2005年12月07日

『檻ノナカ』感想

東京4公演を見終わって数日経つが感想を書く事が難しくって非常に困っている。
「面白い or 面白くない」で言ったらものすごく面白かったし、
「単純 or 複雑」で言ったら単純だと思えるたし、
けど、なぜだかうまく言葉にならないで困っている。。。
舞台の中での関係性や登場人物が言った言葉などの特化した何かであればいくつも引っかかったものを上げる事が出来るけど、全体としての感想となると・・・となる。

今、思いついたけど『檻ノナカ』という舞台が「リアル」だったからなのかな。
リアルとヴァーチャルについて思うのは『「ヴァーチャル」とは作り出されたもので、どんなに「リアル」に近くても決して「リアル」では無い。それはきっと「ヴァーチャル」を作り出すモノが「リアル」から受け取っている情報を「リアル」として再現しようとするからで。「リアル」とは受け取れない情報までを含めて「リアル」として存在していて、受け取れる情報からは決して「リアル」なモノを作り出す事は出来ない。だから作られたモノは「ヴァーチャル」として「リアル」と似て非なるモノとなってしまうのではないか』という事。う〜ん、自分書いていまいち理解不能orz

けど私が思った事が正しいとすると『檻ノナカ』はリアルだったと言える気がする。舞台の上で世界を観せたのではなく、そこに存在している世界を舞台として観せた・・・。
うん、この表現がぴったりな気がするし、全体としての感想が出ない事もまた納得がいく♪
『世界』という『リアル』を、私は全て認識する事は出来ない、裏を返せば認識できないものは『リアル』であり『世界』であると言える筈(私のキャパシティの許容量は別問題として(笑)。
きっとそれは後藤さんが役者さん達に言っている『背負う』『背負え』っていう事の証なのかもしれない。『背負う』モノは役者さん達が演じる役であり、本人の人生であり、仲間であり、関わっているリアルな人達、お客、etc。それら全てを背負っているから『リアル』だったのではないだろうかと今、改めて感じ始めている。

「私がいて、あなたがいる。それが幸せ。」当たり前すぎて忘れてしまう事。
これもまた『リアル』ですね。


mera_m777 at 14:46│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by らんま座長   2005年12月14日 23:16
5 遅ればせながら、コメントをお送りしたいと思います。
「リアル」
なかなかいい言葉ですね。確かに、「リアル」というのは狙っていたわけではないけれど、今までの芝居に関してもある種の「リアル」さは追求していました。
つまり「芝居」そのものが、非現実的な集大成なわけで、だから舞台の上に居る「リアル」な役者達がある意味虚構を作ってるから、虚構を虚言やバーチャルな感情で作ってしまうと、結局虚構は虚構でしかなくなり、観客はただの傍観者になってしまうような気がするんです。だから、役者達にも「リアル」な感情で、「リアル」な関係性で、といつも言ってるんです。
そういう意味で、米良さんの言われる「リアル」というのは、嬉しい感想ですよ!

取り急ぎ、ファーストコメント!
2. Posted by 米良   2005年12月16日 07:20
らんま座長

コメントありがとうございました。
未だにうまく感想がまとまらないのが正直なところです。これまでもそうだったんですが、今回は特にというか・・・
う〜ん(笑
公演だけを見てるほうがもっと素直に見れるのかもしれませんが、多少なりともかかわってしまった以上しょうがないのかもしれないですね。
2月、岐阜へ行くつもりです。
またご連絡させていただきます。
 ※ひょっとするとNGになるかもしれないですけどorz

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