2006年10月31日

観劇感想 グワィニャオン野外劇『けふの音ずれ』 in 萩・世田谷幕末維新祭り(2006/10/28)

萩・世田谷幕末維新祭りの野外劇として公演されたグワィニャオン(座・芝居屋さん)による『けふの音ずれ』。どんな意味のタイトルなんだろう???なんて軽く捉えていたのですが、、、とても重い意味を持っていましたorz

 

吉田松陰、享年30歳。。。

短かった人生とはいえ沢山の人との関わり、そして行った数々の行動。そんな中から今回の野外劇がスポットを当てたのが松蔭とその家族の関係性でした。

幼少時代の叔父から受けたスパルタ式の教育、途中をごっそりはしょりながらも間に母・滝の回想を挟み松陰の人柄を描きつつ、後に安政の大獄と呼ばれた事件により江戸・伝馬町の牢獄へと連行されるまでが約30分で描かれていました。その内容として松陰にまつわる数々のエピソードはほとんど語られませんでしたが、萩に蟄居させられ松下村塾を開く事になった話(最初の門弟は松蔭の母・妹・兄だったそうです)。松陰の死後、明治の折に宮内省に勤めていた松下村塾・元塾生の品川弥二郎が皇后より高価な反物を滝宛に下賜されたエピソードなど、松陰とその家族にまつわる心温まるエピソードで見事な作品に仕上がっていました(涙

お昼前にお祭りの会場を一回りしていたので13時頃から始まったリハーサルを拝見し、そのまま本番も観劇しましたがもう一回観たかった・・・。いや日曜の2回も行かなかった事を今かなり悔やんでいますorz

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『親思う心にまさる親ごころ

    けふの音ずれ何と聞くらん』

 

松陰が処刑の前に萩の家族に宛てたの絶世の句です。

『親思う心に、勝る親心。

  今日の音ずれ(私の処刑)について何と想うだろう・・・』

と なるのかな。切ないですよね。。。

 

この後に聞いた講演でこんな話を伺いました。

「今で言うところの法律を数々破って牢屋に入れられたり自宅謹慎を申し渡されたりした松陰を母は一言も叱る事がなかった。そればかりか松陰が思案の末に行った行動である以上、何の間違いがあろうと松陰の行動を全面的に肯定していた」と。。。

後の世に影響を与える人物達を指導したという史実よりも、このような家族との信頼関係を持ちえた吉田松陰という人物像にこそ注目した私でした。。。

 

 

今日の音ずれ(リハーサル)_18

作・演出:渡部美穂さん(グワィニャオン)

松陰先生:わたなべれいじさん

山田亦介(含章斎):田中新一さん

松陰先生・少年時代:田中めぐみさん(グワィニャオン)

玉木文之進(叔父であり厳しい教育者):尾形雅宏さん(グワィニャオン)

松陰の妹・文:渡辺利江子さん(グワィニャオン)

 

佐藤寛作(山田亦介先生の塾生):すわいつ郎さん(グワィニャオン)

松陰の母・杉滝:渡部美穂さん(グワィニャオン)

優しい弟思いの民治兄さん(梅太郎)役に山口篤司さん

ナレーション:坂口順子さん

 


・追記

今回、作・演出そして母・滝を演じられた渡部美穂さん。グワィニャオンの中でも特に注目させて頂いている方なのですが、これまでの公演、おいらん道中や品川宿場祭りの際にお声をお掛けするチャンスに恵まれず今日こそは!と思っていたのですが、念願ようやく叶いました♪

昼の公演の後の休憩時を狙ってちょっとだけですがお話させて頂き、差し入れ会津のお酒と共に写真撮影☆本当はこの写真の前に1枚(渡部美穂さん&渡辺利江子さんの2ショト)撮ったんですが緊張故か保存に失敗orz 帰路で気付き慌てて再度撮らせて頂いたこの写真だったりします(汗

萩・世田谷幕末維新祭り_24

 

 

 

 

 

 

渡部さん快く応じて頂き感謝です♪

11月公演『みどりのおばさん現る!』楽しみにしてますよ☆

 


mera_m777 at 18:28│Comments(0)TrackBack(0)

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