中学生メルの哲学レンズ

『嘲笑せず、嘆かず、呪わず、ただ理解する』(スピノザ)
13歳、アスペルガー(ADHDハイブリッド)の女子が、気に入った本などを書いていきます。

『プリニウス Ⅰ』

・面白さ   ★★★★★
・読みやすさ  ★★★★☆
・本のポイント
『テルマエ・ロマエ』の作者ヤマザキマリと、とり・みきの合作。ヤマザキマリが人物、とり・みきが背景を描いている。とてもきれい。
    
        
・気になった箇所

「教養を避けるものは人間のクズだぞ!!
ローマの暮らしでは滅多に見られない驚くべき現象が起きているというのに!!
それを目のあたりにしているのが凄いことだとわからないのか!!」(55ページ)

教養を避けるのは人間のクズ…
かなり心に突き刺さりますね。
言い方はきついですが、確かにそうだと思います。
教養を身に着けないと、人間は、クズどころではなくただの動物ですから。 

プリニウス、とてもかっこよかった。
物知りだったんですね。尊敬します。
続きも読みたくなりました。
 

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高いビルとタワーを見て思ったこと。

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東京で、高いビルで夜景を撮りたいと思い、東京タワーとスカイツリーと六本木ヒルズの森ビルに案内してもらいました。
スカイツリーのソラマチの中と、森ビルの展望台から夜景を撮り、東京タワーは下から見上げたところを撮影しました。
上の写真は森ビルの展望台から撮影した夜景です。

そこでふと思ったことがあって。

タワーやビルの中に入ってしまうと、外観は見えなくなる。
例えば、スカイツリーを入れた夜景を撮りたいと思ったとき、スカイツリーの中にいるとその写真は撮影することができない。

なんか当たり前のことかもしれないけど、現実にもあてはまることがあるんじゃないかと。
例えば、一旦集団の中に入ると、グループ外のことに鈍感になってしまうこととか。

たまにはグループから抜け出して、外から眺めてみることも重要だと感じました。
私はずっと抜け出しているんですけどね(笑)


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旅行後日談~祖父母の一言~

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旅行から帰ってきましたー。
東京に行ってました。しばらく更新できませんでしたが、またガンガン書いていきます。
たくさんの人に優しくして頂きました。
本当にありがとうございましたm(_ _)m


帰った後、祖父母にお土産を渡しに行ったときに言われた一言。
「リフレッシュしたから、もう学校(教室)行けるんじゃないの?」

…いや、だから教室行く気はない!
何回も行かないって言ってるのに、まだわかってないの!?

そう言ったら、今度は
「そんなこと言ったら、弟に悪影響を及ぼすでしょうが! 跡継ぎなんだからそんなこと言い聞かせちゃダメでしょ!」

私には弟がいるんです。
ちゃんと休まずに学校行ってます。
まあ、確かに影響を及ぼすかもしれませんが。
でも流石にちょっと傷つきました。
私の生き方を否定されてるような気がして。

別にいろんな生き方があってもいいと思いますよ?
これはいい生き方とか、これは悪い生き方とか、区別しちゃうのがナンセンスだと思います。 

学校に行ってなくても、幸せになってる人はたくさんいるし。
本人が納得していれば、それでいいんじゃないかな。

ただ、学びを否定しているわけではありません。
実際、東京でいろんなことを学んできたしね。

photo credit: CircaSassy A study in human nature, being an interpretation with character analysis chart of Hoffman's master painting "Christ in the temple"; (1920) via photopin (license)

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『自省録』

・面白さ   ★★★★☆
・読みやすさ  ★★★★★
・本のポイント
ローマの哲人皇帝、マルクス・アウレーリウスの本。
一節がとても短いので、見かけによらずさらっと読める。
                               
        
・気になった箇所

「二〇 自然はものの発端や経過のみならずその終末をも自己の目標の中に入れた。
たとえていればこれはボール投げをする人の場合と趣を同じゅうする。
ところで、 ボールの身になってみれば、投げ上げられるときになんの善いことがあり、落下するとき、あるいは地に落ちたときになんの悪いことがあろうか。水に泡ができるときにはなんの善いことがあり、これがつぶれるときにはなんの悪いことがあろうか。灯りについても同断である。」(148ページ)


