2006年06月30日

観劇感想 桧山佐知子・客演 IOH公演 『きみ去りしのち』(2006/06/23)

Oi-SCALE「キキチガイ」に続くsachiko祭り第二弾を観て参りました♪

劇場は新宿・THEATER/TOPS。いつぶりだろう、、、はっきりと思い出せるのはもう解散してしまった劇団「ランニングシアターダッシュ」の「うしろから2番目のウィザード」公演。調べたら1999年公演だから・・・もう7年も前。長い事訪れていませんでした。

で、観劇は金曜日だったので仕事を切り上げて新宿へ向かったのですが、会社を出たのが少し遅く劇場についてみたら・・・すでに満席に近い状態。一応、中央の入り口よりが空いていたので速攻でGet!整理番号付きだったのに遅れたら意味無いですよねorz
さぁそれから開演までが大変!(笑 予想以上の入りの為、席が足りない様子。スタッフの方がお客さんをロビーに帰して急遽の席作り。主宰の方の事情で今回がラスト公演になった事も理由なのかもしれませんが、お客の入りに劇団のレベルの俄然期待しました。

物語は青山の住宅街(多分)にある吉田自転車が舞台。この吉田家の四姉妹とその家族が織り成す日常を描いていました。四姉妹の父である自転車屋の先代の法事に集まってくる姉妹の関係者。話される内容はどれも決してドラマチックではないけれど、自然と笑みがこぼれてしまうのは脚本と役者さんの力ですね♪

お目当ての桧山さんは長女として登場しました。私がメガネ使用で客席中央舞台まで距離があった為、和服+αのαの部分に劇中はあまり気付かなかったんですが(汗 素敵な喪服姿でした♪若い子達の露出の多いファッションも好きですがやはり和服の魅力、そしてその和服を着こなす美しい女性の存在は私にとって癒しです♪
あっ!ちなみにαってのは妊婦って事でお腹に仕込みされてた”みたい”です(汗
 ※こんな時、視力が低いとつらいんですよね。。。
  街ですれ違う美人の顔をさらっと見れないとか、悩みは尽きません・・・(ぇ

物語は姉妹そして姉妹の旦那さん、友人達を巻き込みながら少しずつ時間が過ぎて行きます。2hの舞台で昼から夕方くらいまでの時間帯をうまく表現してましたね。物語りも後半に差し掛かった頃に次女の自転車屋を継いでいた婿養子の夫がアルツハイマー(でいいのかな?病名はちょっと自信ないのですが)である事が判明し、更にはお焼香に来ていた男性が先代の隠し子であった事が判明なんていうかなりショッキングな事実が判明したりしたんですが、これが違和感が無い。
違和感が無いどころかそのあたりでじわっっと涙が出てきましてね、あぁ〜観に来て良かったと改めて思ったんです。悲劇とかショッキングな事で出る涙はなく、この”じわっと”という感覚を伴った涙って中々無いんですよね。あるとしたらリアルに生活している日常でふっと誰かの”暖かみ”に触れたそんな瞬間くらいなわけですが、それをこの舞台は与えてくれたんです(^^;

世の中、子供が親を殺した・親が子を殺したというような事件のオンパレード。今日ショッキングに感じた事件も来週にはもうTVで放送されて無くって、また別のショッキングな事件が放送され・・・という訳の分からない日々を過ごしていますが、ふと「あぁ皆”暖かみ”を捨てちゃったんだなっ」って感じたんです。皆この舞台みたいな家族で無かったとしても必ず人として”暖かみ”を感じて・持ってて・与えててっていう生活を送った事があるはずなのにどこかで捨てちゃってる。。。

捨てた方がきっと”楽(らく)”なんですよね、でも”楽しい”では決してない。本来”楽”という字が持ってる意味を履き違えて”責任”を捨てるからおかしな事になってしまう。なんかうまくまとまらないけどそんな風に感じた次第です。

主宰の一人である林氏のご事情で今回が最後の公演という事を公演の直前になってHPで知りました。最後に当たり書かれたメッセージには最後とする理由が書いてあり、そこには家族である”責任”を果たされる覚悟(私にはそう感じられました)が書かれていました。今回の公演を含めた過去の作品にもきっとそんな熱い想いがいっぱい込められてたんだろうと思われ、過去作品を見れなかった事が残念でなりません。

林氏の今後の幸せを祈りつつ感想としたいと思います。

・関連リンク

  ioHホームページ

  ioH黙認ホームページ


mera_m777 at 18:03│Comments(0)TrackBack(0)観劇感想 

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