昨日、一昨日のBLOGを読んだ北中正和さんがメールにそう書いてきました。
しかし、ミステリアスなことは続きます。タワー・レコードとHMVの代表者とミーティングして
いる最中に怪電話。二本続けて無言電話があったのですが、一本目は発
信元非通知。が、二本目は通知アリ。アタマが「86」の長い番
号でした。調べてもらったら、国番号「86」は中国本土だそうです。
ところで、きちんと訂正をすることにします。
一昨日のBLOGで、文化科学研究所の報告書には矛盾アリとした指摘は、
それが三菱総研報告書の「詳細版」をもとにしたものならば、僕の誤解
でした。混乱を招く発言をして、申し訳ありませんでした。
しかし、その一方で三菱総研の「詳細版」と「要約版」の隔たりは、大きな問題
を含みます。「要約版」は前提条件となる「海賊盤対策」の中に「還流防止措置」
による「正規盤市場の活発化」を含むとして読むのが自然です。
「詳細版」とは明らかに主旨が違って見える。「要約版」のみが、還流防止の効果を前面に打ち出した報告
書(というよりは提言書に近いもの)となっているわけです。
文化審議会著作権分化会でレコード協会が資料としたのは「要約版」です。
つまり、還流防止をすれば、アジアではこんなに市場拡大ができるのです、
というアピールには、そのように読める「要約版」を使ったという疑念が
膨らみます。
今日、衆議院から法案の資料が届きましたが、その中にある
三菱総研の報告書の「抜粋」は、「詳細版」と同じように還流防
止は完全に考慮外としたものです。この点から見ても、「要約版」
には強いバイアスがかかっているのを感じます。
そうそう、ここではまだ書いていませんでしたが、6月1日に
衆議院の文部科学委員会に参考人として招致されることになりま
した。最初、話をふられた時にはビビリましたが、僕は運命には
従順な方です。小野島くんはドイツだし、藤川くんは鹿児島だし、ピーター・バラカンに
代わってくれないかと頼んだら、「僕は国民じゃないから」と
言われたし、僕が行くしかないようです。
委員会は午後一時から。あと30時間あまりしかないですが、
まだ先の公開質問状に対する文部科学省、およびレコード
協会からの回答は届いていません。
あすの午前中までに届かなければ、委員会に資料として提出
することは出来なくなります。
その場合は、委員会で河村文部科学大臣とレコード協会依田
会長に僕が催促しなければならないのかな。僕の原稿の遅さ
を知る編集者達は笑うだろうなあ(参考人ですから、
質問は出来ませんが、「説明責任を果たすようにお願いしま
す」という機会はあるでしょう)。