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脳科学

【脳科学】ピアノが脳に良い理由!脳のメカニズムを知る

※【NAVERまとめ】に記事をまとめました。


ピアノは「楽器の王様」と言われます。
10本の指で同時に違った音を出し、メロディーと伴奏を一人で演奏できます。
楽譜を読み、両手両足を別々に動かして曲を演奏するなどとは一体その脳の働きはどうなっているのか。

 

怒りのメカニズム

■怒り

怒りには2つのタイプがあります。

◆衝動的怒り

自分の身を守る。

全ての生物に組み込まれた危機に対する本能。

人間も身の危険を感じると命を守るため相手に攻撃を仕掛ける。
興奮状態が恐怖心を取り除き実際に攻撃に移させる。


◆戦略的怒り

冷静な判断をした結果生じる4つのタイプの怒り


1. 防衛回避のための怒り

自分の正当性を相手に訴えるための怒り。


2. 強制の怒り

上下関係を強調・維持するための怒り。
自分の正当性を相手に認めさせるための怒り。


3. 制裁・報復の怒り

社会的な間違いや、信頼関係の破綻を感じた時の怒り。


4. 自己表現の怒り

プライドを傷つけられた時の怒り。
相手には悪意はなくても怒りをかうケースも多い。

この自己表現の怒りが最も激しい怒りで「キレる」原因となりやすい。




■キレるとは?

キレる=衝動的攻撃

怒りを我慢し続けている時に更に新しい怒りが加わると、その瞬間に思考が遮断されて選択する行動の手段が一つしかなくなった状態。


怒りが生じた場合、幾つもの行動の選択肢から選んでいる。

▼考えられる主な行動の選択肢

①自分が悪いと認め謝る

②自分の意見を言って話し合う

③反抗したいが我慢する

④その場から逃げ出す

⑤相手を攻撃する



社会の中で他人との共同生活を送る私達は、怒りを感じた時に状況を判断した上で大抵、①~③の行動を選んでいる。

そしてこの時点で新たな怒りが生じても普通の状態であれば、まだ①~③の中で行動を選ぶ余裕がある。

しかし、キレる場合には新たな怒りが生じた瞬間、④逃げる⑤相手を攻撃する自分の命を守る、最終手段しか選べなくなってしまう。

キレるとは攻撃する行動だけと思われがちだが、実は逃げ出すのもキレた結果の行動。

「窮地に立たされると黙り込む・部屋に閉じ籠もる」
このような行動も冷静に考えれば、他の考え方があるのに逃げるという最終手段しか選べなくなった結果。

キレるとは、逃げる、攻撃するという本能が剥き出しになった状態なのです。




■キレる脳のメカニズム

人の感情は脳内物質の種類と量によって決まる。


▼感情とは、基本的に4つの物質により形成される。

1. ドーパミン 覚醒・快感を造る

2. ノルアドレナリン 覚醒・怒りを造る

3. アドレナリン 恐怖・驚きを造る

4. セロトニン 上の1. 2. 3. の物質による感情を抑制する


これらの脳内物質の量や割合によって、喜怒哀楽の感情が造り出される。

つまり、ドーパミンが多い場合、楽しい、嬉しい、気持ち良いという感情。
アドレナリンが多い場合、びっくりする、怖い感情。
そして、ノルアドレナリンが多い場合、怒りの感情が表れる。

だが、キレる原因として最も重要なのは、3つの物質の抑制、興奮した神経が暴走しないようにコントロールしているセロトニン

ノルアドレナリンにより怒りの信号が送られても、セロトニンが放出されることで怒りを抑制している。


通常、セロトニンアドレナリン、ドーパミン、ノルアドレナリンとほぼ同じ割合で放出されている。

しかし、セロトニンの量が不足するとブレーキが効かなくなり、怒りが暴走してしまうのです。

つまりセロトニンは怒りを抑制する役割を担っているのです。



◆第2のブレーキシステム

動物の場合、セロトニンだけが本能をコントロールします。
人間の場合は、第2のブレーキがあり、より強いコントロールをします。

人間がセロトニンの分泌異常に陥るのは先天的な場合が多い。
つまり、普通の人がキレる原因はセロトニンではない。

脳の中にある、キレることを防ぐ第2のブレーキシステムが正常に機能しなくなった時、人はキレるという。

他の生物の脳と比較した時、人間の脳だけ著しく発達した場所があります。
それは、大脳新皮質。
大脳新皮質は、本能以外の複雑な情報処理や想像力など、人間だけが持つ高度な知能を司る場所。

そして、この大脳新皮質で造られた【理性】こそが、人がキレることを防ぐ第2のブレーキなのです。


つまり、理性のない動物の場合、相手の命を奪うまで攻撃する。
しかし、他人との共同社会を営む人間の場合、感情剥き出しでは成立しない。

そこで、大脳新皮質が理性という第2のブレーキを造り出したのです。



◆なぜ理性が効かずキレるスイッチが入るのか?

