2020年10月19日


 

発表当初は賛否合ったGOTOキャンペーンも10月に入り開始されると

どこも宿が取れないと言ったニュースも聞かれるようになっています。

コロナの中で、自宅にこもられていた方も多かったと思いますが、

そんななか家から出て旅行に行きたいと思ことは自然なことかなとも思います。

 

新しい経験や刺激は、ものの見方や価値観を変えることがあります。

旅行もその経験や刺激を受けることのできることの一つですが、そこで得たものが、

自分の状況を変える時に役立つことや、強いては人生の進む方向を決定づける、旅

行を通してそんな経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

昔の文豪もそんな刺激が欲しく旅館に入り浸って執筆に勤しんできたのかもしれません。

しかし、どこかに出かけるだけが、新たな経験や刺激を得る方法とは限りません。
人と会う、本を読む、そう言った事でもそれらのことが、得られることがあります。
普段の何気ない習慣にも気がつかないだけで、ハッとするような気づきがあるかもしれません。

もし、今の自分が閉塞感の中にいる、あるいはうまく行っていないと感じられているのであれば、

やっていることを見返してみる、人に話してみる、書き出してみるといったことをしてみて下さい。
今までなんてことないと感じている、よくないと感じていたことが、よく見ると自分に必要であることや、良いものであると思えるものを見つけることができるかもしれません。

小さな気づきを積み重ねて、生活に対する印象を変えていき、

気持ちに余裕を持たせられるといいですね。


(担当:茂)



mentalhibikimentalhibiki at 11:19│コメント(0)

2020年10月02日


 

朝晩秋らしくなってきましたね。この夏はコロナに加え、異常な暑さで、

気分転換も室内に限られることが多かったと思います。これからの季節

是非屋外にも目を向けて気分転換のバリエーションを増やしてください。

 

さて、今回は思考の癖の一つ「白黒思考」についてお話したいと思います。

文字通り、黒か白かはっきりさせないと気が済まない!という考え方です。

グレーゾーンではスッキリしない、モヤモヤするので、何としても白か黒に

分けたいと考えます。

 

自分だけでなく、周りの人が結論出さずに悩んでいることにもイライラし、

さっさと結論を出させようとしたりします。アドバイスをして上げたのに

結論出さずにいられると許せなくなったりするので、周りとの関係がギス

ギスしてくることもあるかと思います。

 

また、完璧でないと満足できず、100点以外は0点と同じ。自分はダメな人

間だと極端に考えます。

どんなに努力して取った98点でも足りない2点が許せない。平均点が70点な

のにダメ。最高得点であっても足りない2点で台無し。

98点のほうを評価することはなく、足りない2点しか目に入らなくなる。

 

向上心としては素晴らしいかも知れませんが、一方で、出来ていることを受

け取らないので、とても勿体ないと思います。ずっと気持ちが緊張状態にあっ

て、緩ませることを忘れている人も多いのではないでしょうか?

心も体もコチコチになっちゃいそうですね。

 

2点を追求する前に、98点に目を向け受け入れてみてください。

時には自分を褒めたり労ったりしてみてください。少しホッとしませんか?

心を緩ませてあげると、客観的な立ち位置が見えてくると思います。

決してダメなんかじゃないはずです。

 

グレーゾーンにいること=進まないことではありません。

進む道を決める為に、しっかり問題を抱え、観察・考察する時間だと捉えてみてください。

 

気持ちを緩めてあげることで、また頑張れる自分になれると思います。


担当:くれ



mentalhibikimentalhibiki at 12:22│コメント(0)

2020年09月24日

この連休で人出も多くなっていると

いうニュースは出ておりますが、

テレワークが続きまだまだご家族と

家で過ごす方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

当家には犬がいるのですが、

もともとさみしがり屋で、

おいて出かけるのに

苦労することもありました。

最近は家族がテレワークで

家にいることも多く、

当家の犬にとってはある意味

最高の環境であるのですが、

通常の状態になってからどうやって元の状態に

戻すのかが悩みの種であります。

 

不安そうに見送られる様を見ると

離れがたい気持ちになるものですが、

そこは我慢しておいていかなければ、

いつまでたっても留守番できるように

ならないのはわかっているのですが、

その葛藤は計り知れません。

 

犬が離れられないのか、

飼い主が離れられないのか、

もの凄く曖昧な関係に

なっているなともいます。

 

これは、人間関係にも

起こりえることだと思います。

誰かといると思うだけで、

安心できたり、今までできなかったことが

できるようになることがあります。

 

安心できると思う存在と

直に接することで、次第に

実感として安心を得ることが

できるようになると、

自然と自分の思うことが

できるようになるものです。

だからこそ、近くに感じる

ことのできる人に

意識して愛着を感じ、

自分の安心とそこからの自信へと変える

良い機会になればと思います。


(担当:moro)



mentalhibikimentalhibiki at 11:17│コメント(0)

2020年09月04日



ストレスコーピングという言葉をご存じですか?

