うのはダメだよ。彼女に申し訳ないからさ。昔みたいに良太とかと何人かで会うならいいけど。
なんでよー。今はただの友達でしょー!束縛するこ?
束縛…あんまだけどさ、俺もされたくないからしてないけどお前の場合元カノだから俺らが友達だって言い張っても周りはそうは思わないじゃんかさ。
そうだけどさー。確かに彼氏が友達だけど元カノってこに会うって言ったらやだもんな。
でもいいじゃん!本人達の問題じゃん!(笑)少しだけーだよー少しだけおーねーがーい!昔は政則の方が会いたがりーだったくせに!
うぜぇっ(笑)
わかったよ!また今度暇な日な!また暇な日連絡するわ!じゃあもう寝るからなー。おやすみー。
うわっつめたーい。あんなに優しかったのに(笑)そうやってうやむやにして会わない気だな貴様ー
わかったから(笑)またな!
ぶーまたねー。
こうして政則と麗奈は会うような会わないような微妙な約束を交わしたのだった。
この電話がきっかけで2人の人生が変わることはまだ知らないのであった。
数日後
仕事を終えた麗奈は政則に電話した。
だが政則は仕事中であったため電話には出なかった。
帰ってからかけ直すかな。
麗奈は電話に出なかったため会社で一人言を言った。
あれー?政則電話出ないや。まだ仕事中かなー?勝手に行っちゃおうっかな。
1人の女性が麗奈を見つめる。
さおりだ。
続く
のかな(笑)
ゆうきさんのために続き作ってみました。
簡単に人物紹介。
政則(のり)
22歳男性。
夏に転職してガス屋で働いている。天パでメガネをかけている。ゼファー400に乗っている。
さおり
22歳女性。
政則が昔住んでいた浜松の同級生。11年振りに偶然再会し付き合うことになった今の彼女。交際期間はまだ2ヶ月。
麗奈
22歳女性。
政則の元彼女。交際期間は18歳〜20歳の約2年。麗奈の急な電話から政則は麗奈と近々会うような雰囲気になってしまった。
良太
22歳男性。
ガタイのいい土木の仕事をしている友達。昔はよく遊んだものだが最近は月に一回会うか会わないかぐらいである。麗奈とも一緒によく遊んだ。
ぶへへー。特に意味はないからね。気が向いたら読めばいいしきもっと思ったら思えばいいっす。
真実シリーズはマンガ名言を書かないことにした。
2人ともお互いがお互いを思いやり、すべては順調かのように思えた。付き合ってからまだ2ヶ月しか経っていないのだから当然と言えば当然なのかもしれない。
とある時に政則(のり)の電話が鳴った。
昔付き合っていた麗奈からであった。
急になんだよと正直軽くビクつきながら電話にでた。
もしもし?
あっ政則ー?久しぶりだね!電話番号変わってたらどうしようかと思ったっけー!
おう、そうか。急にどうした?
特に意味はないよー久しぶりに声聞きたくなっただけだよー?
そっか。元気してたか?
うん、まあね〜。でも政則と別れてからの2年間はねーやっぱなんかダメだった!2人彼氏いたんだけどすぐ別れちゃったしさー政則はホントいい男だったよー!
と麗奈はおどけながら言った。
政則は不覚にもドキッとしてしまったのであった。それを感じさせないようにふざけて続ける。
お前急にそんなこと言うなよ(笑)びっくりしたけんちょっと嬉しいじゃんかさ(笑)お前もいい女だったぜ!もうホント最高!
おうおう、にいちゃん。そこまで言うならやり直してみないか?おぉーこのー。
そういうことはふざけながら言ってもダメですぜねーさん。
久しぶりの2人は昔話にも華が咲き近況報告も混ぜながら三時間あまり電話での会話を楽しんだ。
最後に麗奈は言う。
なんか政則に会いたくなってきちゃったよ。懐かしいし最近寂しいしさー。
うーん、俺もなんか会って話したいなーでも俺最近彼女できたばっかだからさ。2人で会うのはダメだよ。彼女に申し訳ないからさ。昔みたいに良太とかと何人かで会うならいいけど。
なんでよー。今はただの友達でしょー!束縛するこ?
