2017年08月25日
古い日記帳
livedoor Blogがまだ消されずに残り続けていて少し驚いている。
20代の半ばに書きながら、もっといえば、WEBの日記掲示板から考えると1998年頃からの青い記録。
僕は、今年の春に40歳になった。柔軟な感性、青臭い理想は、現実をどう組み立てていくのかを優先して考えるようになり、どれもどこかで少しは聞いたことがある情報も増えてしまって、日常で大きく驚くことも減ったような気がする。
そういうときに、古い日記は、自分の中にあった(あるいはある?)思いみたいなものに揺り動かされる。
いろんな発表の場がネット上に出来て、そのときどき場所を変えたりしてみているけど、結局長続きしない。継続するための縁が、自分やツールの中に希薄なのだ。
このブログ、カテゴリを選ぼうとしても、とても多い。実に散らかしながらやっていたかがわかるし、実際そういう時期だった。
青年期の旅をやや拡張して、名古屋→東京→上海→ロンドン→インド→東京と巡ってきた。
仕事も働き方も変わったし、人と猫の家族もできて、ステージも変わった。
古い手帳の積み重ねた自分と接続して語るときかもしれない。
2013年03月09日
本音の感想
別に有名人でも何でもないのだけど、実名化したブログとTwitterはやはり前とは気持ちの上で違う。
たとえばTwitter。やっぱり考えてしまう時間が長かったり、消したり。。。
ネガティブ方面は特に弱くなっていく。
王様の耳はロバの耳、じゃないけど、そういう穴のような役割もSNSはしてたのかもしれませんね。
このブログだともう少しリラックスして書けるのですが、学期がはじまって忘れてしまっていました。
留学2年目は、ラッシュのようにはじまりました。
撮って撮って撮りまくる。そのための被写体を探したり、アポとったり。
一回の撮影につき250〜300枚。週3つだと900枚近くを編集します。
同級生のレベルも格段に上がっているような気がします。
今のコースでは多くはUKの人、ヨーロッパの人でアジア人は少数派。日本人は僕だけです。
昨今、コースによっては半分が中国人や韓国人なんてのもあります。そういう意味ではUKで欧州文化をみっちり味わうには良いコースです。
そのため言葉のレベルもハイレベルです。
結構凹むことも多いです。意識して前へ出て行かないと、自然に控えめになりますね。
先日、ポーランド人の学級委員(30代なかば)に銀行って言ってたけどどういう仕事してたの?と聞いたら、ディーラーだとのこと。彼女はいつもものすごい瞬発力で分析と考察を述べてみせます。
この瞬発力はディーラーのものだとなんとなく思ったのですが、そのとおりでした。
とにかくまずは発言するし、深いし、それでいて快活なので頼り甲斐があります。
僕は、とてもじゃないけどこの人のようには今はできないけど、その姿勢はまさに「ポジションをとる」ということをしていて、いいお手本です。
このブログを年単位で遡ると、過去の働いていた時の自分の決断を再び見ることができます。
立派に経済的にも自立し、目標を追いかけている自分を頼もしくも思うとともに、そういう自分に恥じないようにしないとなあと思いますね。
写真というビジュアル情報を使って社会の役に立つことをする、ということをするのに、どうしたらいいんだろうと迷うことも多いです。でも、まずはやってみるということを可能な限りやってみたい。
もうすぐ春学期が終わります。今学期は、知らない人にモデルになってもらうことをお願いするというときの躊躇がだいぶなくなったのと、伝統的な物語の構成要素について撮影する技術を実践したことでしょうか。
春休みは前半はUKで過ごして、後半は海外に出たいと思います。
たとえばTwitter。やっぱり考えてしまう時間が長かったり、消したり。。。
ネガティブ方面は特に弱くなっていく。
王様の耳はロバの耳、じゃないけど、そういう穴のような役割もSNSはしてたのかもしれませんね。
このブログだともう少しリラックスして書けるのですが、学期がはじまって忘れてしまっていました。
留学2年目は、ラッシュのようにはじまりました。