「ストレス対処法」という意味に捉えていただければと思います。

いくつか種類がありますが、今回は解消法という視点でお話したいと思います。

 

みなさん、どんな解消法をお持ちですか?

お尋ねすると、趣味を教えてくださる方がいらっしゃる一方で、

「趣味がないからダメですね」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

ストレス解消法=趣味とお考えの方が多いのでしょうか。

 

趣味がないと言う方は、好きなもの・興味あるものを探すことから始めてみるものの、

そこでつまづいて先延ばしにされているように思います。

また、趣味はあるけど時間がないとか、お金もかかるから頻繁には出来ない、

コロナのせいで出来なくなったとも耳にします。

 

ここで言う解消法は、日常の少しの時間で気軽にできるものです。

例えば、散歩する、お茶を飲む、好きなドラマを観る、友達とLINEする、とか。

散歩やジョギングは、道を変えるだけで気分が違ったりしませんか?

ルートの数だけ解消法を持っていると考えてみてください。

 

私はお茶をするのが好きなので、家でのんびり飲んだり、

お気に入りのカフェにぶらりと行ったりします。

雰囲気の違うお気に入りのカフェを幾つか知っておけば、気分によって選ぶことが出来ます。

選択肢は多いにこしたことはないですし、選択肢の数だけ解消法を持っていると思って、

強気になれます(笑)。

 

妄想するのもありです。旅行する時間・お金がなくても、妄想ならいくらでもできます。

季節はいつがいいかな? 誰と行こうかな? どんなルートで行く? 何泊する? 

何を食べる? お土産は?

 

京都好きの友人は、知人の為に京都の旅のしおりを作って上げるのですが、

色んなパターンを考えて楽しめるそうです。お得ですよね。

 

ストレスはため込んでしまうと解消するのが大変になります。

ちょっとした方法で、日々「少〜し減らす」ことを目標にしてみてください


(担当:く)



mentalhibikimentalhibiki at 13:10│コメント(0)

2020年08月21日

皆さん物理的なソーシャルディスタンスを

気にしてそれがストレスになっていませんか。

 

物理的なソーシャルディスタンスについては、

皆さん十分ご存じだと思うので、

今回は気持ちのソーシャルディスタンスについて

お話したいと思います。

 

映画やドラマを見て、

涙を流したことはありますか?

おそらく多くの人が涙を流したことが

あるのではないでしょうか。

 

しかし、よく考えてみると

実際に自分に何か起きたわけでは

ないのにもかかわらず、

涙が流れることは

不思議なことだと思いませんか。

 

次に特に理由もないにもかかわらず、

肩や首が凝った経験はありませんか。

その時のことを思い出して

いただきたいのですが、

周りに怒っている人や悲しんでいる人は

いなかったでしょうか。

 

この二つはどちらも、

人に共感する作用が

起こしている可能性があります。

 

この作用は自分と他人を

区別するための「壁」を

無意識に低くし、その境界を

曖昧にさせ、人の感情を

あたかも自分のことのように

捉えさせる効果があります。

 

人と付き合う上で共感することは

大切な要素になりますが、

時として人のことと自分のことが曖昧となり、

他人のストレスまで、自分事として

抱えてしまうことがあります。

 

そんな時は、これは自分が起こした行動か、

起きている感情がだれのものか等、

その言動や感情の「主語」を

意識してみてください。

 

例えば家族が怒っている時に感じる、

同じような怒りの感情等です。

 

そうすると、他の人の気持ちを、

自分の気持ちのように

感じていることに

気が付くことがあります。

 

そうやって心のソーシャルディスタンスを

保ち、家族や同僚、友人と

よりよい関係を気付けるといいですね。

 

(担当mo)




mentalhibikimentalhibiki at 12:45│コメント(0)

2020年08月07日

 

自粛期間、家庭ごみが増え、ゴミの回収が間に合わないというニュースがありました。

在宅ワークとなり、仕事をする環境を整える為、不要なものを廃棄し、新たに必要となったものを買い揃えられた方は多いのではないでしょうか?スムーズに環境整備は出来ましたか?