感情は最終的に、大脳新皮質のグルタミン酸ギャバという物質によってコントロールされています。

● グルタミン酸
本能的な感情を表に出す興奮性伝達物質

● ギャバ
本能的な感情を抑制する抑制性伝達物質


通常、グルタミン酸ギャバは決まった割合で放出され、理性が保たれている。

ところが、怒りを解消せず、溜め込んでいるところへ新たな怒りがプラスされると、我慢させるギャバの割合が増加。

怒りの感情は、より圧迫された状態で封じ込められる。

そして我慢に我慢を重ね、もう封じ込められないほど怒りが圧迫された瞬間、理性の壁を突破。

本能的感情が表に溢れ出してしまう。
また、抑制された感情が強ければ強いほど、反動としての怒りは大きくなる。

人がキレるとは、この時です。


▼普段、温厚で怒らない、怒りを適度に発散していない人の場合

我慢に我慢を重ね、ストレスを長期間溜め込んだ為、理性が効かなくなってキレてしまうのです。


▼短期間のストレスでキレてしまう場合

ストレスは同じ原因であれば、ある程度我慢でき、次第に慣れていく習性があります。
つまり、理性の発達した人であれば、かなりのストレスでも抑えられることができるのです。

しかし、怒りによるストレスが溜まっているところへ全く原因が違うストレスが加わると、例えそれが小さなものでも理性は崩れやすくなってしまう。




■キレやすい人とキレにくい人の違い

体内の物質が関係しています。


◆低血糖症

体に必要な糖分を摂り過ぎによって起こる症状。

菓子類やアイスクリーム、ジュース、炭酸飲料などに含まれる糖分の摂り過ぎによって引き起こされる血糖値の異常。
菓子類などに含まれる糖分は身体へ吸収されるのが速いため、急激に血糖値が上昇する。
このため危険を感じた身体は、血糖値を平常範囲へ戻そうと、すい臓からインスリンを分泌し、血糖値を急激に下げていく。
ここまでは身体の正常な機能で、何も問題はない。

だが、糖分を多く摂る生活が長く続くと、すい臓が疲れて上手く機能しなくなり、必要がなくてもインスリンを分泌し続けたり、少し菓子類を食べただけで過剰に反応し、必要量以上のインスリンを分泌するなどして、常に血糖値が下がり過ぎた状態が続くことになる。

これが低血糖症です。



低血糖症になると身体は血糖値を正常な数値に上げようと、副腎からアドレナリンを分泌する。

しかし、このアドレナリンが交感神経を刺激し、興奮状態を引き起こし、イライラを募らせ、暴力的になってしまうのです。


日本の校内暴力・不登校の生徒の多くが低血糖症の症状を示していた。



◆現代型栄養失調

低血糖症以外にも現代の食生活がキレる子供を増やしている。

摂取カロリーは十分なのに栄養失調。
グルタミン酸・ビタミン・カルシウムが不足している状態。

これらの物質は脳の活動に欠かすことができない重要な物質。


● グルタミン酸

理性をコントロールする神経伝達物質の原料となる。
そのため不足すると理性が正常に保てなくなる。

・高野豆腐、大豆、ピーナッツ、ごま、海藻、かつお節などの食品で補う。


● ビタミン

不足するとブドウ糖の燃焼が不十分になり脳の活動が鈍る。

・緑黄色野菜、レバー、牛乳、柑橘類、ウナギなどの食品で補う。


● カルシウム

不足すると脳への情報伝達が鈍り落ち着きがなくなる。

・牛乳、小魚、緑黄色野菜、チーズなどの食品で補う。



※人がキレる原因はこれだけではない。



◆人がキレる大きな原因

成長過程における、様々な経験やストレス

脳が形成される過程で様々な経験をしないと、我慢の仕方や解決法が見つけられない。
すると、感情のコントロールができず、キレやすい人間になってしまう。

実は現代の子供達は、ストレスに対する免疫力が低下している。

・兄弟の数が減り生活の中での競争が減少した
・友達と遊ぶ時間が減り他人とのコミュニケーションが減少した(一人でゲームに費やす時間が増加)

人格形成に必要なストレスが減少している。

更にその一方では受験戦争という学習への偏った過剰なストレスがかかっている。

そうした結果、昔は何でも無かったストレスに対しての免疫力がないため、思わぬことでキレてしまう子供が増えている。




■キレることを防ぐには

1. ストレスを溜めず別の形で発散する。

2. 栄養バランスのとれた食生活を送る。

3. 子供の頃から多くの人や自然と接し、ストレスに対する免疫力をつける。












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