→ 【モラハラ】支配者と奴隷の関係 - NAVERまとめ

被害者は、自分の人間性を非難され「ダメ人間」のレッテルを貼られます。

しかし、被害者が自己を責めつづけるかぎり問題は他人に気づかれにくく、加害者の支配からもなかなか抜け出すことができません。

本人がモラハラの被害に早めに気づいて加害者の支配から脱出する必要があるのですが、それにはまず加害者の特徴を知っておくことが肝心になります。


モラ男の人格異常が治る可能性は非常に低いので、相手にモラハラの特徴があり、自分でも何かがおかしいと気付いたら、共依存の罠にはまってしまう前にすぐに離れて!!!

見せかけだけの優しさにだまされないように!!!

相手のいいなりにならないで!!!

自分が壊れてしまう前に、逃げて!!!

   

● 最初は優しい

最初はとても優しく、気のつく相手。


● 同情を誘う

加害者は自分がどんなに不幸な家庭で育ったか、どんなに惨めな子供時代を過ごしてきたか、涙ながらに話をしたりします。
相手の同情を誘います。


● 豹変する

相手の心を掴んだと確信した瞬間、豹変します。
それは見事な早変わりです。
「そうさせたのはお前のせいだ」と言います。
あっと驚くようなこじつけ理論で自分が悪いのではなく、自分をそうさせた相手が悪いのだと弁舌巧みにまくし立てます。


● 密室で起こる

特有の言葉や動作で威嚇するのは家の中だけです。
一歩外に出れば温厚で明るい絵に描いたような理想の夫や彼が、家の中ではただならぬ暴君に変身します。
外の人に実情を訴えることはできませんし、また話したことがわかればモラ男から何をされるかわからないという「学習」を常日頃からしているので、怖くて言えません。
言ったところで外面が良いのでわかってもらえないと思ってしまいます。


● 平気で嘘をつく

妻や彼女から酷い扱いを受けているとか、付き合った相手はみんな酷い女だったなど、実際と違うことをまるで本当のことのように話す。
人をおとしいれる嘘、自分が優越感に浸れる嘘を平気でつきます。
ばれた場合は、「そんなことは言っていない」「思い違いだよ」「冗談だったのに、本気にしたの?」などと言ってごまかします。


● 暴力は伴わない

モラハラは普通暴力は伴いません。
それはモラ男は外から見た自分を非常に大切にするからです。
暴力男なんて言われるのはとんでもないことなのです。

が、激高すれば伴うこともあります。
その暴力も痕が残らない程度に首を絞めたり、胸ぐらを掴んで揺さぶるなどといった証拠が残らない方法で行います。

それは何を意味するでしょうか。
それは激高しても理性が存在するということです。
相手に威圧感・恐怖感を与えて支配することが目的なのです。


● 自分を正当化する

間違っているのはいつも相手なのです。
昔のことや関係のないことを引き合いに出して「あの時お前は間違った。だから今も間違えてるに違いない」と言い始めます。
言われたことは事実ですから何となく「そうか、私がまた私が間違ったのか」と思ってしまいます。


● ハラスメントの方法

モラ男がとる行動は「俺はお前に対して非常な怒りを感じているんだぞ」という態度です。
これがモラハラの一番やっかいなことです。
口をきかない、無視をする、食事を一緒にとらない、家事の不出来を次々に指摘する、わざと大きな音をたててドアを閉めたり、大きなため息をついたりする。

決まり文句は「俺を怒らせるお前が悪い」です。
被害者はそうならないように日頃からモラ男の顔色を伺う癖がついてしまいます。
そうするようにモラ男が「調教」するのです。


● 後出しじゃんけんする

モラ男は常に優位に立っていなければなりません。
だから時々相手を怒ってやらなければなりません。
それに使われるのがこの「後出しじゃんけん」です。

暑いからエアコンをつけようとしますね。
「つけていい?」と聞けば「聞かなければわからないのか!」と怒鳴ります。
黙ってつければ「そんなに暑くないのになぜつけるのか!」と怒鳴ります。
つけなければ「こんなに暑いのになぜエアコンをつけようとしないのか!」と怒鳴りつけます。