 

「捨てる」のは簡単そうですが、「買い揃える」ことよりも随分と難しい作業です。「不要なものを捨てる」のは結構エネルギーが要りますね。それは、「不要なもの」だと選択することに決断力が必要だからではないでしょうか?

中には、じゃんじゃん捨てられる方もいらっしゃるでしょう。その決断力、とても羨ましいです。

 

3年使わなかったものは捨てる、というルールの下に作業をしようと思っていても、いざとなるとためらいませんか?「捨てるもの」「残すもの」と選別し終わってみると、圧倒的に「残すもの」が多い…。思い出に囚われたり、使う時が来るんじゃないか?また着るかもしれないじゃん!などと考え、捨てる決断が出来ないんですよね。

 

過去を振り返って、本当に使ったことありますか?必要になって、探したものなんてありましたか?探さずに、さっさと買いませんでしたか?持ってることも忘れてたりして…。

 

今の自分にとって本当に必要なものだけ残す覚悟、出来ますか?今の自分には不要と判断し、手放す覚悟が出来ますか?この作業、気持ちを整理することに繋がると感じます。実際に、断捨離に成功した方は実感されているんじゃないでしょうか。スッキリ、視界が良好な感じ。

 

まだ経験してない方、まずは目に見えるものを思い切って仕分けしてみませんか?

判断力・決断力・想像力がアップされることで、自信がついてきますよ。今の自分をシンプルに見つめて、手放すものは手放す。本当に必要なものを手に入れる。そして、不要になれば、また手放す。

ふと気がつくと、フットワークが軽くなっている自分がいるかも知れないですね。


担当(くれ)



mentalhibikimentalhibiki at 12:55│コメント(5)

2020年07月17日


 

もうすぐ8月となり、

そろそろ夏休みを取られる方も

出てこられると思いますが、

再びコロナの感染者が増える中、

帰省することが、難しい方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

唐突ですが、「味噌汁」と聞いて

思い浮かべるものは何でしょう。

自分の思う「味噌汁」を

言葉で説明してみてください。

出来ればご夫婦やご友人と

説明したことを共有してみてください。

 

日本人にとって「味噌汁」とは

共通言語であるにも関わらず、

それぞれイメージしている「味噌汁」には、

大きな違いがあることがわかります。

その違いは、育った環境をはじめとする

経験が生んでいるものではないでしょうか。

 

そう考えると、他の言葉にも

その違いが生まれている可能性があります。

その違いが会話の中で意図しない

誤解を生んでいるかもしれません。

 

感情を表す抽象的な言葉ほど、

その発した人の経験に依るところが大きく、

その人の背景を理解していないと、

共有することが難しいものではないかと思います。

 

実際に起きた事ですが、

この文章の原案を同僚のカウンセラーに

読んでもらっていた時に「家族」という言葉で

違ったイメージをしていることが分かりました。

私は「家族=夫婦」と言うことをイメージして

文章を考えていましたが、

読んだカウンセラーは「家族=親子・兄弟」と

意味を捉えていました。

(そのため文章から家族の文字はなくしました。)

自分のイメージしている文章が

違った意図で読まれていることが分かったのです。

 

近い間柄あっても、その言葉の背景やイメージを

共有することで、お互いの言葉の差を埋め、

言葉の意味を近づけることが、よりよい関係性を

作る上で大切な要素になってくるのではないでしょうか。

 

移動もままならない状況でありますが、

お互いの育った環境を話し合い、ちょっとした

帰省気分を味わってみることも面白いかもしれませんね。


(担当:も)



mentalhibikimentalhibiki at 10:07│コメント(0)

2020年07月13日

新型コロナウイルスの感染者が、また徐々増えてきました。
感染経路が不明の方は、一体どこで感染したのか・・と
疑問に思っていることと思います。

新型コロナウイルスは、
感染しても無症状で、
そのまま治る人が80%
いるため、

実際には感染していることに
気がつかず、感染を広げていることが分かります。

もし、その「感染を広げている人が自分だったら・・」

と、心配になりませんか?