束縛…あんまだけどさ、俺もされたくないからしてないけどお前の場合元カノだから俺らが友達だって言い張っても周りはそうは思わないじゃんかさ。
そうだけどさー。確かに彼氏が友達だけど元カノってこに会うって言ったらやだもんな。
でもいいじゃん!本人達の問題じゃん!(笑)少しだけーだよー少しだけおーねーがーい!昔は政則の方が会いたがりーだったくせに!
うぜぇっ(笑)
わかったよ!また今度暇な日な!また暇な日連絡するわ!じゃあもう寝るからなー。おやすみー。
うわっつめたーい。あんなに優しかったのに(笑)そうやってうやむやにして会わない気だな貴様ー
わかったから(笑)またな!
ぶーまたねー。
こうして政則と麗奈は会うような会わないような微妙な約束を交わしたのだった。
この電話がきっかけで2人の人生が変わることはまだ知らないのであった。
数日後
仕事を終えた麗奈は政則に電話した。
だが政則は仕事中であったため電話には出なかった。
帰ってからかけ直すかな。
麗奈は電話に出なかったため会社で一人言を言った。
あれー?政則電話出ないや。まだ仕事中かなー?勝手に行っちゃおうっかな。
1人の女性が麗奈を見つめる。
さおりだ。
続く
のかな(笑)
ゆうきさんのために続き作ってみました。
簡単に人物紹介。
政則(のり)
22歳男性。
夏に転職してガス屋で働いている。天パでメガネをかけている。ゼファー400に乗っている。
さおり
22歳女性。
政則が昔住んでいた浜松の同級生。11年振りに偶然再会し付き合うことになった今の彼女。交際期間はまだ2ヶ月。
麗奈
22歳女性。
政則の元彼女。交際期間は18歳〜20歳の約2年。麗奈の急な電話から政則は麗奈と近々会うような雰囲気になってしまった。
良太
22歳男性。
ガタイのいい土木の仕事をしている友達。昔はよく遊んだものだが最近は月に一回会うか会わないかぐらいである。麗奈とも一緒によく遊んだ。
ぶへへー。特に意味はないからね。気が向いたら読めばいいしきもっと思ったら思えばいいっす。
真実シリーズはマンガ名言を書かないことにした。
新たなる生命
先日会社でグリーンカーテンなるものをやるということでゴーヤとアサガオ?とか種を植えました。
芽がでたー!!昨日より成長してた。
小さな小さな生命。植物という名の生き物。
言葉も発さない。自分で身動きとれない。動物もそうだけど植物にも心というかそういうものがあると信じているし信じたい。
現実的に考えりゃ脳ミソないし考えること自体無理だからあれなんだけどね。
なんか心が暖まりました。
毎日の成長が楽しみです。俺植えた種なのかどうかがわからないのがちょっとショックです。
毎日写メ撮ろうと思った。元気に育ってほしいな。
ささやかなことに幸せ見つけていきましょーう。
今日は怪我したぜイェイ!不注意イェイ!自分のせいイェイ!
会社戻って手洗ったら泣きたくなるぐらいしみたぜー!
エウレカセブンおもしろいよ。
画像は芽と怪我した手。
本日の名言
てめぇのものさしで語るんじゃねぇよ
志々雄 真実(るろうに剣心)
そうですね!正しいよ!
相手からしたら常識かもしれんけどみんな違う人生で生きてきて、違うもの見て、聞いて育ってきて経験も考え方も違うからね!