この『自省録』には、“気になった箇所”で抜きだしたような短い文章が、数えきれないほど載っています。教訓になりますね。

ちょっとグサッとくるところもあるし、言い方が厳しいところもありますが、
人生において、かなり為になりそうな一冊でした。
まだ十三年しか生きていませんが(笑)

(そういえば古代の偉人って、ソクラテスとかヘラクレイトスみたいに、最後に“ス”がつく人多いよね…)

旅行に行きますので、1週間ほど更新をお休みします。
面白いネタを仕入れてくるので宜しくお願い致します(/・ω・)/ 
 

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『比べずにはいられない症候群』

・面白さ   ★★★☆☆
・読みやすさ  ★★★★★
・本のポイント
女性で、他人と自分をつい比べて落ち込んでしまう人向け。図書館で気になったので借りてみた。
                               
        
・気になった箇所

「いまの時代、いちばん自分にとってストレスになるのは、なんといっても「私ってダメだな」と自分に自信が持てないことではないでしょうか。
昔はたとえ「自信が持てない」という人でも、それほど不利ではなかったのです。
「声が小さい」「気が弱い」という女性は、昔は「控えめでおしとやかだね」とむしろほめられることも多かったのですが、いまの時代は「それではグローバル化した社会で落ちこぼれてしまうよ」と欠点のように扱われます。
本当は「自信がない=欠点」というのはおかしなことです。自分に自信が持てない人は、その分、他人にやさしくできたり弱い人に共感する力を持てたりするはず。ゆっくり慎重に進むことで、誰もが先を急ぐ世の中の調整役にもなります。」(170ページ)


私は、この本にはあまり共感できませんでした。
この本が面白くないわけではないんです。
ただ、この本の中に出てくる人たちの気持ちが分からなかったんです。

私は自分に自信が持てないわけではありません。
そもそも、自分と他人は違います。
同じフィールドで比べること自体が、私にとっては、ちょっと違和感があります。

著者も言っているように、「私は私、これでいいの!」と思いながら生きていくのがいいんじゃないかな。


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『道徳教育はホントに道徳的か?』

・面白さ   ★★★★☆
・読みやすさ  ★★★★☆
・本のポイント
道徳の本質や現代の道徳の迷走のことなどを、幅広い視点で考察されている。
                               
        
・気になった箇所

「道徳教育はルールや規範の教育と密接に結びついています。
しかし、近年それをことさらに強調する背景には何があるのでしょうか。
子どもたちの間で犯罪や反道徳的行為が増加したから、ではありません。広田照幸さんら多くの論者がすでに指摘し、本シリーズでも土井弘義さんが詳しく解説していますように、(『人間失格?__「罪」を犯した少年と社会をつなぐ
』2010年)、少年犯罪が増えているとか凶悪化しているとかいった事実は見当たりません。
だとすれば、背景として考えられるのは、子どもたちの実態ではなく、それをながめる側のまなざしの変化です。
つまり人びとの側が、実態とは無関係に、「今どきの少年や若者は簡単に道徳に背いたり犯罪に走ったりする。」と考え、不安を抱いているということです。」(241~242ページ)


道徳、たぶん嫌いな人多いんじゃないでしょうか?
私も嫌いです(笑)

この本は、道徳教育の矛盾、現代社会との関わりなど、道徳に興味がある人は必見の内容でした。
結構ボリュームがあり、ふつうの人は知らないようなことが満載です。
ちょっとだけ分厚かったかな。


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『シュレディンガーの哲学する猫』

・面白さ   ★★★☆☆
・読みやすさ  ★★★★★
・本のポイント
漫画なので、哲学を全く知らない人でも読みやすい。ファンタジーで恋愛もの。
                               
        
・気になった箇所

人物・サンテックス(『星の王子さま』の作者)、コトハ(主人公)