撮って撮って撮りまくる。そのための被写体を探したり、アポとったり。
一回の撮影につき250〜300枚。週3つだと900枚近くを編集します。
同級生のレベルも格段に上がっているような気がします。
今のコースでは多くはUKの人、ヨーロッパの人でアジア人は少数派。日本人は僕だけです。
昨今、コースによっては半分が中国人や韓国人なんてのもあります。そういう意味ではUKで欧州文化をみっちり味わうには良いコースです。
そのため言葉のレベルもハイレベルです。
結構凹むことも多いです。意識して前へ出て行かないと、自然に控えめになりますね。
先日、ポーランド人の学級委員(30代なかば)に銀行って言ってたけどどういう仕事してたの?と聞いたら、ディーラーだとのこと。彼女はいつもものすごい瞬発力で分析と考察を述べてみせます。
この瞬発力はディーラーのものだとなんとなく思ったのですが、そのとおりでした。
とにかくまずは発言するし、深いし、それでいて快活なので頼り甲斐があります。
僕は、とてもじゃないけどこの人のようには今はできないけど、その姿勢はまさに「ポジションをとる」ということをしていて、いいお手本です。
このブログを年単位で遡ると、過去の働いていた時の自分の決断を再び見ることができます。
立派に経済的にも自立し、目標を追いかけている自分を頼もしくも思うとともに、そういう自分に恥じないようにしないとなあと思いますね。
写真というビジュアル情報を使って社会の役に立つことをする、ということをするのに、どうしたらいいんだろうと迷うことも多いです。でも、まずはやってみるということを可能な限りやってみたい。
もうすぐ春学期が終わります。今学期は、知らない人にモデルになってもらうことをお願いするというときの躊躇がだいぶなくなったのと、伝統的な物語の構成要素について撮影する技術を実践したことでしょうか。
春休みは前半はUKで過ごして、後半は海外に出たいと思います。
2013年01月15日
やっぱり自由に
収束したと思ったテーマですが、やっぱり生活の中ではいろいろな方面に考えが及ぶもので、そういったものを自由に書いて匿名で書き留めておくのもいいかなと思いました。
なので、こちらは見てくれている人がいるかどうかはわかりませんが、また書いていきます!
2004年くらいから書いてると、そろそろ10年になりそうですし、過去の記事をときどき覗きながらまた今を生きていくというのもよい推進力になるかなと。
別にブログはまとまってなくてもいい。
もう一つのブログの方は、専門に特化して書こうと思います。
さてさて、4ヶ月ぶりにロンドンに戻ってきました。
この4ヶ月間は、すべてのことから自分を解放して、デンマーク、インド、タイ、日本と移動しながら、何も考えない日もあれば、真剣に今やこれからのことを考えたりしました。
また、できるだけ人と会って話して刺激を受けたり癒されたりもしたかな。
もうすっかり休息したし、充電されたように思います。
今年はいよいよ本命コースのスタートです。さっそく勢い良くコースもはじまってます。今年はもう一年、大学院Photojournalism and Documentary Photographyというコースで学ぶことになりました。もっとも、こちらに入るための準備が昨年だったわけですが。自分のこれまで持ってきた問題意識や専門性の延長線上にこのコースを位置づけていますので、リサーチの方法を自分なりにユニークに進化させながら、結果の表現方法に幅をもたせられればと思ってやっていきます。
コースのことはできるだけもうひとつのブログに書いて、こちらでは生活や気になる本やできごとについて書いていきますね。
ロンドン・サウスバンク。夏に来るか、冬に来るかでロンドンから受ける印象は随分違います。そういえば日本だってそうじゃないかと言われそうですが、昼の長さがかなり違います。
でもそんな闇の世界もちょっとしゃれた明かりが照らすのもロンドンのよいところ。そんな情景を写せたらととった一枚です。
なので、こちらは見てくれている人がいるかどうかはわかりませんが、また書いていきます!
