2006年05月06日

観劇感想・グワィニャオン第13回公演『Dear...私様』 4/30

グワィニャオン第13回公演 『Dear...私様』 観劇感想

  〜 4/30(日)13:00〜 池袋芸術劇場小ホール1 〜

 参加者:米良、先輩、テツ、姐さん


私が私である為に必要なモノに『記憶』があると私は思います。もし『記憶』を失ってしまったら『私』は『私』でいられるのでしょうか・・・。

今回の『Dear...私様』は主人公の男が記憶を徐々に無くしていくところから始まりました。原因は・・・わかりません。でも徐々にしかし確実に記憶は無くなっていきます。無くなって行く記憶は『現在』に影響を与えます。仕事を無くし、家族を無くし、そして自分さえも無くして行くという結果を。

記憶って言うのは不思議なもので、記憶している事が本当にあった事だとは限りません。人は自分に都合のいいように記憶を作り変えてしまう事があるからです。しかしそれは幸せを望む気持ちの表れだったします。人は皆、幸せになる為に生きているはずです。だからちょっとした記憶の作り変えなんて可愛いウソ♪まして生きていく事の障害になるような辛い記憶はずっと深い記憶の奥底に封じ込めたいと思うのは人情と言うものでしょう。

物語は無くなりつつある記憶に存在する人達が男の記憶を再現し、無くなりつつある記憶を思い出させるという流れで進んで行きます。少年時代、青春時代、青年時代、記憶の旅の案内人はウソマコト(高橋稔)という謎の男。しかし男は記憶を思い出す事を拒否し、思い出す事を拒否された記憶の住人達は既に失われてしまった記憶に取り込まれていきます。まるでネバーエンディングストリーの虚無のように・・・。

いくつもの時代・記憶を旅したどり着いたのは少年時代、少年は本屋で1冊の本を万引きしていました。それは遠い過去に確かに存在した出来事、でも今は無くしてしまっていた記憶。万引きはすぐに見つかり本屋の店員と少年の会話が始まります。少年はお金が無かったから万引きした事を、店員はウソをつく事で何が起きるかを伝えます。ウソはつかれた人を傷つけそして同時に自分を傷つけてしまう事を。。。
しかしウソマコトはまだ忘れている事があると言います。あまりにも辛く悲しい記憶、大切なとても大切な誰かの記憶。無くしてしまっていた本当の両親の記憶。受け止めきれなかった哀しい記憶も、人は時と共に成長する事で受け止める事が出来るはず。一番最初に無くしたはずの哀しい記憶を受け止めた事で、男は無くしていた記憶を取り戻します。

「人と言う字は・・・」とかの金八先生もおっしゃってますが、人は他者との関わりにおいてのみ自己を認識する事が出来るものです。他者無くして自己は存在せず、他者との関わりの結果として記憶が存在し、人はそれを思い出と名付けています。携帯・インターネットの拡大と共に他者との関わりもまた拡大していると思うべきところですが、果たしてそうなのだろうか?との疑問が拭えません。他者との関わりが拡大でなく減少しているとすると、自己という存在もまた減少しているのかな?なんて訳の分からない事なんかを考えたりしちゃいます。
そんな考えが根底にあったせいか今回のグワィの公演はたまらないくらい魂を揺さぶられた感じがして、ラスト間際では嗚咽を噛み殺す為に汗拭き用のタオルを噛んでました(汗

「記憶」って「想い」って言葉にも置き換え可能だと思うんですよね。いろんな「記憶」はいろんな「想い」に置き換わり、人の想いというものに興味がある私にはそんなとこが溜まらなく惹かれたポイントだったのかなぁ〜と改めて思ったりしている次第です。

あぁ、早くDVDで無いかなぁ〜♪待ち遠しいよぉ〜!!!

 

20060430_高橋稔

 高橋稔氏

  終演後、ロビーにて♪

 

 

 

 

 

 

・おまけ雑記
 えっちゃん、かわいかったなぁ〜♪
 それにしのぶ嬢のあのセクシーさにも♪(ジュルッ
 伸郎おじさん、あの間はすごすぎ(爆


・追記 2006/05/09就寝前

いろいろあって今日までに何度か読み返し、誤字脱字を修正しました(汗

なお、意味が変わるほどの修正はしていません。

グワィの渡部美穂さんがこの感想を見てくださって、彼女の掲示板で嬉しいコメントを書いて頂きました。更にはえグワィの掲示板ではっきり氏名の上、そちらの掲示板に書いたコメントの引用まで(感涙

渡部美穂さん、初めて観た公演から注目してたんですよね♪

  ※書いてもらったからではないですよw

過去DVDを見てもやっぱりいい感じだし♪役者としてと言うのが一番ですが何気に私の好きな顔立ちをされていますw

言葉っていうのはどこかでその人の本質を出しちゃうところがあると思うのですが、掲示板での短いやり取りから感じた彼女の人間性にまた惹かれてしまったようです♪(テレテレ 男女問わず惚れっぽい私ですがw 

今後も注目していきたい女優さんが出来た事に喜びを覚えています。

 


mera_m777 at 15:00│Comments(0)TrackBack(0)

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