エアコンのスイッチひとつで被害者は悶々と悩むことになります。
それが毎日続くのです。


● 責任転嫁

選択を迫られることがあれば常に相手に聞きます。
「お前はどう思う?」
「こうしたい」と相手が言えばモラ男は「いいんだな、お前が選んだんだからな」と念を押します。
選んだ結果がよければ問題ありませんが、不都合な場合は「お前が選んだのになんだ、これは!」と、責任を押し付けます。
悪いのは全部相手なのです。


● 人を利用する

相手の時間、お金、人脈など、利用できるものは徹底的に利用します。
また人のアイデアや才能を自分の物と勘違いして、自分の手柄のように振舞い結果的に利用する。


● 共感性がない

彼らは非常に共感性が乏しく、被害者は人間として見られていません。
自分の都合のいいように使える道具としか思っていません。


● 人の痛みに鈍感

人の痛みに鈍感であるが、自分の痛みはおおげさに表現する。
人と気持ちを共有しようとしない。
家族が病気になっても無関心、あるいは病気になった人の自己管理が悪いと言う。
しかし自分が病気になると大騒ぎをする。
人から言われた言葉に「傷ついた、傷ついた」と大げさに叫ぶが、なぜその人がそう言ったかということは考えない。
人が楽しいことをしていると不機嫌になる。
辛かったり悲しかったりすると機嫌がよくなる。


● 子供を利用する

妻を思うように支配できない場合は、代わりに子供をいじめたりします。
また、子どもたちの前で妻を怒鳴りつけたり、悪口を吹き込んだりして子供を洗脳します。


● 大切なものを捨てたり、ペットをいじめたりする

相手が大事にしているものを適当な理由をつけて捨てたり、かわいがっているペットをいじめたりします。
自分のしたことで相手が悲しそうな顔をすると、自分がとても大きな力を持っているように感じるからです。


● 予定をクルクル変える

被害者は自分の予定をたてることができません。
モラ男は相手に予定があっても全く気にとめません。
相手が自分の言うことを優先させるのは当たり前だからです。


● マイルールがある

自分が勝手に決めたルールによって相手が動くよう強制します。


● 不安にさせる

わざと全部まで言わず「ま、言ってもお前にはわからないだろうな」などと言ってぼかしたり、肝心の部分だけ聞き取れないようにつぶやいたりします。
被害者は「私がまた悪いことをしたのだろうか」「また無視が始まるのだろうか」と不安になります。


● 嫉妬深い

何度も電話をかけてきたり、外出先に頻繁にメールを送ってきたりします。
その内容も「怒っている」という文面や、それを臭わすものだったりします。


● 強欲である

自分が稼いだ金は生活費に出さず、それどころか相手の稼ぎをあてにして、自分の遊びや道楽に使います。
欲しい物があれば不機嫌になり当たり散らしたりさえすれば、モラハラが怖い相手は折れて買ってくれるのをちゃんとわかっているのです。


● 外との接続を絶つ

友達の悪口を言って仲を絶つようにし向けたりします。


● 言葉で冒涜する

モラ男は相手が「絶対人には言われたくないこと」を探り出す天才です。
そしてその部分を徹底的に言葉で攻撃します。
「お前のようなだらしない女はいない」「馬鹿か」「どんな育ち方をしたんだ」「それでも母親か」などと相手の弱いと思う部分を集中的に攻撃します。


● 自己紹介する

上にある「言葉で冒涜する」というのは、モラ男自身のことかと思える場合が数多くあります。
モラ男はこうやって他人を鏡のように使って自分のイヤな部分を現します。
これを「モラ男の自己紹介」(投影性同一視)と言います。


● 相手が不機嫌なのは嫌い

自分が不機嫌なのは相手がそうさせるからだと言いながら、相手が不機嫌なのは許しません。
モラ男の頭の中ではこれが矛盾せずに存在しています。
モラ男の思考回路は普通ではないのです。