2004年くらいから書いてると、そろそろ10年になりそうですし、過去の記事をときどき覗きながらまた今を生きていくというのもよい推進力になるかなと。
別にブログはまとまってなくてもいい。
もう一つのブログの方は、専門に特化して書こうと思います。
さてさて、4ヶ月ぶりにロンドンに戻ってきました。
この4ヶ月間は、すべてのことから自分を解放して、デンマーク、インド、タイ、日本と移動しながら、何も考えない日もあれば、真剣に今やこれからのことを考えたりしました。
また、できるだけ人と会って話して刺激を受けたり癒されたりもしたかな。
もうすっかり休息したし、充電されたように思います。
今年はいよいよ本命コースのスタートです。さっそく勢い良くコースもはじまってます。今年はもう一年、大学院Photojournalism and Documentary Photographyというコースで学ぶことになりました。もっとも、こちらに入るための準備が昨年だったわけですが。自分のこれまで持ってきた問題意識や専門性の延長線上にこのコースを位置づけていますので、リサーチの方法を自分なりにユニークに進化させながら、結果の表現方法に幅をもたせられればと思ってやっていきます。
コースのことはできるだけもうひとつのブログに書いて、こちらでは生活や気になる本やできごとについて書いていきますね。
ロンドン・サウスバンク。夏に来るか、冬に来るかでロンドンから受ける印象は随分違います。そういえば日本だってそうじゃないかと言われそうですが、昼の長さがかなり違います。
でもそんな闇の世界もちょっとしゃれた明かりが照らすのもロンドンのよいところ。そんな情景を写せたらととった一枚です。
2012年07月13日
ブログ移転します
2004年の年末から積み重ねてきた発散⇔収束ですが、写真を学び実践するというテーマがひとつできたこともありテーマを独立させることにしました。
今後は、下記のアドレスをご覧いただけると幸いです。
Photo-to
このブログも消さずに残しておきたいと思います。
今後もどうぞよろしくお願いします!
今後は、下記のアドレスをご覧いただけると幸いです。
Photo-to
このブログも消さずに残しておきたいと思います。
今後もどうぞよろしくお願いします!
2012年07月08日
オランダで思ったこと
Photo: Amusterdam Central Station
先日、オランダに行ってきました。
ロンドンからは、片道45分程度でいけてしかも航空券は往復で6000円程度。
実際、地図でみても近い。
オランダには、2003年入社の同期が住んでいます。3年目で退社してもう子供も二人いる、とっても元気な女性。2006年に一時帰国のときに会ったのを最後に6年ぶりの再会となりました。
退社後は、イタリアやオランダで建築やアートの勉強をしながらプロジェクトを進めています。
たくさん話もして、その中でもやっぱり個人として働いていくことにまわりのフリーランスがどうしているかについてはいくつかのことが印象にのこっています。
会社の名前から自分の名前へシフトしていかなくては。そう強く思いました。
ブログを書くのもある意味仕事、と。
もちろん、情報発信は発信される情報の内容に価値があるのであるけれど、習慣として実名で流していくというのは信頼にもつながっていくことでしょう。
前からそう思ってましたが、自分もそろそろより素顔が見えるように情報を発信していくタイミングかなと考えてます。ということで、今、特にロンドン後の学びや生活を中心にTumblrを活用して新しいスピンアウトブログを作成中。
また出来上がったらこちらでも紹介いたします。
前職で出会った人たちは、みんなハツラツとしていて挑戦心に溢れた人が多い。
いつも会うと元気をもらえます。
ほんとうに入社してよかったなあと改めて思いました。自分らしい形で、ぼくも出会った人たちにポジティブな影響を与えられるように進んでいきたいです。
2012年06月27日
2012年06月24日
卒業写真展
先日、一年間の成果を発表する卒展を終えました。
ロンドン芸術大学、カレッジ・オブ・コミュニケーションのストリートギャラリーと井戸ギャラリーを使っての結構大規模なものです。
壁を塗ったり、印刷をかけたり、プロジェクターやスクリーンをセットしたりとなかなか面白い経験ができました。雰囲気は学校祭の準備にちょっと似ていたかな。
今回学んだディプロマコースは、18〜50歳までさまざまなバックグランドを持つ人たちが学んでいるため、出てくる作品もほんとに多様で興味深いものでした。
開場の前に行って、雰囲気が伝わるように何枚か会場の写真を撮ってみました。
それではバーチャルShowをお楽しみください!
続きを読む
ロンドン芸術大学、カレッジ・オブ・コミュニケーションのストリートギャラリーと井戸ギャラリーを使っての結構大規模なものです。
壁を塗ったり、印刷をかけたり、プロジェクターやスクリーンをセットしたりとなかなか面白い経験ができました。雰囲気は学校祭の準備にちょっと似ていたかな。
今回学んだディプロマコースは、18〜50歳までさまざまなバックグランドを持つ人たちが学んでいるため、出てくる作品もほんとに多様で興味深いものでした。
開場の前に行って、雰囲気が伝わるように何枚か会場の写真を撮ってみました。
それではバーチャルShowをお楽しみください!