これはそうだろって決めつけちゃいけませんね。
何事も人を思いやっていきましょう。
と俺は考えた。
新曲鳥居みゆきが名曲の香りがしているぜ。なんとかなるぜ。
最近なんか前にも増していろいろ感じること考えること増えた。
抜け毛増えたかも。白髪は確実に増えた。気楽にいくべきだね。
あっそういえば…。
なんでもないっす。フフフ
2009年05月17日
寝なきゃー
寝る前に伝説のバンド東海道八六(さわ、俺、高須、チヒロ。何が伝説じゃー)のライブビデオを見た。
この世にたぶん5本しかないビデオで一本は俺、一本はさゆりちゃん。んでなぜか2本か3本余分に俺が持ってる。これ発言に矛盾ありだな。結局俺いっぱい持ってるもんね。
すなわち俺とさゆりちゃんしか持ってないかもしれない。
このビデオ50万で売りに出します。人気商品となりますのでお買い求めの際にはお早めに申し込みお願い致します。
このライブのセットリスト。
東海道八六のテーマ
ボゴダの叫び
恥ずかしい唄
R
自殺大国日本
サリー
だった。
非常に懐かしい。そしてお客さんがいっぱいいる。
今見てみるとあれだね。なかなかひどいな(笑)
まぁ今もたいして変わってないんだけどさ。
でもRと自殺大国とボゴダは今もやっている。名曲(バンドで自画自賛)が生まれたバンドだったのだ。
確実にこの時よりは今の方がよくなっているね。
今のバンドに至るまで消えた曲はかなり多い。前回のスタジオで作った曲は早くも消えた。
一応ストックってことでとっとくらしいけど。
ってなわけで本日、日付的には昨日は一週間あいたスタジオだった。
新曲のプロトタイプ二曲できた。一曲は獣ソングの使い回しだよチー君。
いやはや、使い回しというか復活が多いけど前よりよくなってるし新曲も気に入ったしね!
ひねくれものは確実に消えた。ジェットババアも消えた。君が好きなのさも。恥ずかしい唄も。
もったいないけどしょうがない。いつかまたやるさ。
今は絞りこんでるだけなのさ。
ぐひゃひゃー!ライブやーりてー!
バンドたのしー!
スタジオ終わった後は金玉やら金玉から肛門にかけてのただの壁ゾーンがかゆかっただのの話をした。
THE きたねぇ。
昼間はさっさんとデートしてました。
バンダイ行ってガンダム見てきて街ですみや行ったりパルコ行ったりしてドリプラ行ってお好み焼き食ってクレープ食べました。
男2人でクレープってかわいいでしょ。
ギターソロ作らなきゃー。
毎日が楽しいです。
画像はシャアザク・ガンダム、エヴァ、お好み焼き。
本日の名言
下手糞の上級者への道のりは己が下手さを知りて一歩目
安西先生(スラムダンク)
自分のできなさを知ってから努力しろってね。
自分のできなさを自覚しないでできてるつもりになって行動してしまっていることが一番危険。
なんでもがんばろう。
2009年05月13日
真実
とある休日のことだった。出会いは突然やってきた。
平日に休みをもらって朝起きてためていたことをやると決めていた。
天気もよくとりあえず一人でぶらぶらと街に出掛けた。すると携帯が鳴った。メールだ。
メールを見ながら歩いていると急に名前を呼ばれた。
あれ…。のり…じゃない…!?
ん??誰だこの女性は。年は一緒ぐらいだろうけど…。
そうですけど…。
あー絶対覚えてないらー!私だよー!浜松で小学校一緒だったさー!
あっ…もしかしてさおり!?
そうだよーへへっ。何年振り?11年振りだよね!
そうだねーよくわかったね!何してんの?