「サンテックス:
子どもはよく答えようのない質問をするだろう?
〔どうして起きたら朝なの?〕〔どうして人間だけ殺しちゃいけないの?〕
〔神様はドコにいるの?〕〔いつか死ぬのにどうして生きるの?〕
世界の不思議さも奇妙さも そのまま感じとって疑問に思う心……
こういった境のない疑問は たいていの人が長ずるにしたがいいつの間にか忘れてしまう… 

コトハ:
___… 哲学する人たちって、子どもみたい
一見なんの役に立つのか分からないし…
これだ!って決まった答えもない…

__それなのに考えずにはいられない疑問…
哲学って本当は身近なもので 子どものような心で世の中の不思議を問うことなんだね

それも 苦しいくらいに__…」


このブログで漫画を紹介するのは初めてです。
哲学の本も、堅苦しいものから、こういった誰でも読めそうなものまで存在します。

“気に入った箇所”で抜き出した通り、哲学は身近なものです。
ただ、哲学に触れ合ったことがない人が多いので、「難しそう」「自分たちには関係ない
」と思われたりしています。

学校でも、倫理を学ばせるところは少なくなってきました。
ですが、あまり知られていない倫理(哲学)こそが、生きる上で必要な、学ばなければいけない大切な科目だと思います。
家庭科など、生きるために必要な技術もありますが、それは外的なものです。
それに対して倫理(哲学)は、自己や世界の内的なことを考える学問です。

その二つのことをできるようになったり、考えたりすることで、
初めて“生きる力”が身につくのではないでしょうか?


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『好きなようにしてください』

・面白さ   ★★★★★
・読みやすさ  ★★★★☆
・本のポイント
一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授が、進学、就職、結婚など、様々な質問に答えていく本。どれも、あ~なるほど、と思える答えでとても為になるし、とても痛快。
                               
        
・気になった箇所

子供を海外の大学に行かせるべきですか?(外資系金融機関勤務 42歳男性)

「「私自身、日本育ちで英語にはとても苦労しただけに、息子に同じ思いはさせたくありません」とのことですが、これはあなたの勝手な思い込みというか、大きなお世話です。
あなたに限らず、なぜ世の親がこうした類の思い込みを持って子供の進路にあれこれと口を出したくなるのか。その理由は単純で、自分の一人の、一回きりしか生きたことがない人生をそのまま子どもにあてはめて考えるからです。
「日本の大学に行ってもたいした能力がつくとは思えません。貴重な4年間の浪費になるのではないかと心配」とのことですが、これはあなたが大学でたいした能力を身につけられなかった、いまから振り返ってみると、貴重な4年間を浪費した、というだけの話なのではないでしょうか。」(70ページ)

「「息子に同じ思いはさせたくありません」と言いますが、心配する必要はまったくありません。息子さんはあなたとは「同じ思い」をするわけがありません。子どもは独立した人格であり、親とは違った人生を歩んでいくのです。」(71ページ)


筆者は、この質問を愚問だと言っていました。
私もそうだと思います。

大学の4年間を浪費するかしないかは自分自身にかかっています。
大学という場所を有効活用できれば、充実した4年間になるだろうし、うまく活用できずにぼーっとしていたら、それこそ浪費したと思うようになるでしょう。
(あくまでも私の予測です。私は大学に入学も卒業もしたわけではないので。)

いい大学なのか、というのは、受験の難易度や偏差値ではなく、自分の行動で決まると思うんです。
なので、入学した後でしか分かりません。


先日、私の中学校では、どこ大学の何学部に行きたいか、というアンケートがありました。
まだ中1ですよ? 早すぎます。もちろん私は出していません。中1から決めるつもりもありません。

そういったアンケートより、大学の有効活用法を早くから教えてほしいです。
それを教えてもらった後で、大学を決めさせてください。
そうすれば、浪費した、と思うことも少なくなるんじゃないでしょうか?


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メルのプロフィール


名前:メル(女)

年齢:13歳(中学1年)

住所:九州・熊本県

教室に入りたくなくて、保健室登校を続けています。
哲学、アニメ(魔法少女系)、perfumeなどが大好きです。

メール:satsumeru@gmail.com
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