それは、抗体検査をすれば分かります。
自分が今まで人に広げていたかもしれない、とご心配のかたは
ぜひ、当院で抗体検査を受けてみませんか。

沢山の方に受けていただきたいので、現在5500円(税込み)で
行っています。




mentalhibikimentalhibiki at 13:06│コメント(0)

2020年07月06日

メンタルクリニック響 心理士のリレーコラム

 

コロナの影響がでてから4か月あまりがたちました。

働き方が変わり普段よりもご家族と過ごす時間が

増えた方もいらっしゃるかと思います。

 

そんな中、家族と接する時間が増えたことで、

関係を見直すことができた方も

いらっしゃると思います。

 

一方でいつもはいい関係でいることが

できているのに、会話が滞るなど

関係が悪くなったと思った方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

同じように生活をしていても、

日々のさまざまな経験の中で

少しずつ物事に対する意味のとらえ方に

違いが出てきて、そのことが

お互いの「ずれ」を

作っていることがあります。

 

最初その「ずれ」は違和感程度であっても、

時間がたつにつれ「ずれ」が大きくなります。

 

今回のように一緒にいる時間が長ければ長いほど、

その「ずれ」を大きく感じ、

相手への不信感へと変化していくことも

考えられるのではないでしょうか。

 

いい意味で言ったことが、相手に不快感や挑発などとして、

捉えられることほどもったいないことはないと思います。

 

そんな時は、お互いの「ずれ」がどの程度あるか

知ることから始めてみるのはいかがでしょうか。

 

ゲームを紹介しますので、

ご興味のある方はやってみてください。

 

     まず、紙を人数分用意します。

     ジャンケンをし、絵を描く順番を決めてください。

     絵を描く人は、ほかの人に描いている絵が、見えないように絵をかいてみてください。〇や△、□など最初は簡単な図形の組み合わせにするとわかりやすいです。

     絵を描き終えたらジェスチャー等は使わずに、口頭で描いた絵を他の人に説明してください。

     その説明を頼りに、自分の紙に絵を再現してみてください。絵を再現する際は書いた人に絵に関する質問はしないようにしてみましょう。

     絵をかき終わったら、お互いの絵を見せ合いましょう。

 

どんな違いがあったでしょうか?

同じ言葉でもイメージしているものが違うところはなかったでしょうか?

この違いがお互いの「ずれ」になります。

 

「ずれ」があることを理解し、

その差を埋めることで、

より一層親密かつ落ち着ける環境を作り、

コロナ禍の中でも快適な関係を

築いていくことができればと思います。


(も)



mentalhibikimentalhibiki at 10:15│コメント(1)

2020年07月01日

こんにちは。今月から当院の心理士によるリレーブログが始まります。

どうぞよろしくお願い致します。


第一弾は「ソーシャルディスタンス」についてです。


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コロナの影響で、常に気になる様になったのがソーシャルディスタンスですね。

調べてみると、

ソーシャルディスタンス:社会的距離を取ること、心理的な距離をとること

とありました。

似た言葉に、フィジカルディスタンスというものもありました。

フィジカルディスタンス:物理的距離を取ること、客観的数値による距離をとること

だそうです。

レジなど並ぶ場所に、距離を保つためにつけられている印は、後者に該当するように思います。

よく耳にする2mという距離です。うっかり距離を詰めて、注意されている人もたまに見かけますね。

少し意味は違いますが、パーソナルスペースというものがあります。

聞いたことのある人も多いと思います。適切な距離をとることで、自分自身が安心でき、円滑な人間関係を築きやすくなる効果があり、これが広い人は内向的、狭い人は社交的な傾向があるそうです。

以下の4つに分類されます。

◎密接距離

045cm  家族や恋人関係に許される距離。

◎個体距離

45120cm  友人など親しい人との距離。

◎社会距離

120360cm  職場の同僚・上司との距離。

◎公衆距離

360cm以上  関係性のない人との距離。


男女でスペースの形が違うことも分かっています。

男性は楕円形で、立ち位置は中心よりも後ろ側。左右が狭いので、横から入ると意識され易くなります。

女性は円で、立ち位置は中心。前側の距離が長くはないので、前に入って来られると意識します。

男女で安心できるスペースが違うので、人と接する際に距離と併せて配慮できるといいですね。


新生活様式のソーシャルディスタンスは、上記の社会距離ですかね。

人間関係に距離感は大切です。そこに変化が起きている今日、どのような影響が出てくるのでしょうか?内向的へと向かってしまうのでしょうか?

ちょっとした優しさで変えられるものは沢山あるはずです。

広げられた距離と同じ位、広くゆったりした気持ちで人と接していきたいものですね。


(く)

 



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