今日休みだから一人で静岡遊び来たの。
とまぁこんな感じで会話は進みお互い暇だと言うことでとりあえずランチをともにすることになった。
食事中懐かしい話をする。
あいつは今何やってるとか最近の話だったり小学校の時は両思いだったことにこの時気づいた。まぁ小学校の頃の恋なんてたかが知れているけども。
にしてもさおりはえらくかわいくなっていた。スラッとした体型だが出るとこは出ている。髪もきれいで非常に素敵な女性になっていた。
話をしていると何やら気が合う。聞きそうにないのだがさおりはブルーハーツが好きだと言う。
音楽の話でも盛り上がりこういうとこ行ってみたいだとかバイク乗ってみたいだとか次の約束まではいかないが暇な日また遊ぼうよと言われ連絡先を交換した。
会話も弾みそのまま一緒に街を歩き買い物をしたりスタバでお茶をしたりして時間を過ごした。
するとさおりが久しぶりに会ったんだし記念にプリクラ撮ろうよと言い出した。
俺は快く引き受けた。断る理由などないし最近撮ってないし。
セガへ行き機械をさおりが選ぶ。2人で中へ入る。
さおりがウキウキしながら画面をタッチし選んでいる。
撮影が始まった。
ふざけ半分でカップルみたいに撮ろう的なノリでさおりは言う。
俺は何も考えずいいぜ!と。
いざ始まってみたら顔がくっついてしまうぐらい近い。腕を組んできたり手をつないだりと確かにカップルのようだ。
何を考えているかはわからないがさっきからいちいちドキドキすることが多いのだ。
話ながら歩いていてもちょっとした仕草や発言にドキドキしてしまっていた。
その日はそのまままた話しさおりは浜松へ帰って行ったのであった。
それから何日かメールや電話をする毎日が続いた。
それからというものの俺が浜松行ったりさおりが静岡来たりして何回か遊んだ。
とある夜に2人で少し早い花火をやった。
ワイワイキャピキャピした。花火が終わりそうになって最後に線香花火をした。
ありきたりだが線香花火を2人で並んで座ってやった。
さおりが俺にもたれかかってきた。肩に頭を置いてきた。
俺はそっと肩に手を回した後に頭をなでた。そのままさおりを顔をこちらに向け目を瞑る。
軽いキスを交わし俺は自分の思いを告げた。
さおりは私の方が好きだもんっ!大好き!
とギュッと抱き締めてきた。
そう恋人になったのであった。
以上。適当な話でした。
さおりって誰やねーん!!!
本日の名言
科学は人間の生活を豊かにしたが、同時に心を貧しくしたのではあるまいか
ドラえもん
深いな。もっともな意見ですよ。
何か衝撃を受けた感じがしました。
平日に休みをもらって朝起きてためていたことをやると決めていた。
天気もよくとりあえず一人でぶらぶらと街に出掛けた。すると携帯が鳴った。メールだ。
メールを見ながら歩いていると急に名前を呼ばれた。
あれ…。のり…じゃない…!?
ん??誰だこの女性は。年は一緒ぐらいだろうけど…。
そうですけど…。
あー絶対覚えてないらー!私だよー!浜松で小学校一緒だったさー!
あっ…もしかしてさおり!?
そうだよーへへっ。何年振り?11年振りだよね!
そうだねーよくわかったね!何してんの?
