先日、同僚であるところの@soplana氏と仲間達が開発したLeenoが大幅リニューアルされた。

Leeno

元は昨年の5月頃に公開されたアプリだけど、公開してしばらく運用した経験を元に、@soplanaがゼロから作り直したという経緯。おもしれーと思ってちょくちょくコミットしはじめ、先日のリリースの際は僕もぷよぷよやったりギター弾く人を眺めたりしながら深夜(翌朝)までリリース作業をお手伝いしておりまして、なんとなくやってやったぜ感を共有したりしたので、紹介記事を書いてみようと思う。

リニューアルに至る経緯とかそのへんは開発者@soplana氏の記事に詳しい。

僕はまた違った視点で、どうやって楽しむサービスなのか、という点をつらつら書いていこうと思う。これを書き始めてる時点で夜中の1時回ってるし、明日も朝からお仕事なので、記事の校正はせずに勢いで書くよ。うおおお!

コンセプトは「学校机のラクガキ」

絵を描いて公開するサービスとしてはpixivとかが有名。僕は個人的にpixivに対して「展覧会」のようなイメージを持っている。その人のポートフォリオ、作品展、きれいに書いた絵をストックしてみんなに見せる場所。

それに対して(対抗して、というわけではないが)僕が@soplanaと話をして一番しっくり来たLeenoのコンセプトは "学校机のラクガキ" というものだ。

学校の移動教室や塾の机に、誰が書いたか知らない文字とか絵が残ってるのを、誰もが見たことがあるんじゃなかろうか。なんとなく書いたメッセージに返事が来たり、最初はシンプルだったラクガキにいろんな人が継ぎ足し継ぎ足し、まさかのストーリー展開を見せるあの感覚。

Leenoに感じるおもしろさの源泉は、そうした「描き重ねる」ことによるゆるいコミュニケーションだ。

まずは"Picup canvas"を眺めよう

まずは空気を感じて貰うために、右カラムにあるPickup Canvasを見てもらうといいかな。

Leeno-3

リリース時にせっせと集めた、旧Leenoの名Canvasたちが集っているよ。

適当なサムネイルをクリックして、

Leeno-4

左右ボタンを押してhistoryを進めてみよう。たとえば...

leeno_105-1

これが...

leeno_105-33

こうなる。かわいい。

Pickupした理由は「純粋に絵がうまい。プロの仕業」だったり「ストーリー展開が笑える」とか「これぞLeeno、という使い方(しりとりとか)」などなどいくつかの理由でチョイスしているので、いろいろ見てください。右カラム下に見える「タグ」は、開発者の好みがだいぶ出てるけど。

Leeno-9

匿名でも、ユーザ登録してもいい

この記事は初めてLeenoを見る人を対象としているので旧Leenoとの比較はあまり意味が無いけども、旧Leenoは、匿名でラクガキすることしかできなかった。新Leenoではユーザ登録して、自分の書いたラクガキ一覧を見たり、誰かをフォローしたりできる。

個人的にはネタラクガキを描きやすいので匿名で投稿することが多い。...が、ユーザまわりの機能で一番秀逸だと思うのが「プロフィール画像にラクガキできる」機能だ。これはホント面白い。

よく見るWebサービスでは、プロフィール写真をアップしたり、Twitter/Facebook連動ログインしてアイコンはそのまま使われたりと言うことが多い。

一方Leenoでは、ユーザ登録するとまず「プロフィール画像を描く」画面になる。

Leeno-6

Leeno-8-1

後回しにすることも出来るが、せっかく登録したのだから、その勢いで直観のままに描いてみて欲しい。

ここで描いたCanvasは他人からもラクガキ可能になり、容赦なくイジられる。今ならもれなく開発チームによるえげつない洗礼を受けることになると思います。

たとえば僕のプロフィール画像のbefore/afterを見てみよう。

before

Leeno-1

after

Leeno-2

...

4982c141

誰かのキャンバスにラクガキしよう

新規に書き始めるのもいいけど、僕みたいに画力に自信の無い人は、目に付く面白そうなキャンバスに茶々入れる感じでラクガキすれば楽しいと思う。

Leeno-5

ここからランダムに選ぶこともできるし、

Leeno-11

"Most Redraw"を選んで、よくRedrawされている順に並び替えることで、人気のキャンバスを眺めるのも楽しい。

あ、今更で悪いけど、他人のキャンバスにラクガキすることをLeenoでは"Redraw"って呼んでます。ほんと今更だな。

その他気付かれにくいこだわり

キーボードショートカット

@soplana氏のこだわりで、いくつかキーボードショートカットが使える。こっそりCanvas下に説明が。

Leeno-10

一番使うのは「左右カーソル: Canvasの歴史を進める/戻す」かな。

iPadもiPhoneも対応済み

驚くべきコトに最初からiPhoen, iPadで使うことが出来る。iPhone/Androidで見るとスマホ用レイアウトになるし、タッチでお絵かきできる。

とくにiPadでのお絵かきは実に快適だ。

二本指で触ればキャンバスに描かれないので、ズームして画面に合わせて描くことができる。結構精度は良くて、Macのトラックパッドで描くよりも断然描きやすい。

よく設計されていて、コードも綺麗

アルファ版が出来た段階から仲間ウチで使い倒して何段階もの改善を行っているので、いきなり高いレベルの使い易さを誇る(と思う。

加えて、表側を見ててもなかなかわからないところだけど、ソースコードが非常に綺麗。旧Leenoを作って「ぐちゃぐちゃになった」経験を生かし、最初から綺麗に保つことを考えて書いていたそうだ。作りを読み込むと学ぶところが多々ある。すげーわ。

おまけ

Leeno-7

いじょ。

Leenoは「同僚が開発している/僕が関わった」という要素を差し引いても、まれに見る可能性を秘めた面白いサービスだと思う。「お絵かき」というジャンルはニコ動やpixivなどの前例もある、世界に比して日本の誇る分野だし、開発者の@soplana氏の哲学(というほど堅いものじゃないけど)を受けて、2chの匿名文化の流れをくんでいる。

それにしても、僕の観測範囲では、なぜか女の子は一定レベル以上の画力を持っている気がする。男どもが騒いでいるうちに、友人と一緒に絵を描いて遊んだりしたんだろうか?

完全な余談

宣伝したりする時はやっぱりライブドアブログの方が人が見てくれるんだよなあ。自作ブログの方は技術ログに特化させるか、徐々に移行していくか。