続きを読む
2012年06月17日
コース振り返り
*写真は大学にある”井戸ギャラリー”。井戸のように凹んだところにある。
9月からはじまったLCCのABC Diploma in Photographyコースが先週のアセスメント面接とポートフォリオ審査によって終了しました。
せっかく時間に余裕があるので少しコースについて振り返りをしてみようと思います。
一年の専科コースで54単位が割り当てられていました。こんな内容でした。
続きを読む
2012年06月06日
ノラ・ジョーンズ One Flight Down
サウスバンク・センターのオフィススペースの壁を隔てた先はコンサートホールです。
そこにNorah Jonesがやってくるということで聴いてきました。
ノラ・ジョーンズの声の伸びやかな美しさと詩の深さに、じーんと感動。というか衝撃。
僕は改めてある一曲の世界観にびっくりして、以降ずっと聴いてます。
続きを読む
2012年06月04日
エリザベス女王の船を待つ人々
6月3日にエリザベス女王の即位60周年記念の祝典が行われました。
午後はテムズ川に女王が乗った船が通るということで、ぼくもいつものランニングコースへ行ってみることに。予定では4時ごろに自宅付近を通過するという。3時半ごろ出てみたら、近所のテムズ沿いはもう人だらけ。そして激しい雨で再び冬に戻ったようでした。
雨の中待っていると1000を超えるボートや船が女王の船に先駆けて通過していき、圧巻でした。先週までの快晴だったらずっとよかったのにと思うと残念ですが、異国の女王の大イベントに偶然居合わせることができてよかったです。ロンドンのこれほど多くの人々が、女王のお祝いに家や車をデコレーションしたり、寒い雨の中出てきてお祝いしているのを見て、女王は愛されている象徴なのだなあと思いました。
今日から動画ではなく、写真と音を別々の仕組みで提供する方法を試してみます。
ほんとは女王がやってきたときの熱狂ぶりを採れればよかったのですが、大雨で退避してしまいました・・・。
2012年05月26日
卒業展の準備がはじまった
アートスクルールには試験はありません。
そのかわりコースのレベルによりますが、出席、レポート、卒業論文、ポートフォリオ評価で卒業が決まるのが一般的です。
僕の所属しているコースは、論文はありませんが来月最終評価のインタビューがあります。
そこでは作品を発表しつつ、書いたエッセイに対する質問に答えます。
ちなみに、エッセイは3人のフォトグラファーに関する分析(4500文字)と自分の写真作品が時代背景と写真家から受けている影響(1500文字)についてでした。
卒業制作展も6月中旬からスタート。
これはとっても楽しみ。みんなファイナルプロジェクトの何枚かを使って展示をします。
先日ご紹介したようにLCC(大学)の中は、ギャラリー仕様ですので白い壁だらけです。
今日から先駆けて写真や本のデザインなどの学部生(BA)の展示準備がはじまりました。
大学の中は展示会場に早変わり。プライベートビューより早く見られるのは内部生のメリット。
印刷や映像インストレーションなどさまざまです。
今朝のミーティングで、僕たちの展示会についても話し合いがあり、計画書や掲示予定作品の下絵の提出が要求されました。
僕は、パソコン、ワイドプロジェクター、スピーカーと暗い小部屋をリクエスト。
希望通り、機材、場所の確保ができたらそこで写真映像を流そうと思います。
印刷だとクオリティの非常に高い数枚を見せられますが、僕はどちらかというと物語をそこで見せたいので、悩んだ末、20枚ほどの写真と文書と音をいれこんでドキュメンタリー色の小さなストーリーを作る予定です。
写真展示とは違って見るのに時間がかかるし、小部屋だと目立ちにくいという欠点もあるのですが、そこはこれから工夫して何とかします。僕自身が一枚の美よりも群によるストーリーに関心が高いし価値を見出しているのでそうしました。
なんだか壮大な大人の遊びをしているような、大人の夏休みの宿題をしているようなそんな気分もします。もちろんに大まじめに。どのようであれ贅沢な時間です。
あまりにパソコンを使いすぎて猛烈な首肩こりに襲われる最近ですが、そろそろポートフォリオを完成体に持って行きたいものです。
同時に来年の進学も進んでいますが、精一杯自分の思いと計画を話してこようと思います。
LCC Summer Shows 2012
6月14日からスタート。ロンドンに居らっしゃる方はご連絡いただければご招待いたします。