今日休みだから一人で静岡遊び来たの。
とまぁこんな感じで会話は進みお互い暇だと言うことでとりあえずランチをともにすることになった。
食事中懐かしい話をする。
あいつは今何やってるとか最近の話だったり小学校の時は両思いだったことにこの時気づいた。まぁ小学校の頃の恋なんてたかが知れているけども。
にしてもさおりはえらくかわいくなっていた。スラッとした体型だが出るとこは出ている。髪もきれいで非常に素敵な女性になっていた。
話をしていると何やら気が合う。聞きそうにないのだがさおりはブルーハーツが好きだと言う。
音楽の話でも盛り上がりこういうとこ行ってみたいだとかバイク乗ってみたいだとか次の約束まではいかないが暇な日また遊ぼうよと言われ連絡先を交換した。
会話も弾みそのまま一緒に街を歩き買い物をしたりスタバでお茶をしたりして時間を過ごした。
するとさおりが久しぶりに会ったんだし記念にプリクラ撮ろうよと言い出した。
俺は快く引き受けた。断る理由などないし最近撮ってないし。
セガへ行き機械をさおりが選ぶ。2人で中へ入る。
さおりがウキウキしながら画面をタッチし選んでいる。
撮影が始まった。
ふざけ半分でカップルみたいに撮ろう的なノリでさおりは言う。
俺は何も考えずいいぜ!と。
いざ始まってみたら顔がくっついてしまうぐらい近い。腕を組んできたり手をつないだりと確かにカップルのようだ。
何を考えているかはわからないがさっきからいちいちドキドキすることが多いのだ。
話ながら歩いていてもちょっとした仕草や発言にドキドキしてしまっていた。
その日はそのまままた話しさおりは浜松へ帰って行ったのであった。
それから何日かメールや電話をする毎日が続いた。
それからというものの俺が浜松行ったりさおりが静岡来たりして何回か遊んだ。
とある夜に2人で少し早い花火をやった。
ワイワイキャピキャピした。花火が終わりそうになって最後に線香花火をした。
ありきたりだが線香花火を2人で並んで座ってやった。
さおりが俺にもたれかかってきた。肩に頭を置いてきた。
俺はそっと肩に手を回した後に頭をなでた。そのままさおりを顔をこちらに向け目を瞑る。
軽いキスを交わし俺は自分の思いを告げた。
さおりは私の方が好きだもんっ!大好き!
とギュッと抱き締めてきた。
そう恋人になったのであった。
以上。適当な話でした。
さおりって誰やねーん!!!
本日の名言
科学は人間の生活を豊かにしたが、同時に心を貧しくしたのではあるまいか
ドラえもん
深いな。もっともな意見ですよ。
何か衝撃を受けた感じがしました。
2009年05月09日
25度炎天下
今日は非常に天気がよかった。
暑かった。でも気分はよかった。バイクで富士あたりや伊豆あたりなどの景色いいとこをのんびり走りたくなった。
どっか出掛けたいと思いました。
最近平和だなぁって思うことが多くなった。人の幸せを見るとすごく暖かい気持ちになれる。
こんなに気分がいいとなんかいろいろどうでもよくなってくるなー!
悪い意味じゃないですけどね。
こんな日はひろーい草原に行ってシート広げて弁当食って嫁さんと昼寝したい。
子供と犬が草原ではしゃいでるのを眺めたい。
そんな休日を将来過ごしたいです。
ぬははー。わははー。
人間ってのは不思議なんだなー。
人生エンジョイエンジョイ!さて遊び行こうかね。
本日の名言
夢を語る時は胸張って高笑いしながら言うもんだぜ
相楽佐之助(るろうに剣心)
かっちょいいねー!どんなに小さな夢でも夢は夢。自分のやりたいことは胸張って言えばいいのさー!
恥ずかしがらずにね!
暑かった。でも気分はよかった。バイクで富士あたりや伊豆あたりなどの景色いいとこをのんびり走りたくなった。
どっか出掛けたいと思いました。
最近平和だなぁって思うことが多くなった。人の幸せを見るとすごく暖かい気持ちになれる。
こんなに気分がいいとなんかいろいろどうでもよくなってくるなー!
悪い意味じゃないですけどね。
こんな日はひろーい草原に行ってシート広げて弁当食って嫁さんと昼寝したい。
子供と犬が草原ではしゃいでるのを眺めたい。
そんな休日を将来過ごしたいです。
ぬははー。わははー。
人間ってのは不思議なんだなー。
人生エンジョイエンジョイ!さて遊び行こうかね。
本日の名言
夢を語る時は胸張って高笑いしながら言うもんだぜ
相楽佐之助(るろうに剣心)
かっちょいいねー!どんなに小さな夢でも夢は夢。自分のやりたいことは胸張って言えばいいのさー!
恥ずかしがらずにね!