● レポートを書かせる

小言の後に「反省文を書け」「レポートを出せ」と命じたりします。
モラ男はこうすることで、自分が相手よりも上の人間だと思いこませたいのです。


● 疑問形で責める

モラ男との会話は、いつも疑問形で責めてきます。
「お前はこんなこともわからないのか?」「言わなければわからないのか?」「俺が悪いというのか?」
疑問形ですから被害者は一生懸命答えを出して伝えようとしますが、答えは自分の非を認めるものしかありません。

「俺が悪いというのか?」という問いには「そんなことはない」という答えしかありません。
「では悪いのはお前だな」という会話の持っていき方をします。

もし「悪いのはあなたでしょう」と言えば、怒号が繰り出され下手をすると身体的暴力になるので、「悪いのはすべて私です」としか言えない会話を強いられます。


● いつも怒っているわけではない

こんなことが毎日続いているわけではありません。
プレゼントを買ってきたり、いたわりの言葉をかけてくることも珍しくありません。
だから被害者はモラ男が実は良い人で、自分が悪かったから怒らせてしまったのではないかと思うのです。
「なぜ別れないの?」と聞かれると「悪い人ではないのよ」と言ってしまいます。

DVに言われる、ハネムーン期 → 緊張期 → 爆発期のサイクルととてもよく似ています。

爆発が起こった後は、嵐のあとの海のように穏やかになります。
「悪かった」などど謝ることもあります。
治ったと思うと数週間から数ヶ月後、また緊張期がやってきます。

モラハラの最大の特徴は、上記にあるような方法で相手を支配し、自分の思いどおりに操ることです。



誰にでも不機嫌になったり、八つ当たりをしてしまうことはあります。

しかしモラ男の問題はその態度にあります。
自分の欲求が通らなければ無視、無言を長期間続け、家中のものに当たり散らし、体中で「俺は怒っている」というどす黒いオーラを放ちます。

「何か私が悪いことをした?」と聞けば「言わなければそんなこともわからないのか!」と怒鳴りつけ、さらに無視を続けます。
しかしその欲求をはっきりとは言わないのです。
それは相手を支配して自分の奴隷にするためには、時々怒らなければならないからです。
そして「俺を怒らせた」と罪悪感を与え、また怒らせてしまったらどうしようという恐怖心を持たせるためです。



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つわりで動けなくなった妻に向かって、夫は「メシも作れないなら堕ろしてしまえ!」と怒鳴った。
妻が「今夜何が食べたい?」と聞けば「何でもいい!」と言い放っておきながら、意に染まないおかずが並んでいると不機嫌になり、何週間でも口をきかない。
ちょっとしたことで夫はすぐ機嫌を悪くし、その気もないのに「出て行け」「離婚だ」と迫る。
あまつさえ、面と向かって「死んでくれないか」と言う。
要は、「何様」である。

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加害者は大抵外面がいいので被害者は最初だまされやすい。
だが結婚などして簡単には離れられない関係ができてしまうと、豹変するのがお約束。

モラハラ人間は、常に相手を貶め、非難する。
自分が怒るのも不機嫌になるのも相手のせいだと思い込ませ、逆に相手が自分の思い通りに動くと機嫌がいい。
厄介なのは、加害者自身に、自分がモラハラしている自覚はまるでないことだ。

反対に、被害者になる人は争いを好まないタイプが多く、「自分が我慢すればまるく収まる」と考えがちだ。
モラハラ人間の怒りは、子ども、さらには店員やタクシー運転手など加害者より立場の弱い周囲をも巻き込むため、その面倒を思うと抵抗する気持ちはさらに失われる。

一方的に責められ、恫喝され続けた被害者は、徐々にプライドやアイデンティティーを破壊され、いつしか率先して相手の顔色を窺って行動するようになる。
そうした一種のマインドコントロール下に置かれてしまうと、支配、被支配の関係が異常なことだと思わなくなってしまう。
耐えているのではなく、気づかないのである。
そのままうつやPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症したり、自殺に至ることもある。

モラハラに気づくことができても、そこから脱出するのは容易ではない。