中学生メルの哲学レンズ

『嘲笑せず、嘆かず、呪わず、ただ理解する』(スピノザ)
14歳、アスペルガー(ADHDハイブリッド)の女子が、気に入った本などを書いていきます。

『学校と社会』

・面白さ    ★★★★☆
・読みやすさ ★★★★☆
・本のポイント
教育界に大きな影響を及ぼし、シカゴ学派を築いたデューイが、理想の学校や教育について、学校と社会との繋がりについて意見を述べている。

・気になった箇所

「活動的な仕事、自然研究、科学の初歩、芸術、歴史を学校のなかにとりいれること、たんなる記号的・形式的なものを第二次的な地位に引き下げること、学校の道徳的雰囲気の、生徒と教師の関係の――すなわち規律の――変化、もっと活動的な、表現的な、そして自己指導的な諸要素をとりいれること――すべてこれらのことはたんなる偶然事ではなくて、より大なる社会進化の必然的な所産である。

学校が社会の子どものひとりひとりを、このような小社会の一員たりうるところにまでみちびき、訓練し、奉仕の精神をしみこませ、有効な自己指導の諸手段を供するときに、われわれは、価値高い、美しい、そして調和のとれた大社会にたいする最高・最善の保障を得るであろう。」(40ページ)

全ての章において、いわゆる“詰め込み型”の教育ではなく、子どもの好奇心から学びを広げていくやり方が最善であり、そのような教育方針の学校を作るのが理想だ、と書かれていました。
実際デューイは実験学校を作りましたし、今の教育にもこの考え方が影響を及ぼしています。

ですが、この教育法を実践するには、子どもを見守る大人や、個人に応じた材料や本が沢山必要です。
コストがかかるんですよね。
これが理想だけれども、なかなか一歩を踏み出せないというのが現状でしょうか。

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イラストno.1 イラストカテゴリーを作ります。

いつも時間が空いている時にイラストを描いたりしているのですが、折角なのでこのブログに記録していこうと思い、イラストカテゴリーを新しく作ることにしました。

記念すべき第一枚目はこちら。
デッサン人形のアプリとアイビスペイントを使い、iPad miniで描きました。

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初めてデッサン人形を見ながら描いたのですが、とても便利ですねー
これからもどんどん使っていこうと思います。

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この土地は私の物。

最近、トランプ大統領のイスラエルのアメリカ大使館をエルサレムに移転するという発言が大問題になっていますね。
難しいことは分からないのですが、エルサレムの歴史を調べてみたいと思っていた所、とても良い動画を発見しました。

エルサレムが、どの民族や軍が奪い、奪われてきたのかがよく分かります。
アニメなので気軽に見ることができますが、武器や血の表現が出てきますので、苦手な方はご視聴をお控え下さい。



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『奴隷のしつけ方』

・面白さ    ★★★★☆
・読みやすさ ★★★★★
・本のポイント
古代ローマにおける奴隷の取扱説明書のようなもの。買い方から罰し方、「奴隷とは何か」まで、奴隷を使っていた当時の文化のことがよく分かる本。

・気になった箇所

「自由人と奴隷の違いがすなわち善と悪の違いだとしても、すべての奴隷が悪だというわけではない。奴隷が悪だと見なされるのは、道徳的な意味で“奴隷的な”ふるまいをしたときだけである。人間の道徳的地位は精神の質により決まるのであって、社会的地位とは関係がない。つまりわれわれローマ人が肝に銘じるべきなのは、奴隷も人間であり、そのように扱わなければならないということだ。
 見識も知識も兼ね備えた主人は、奴隷たちとうまくやっていくべきだと心得ているし、わたしも同じ考えである。結局のところ、奴隷というのはあなたと一つ屋根の下で暮らす者たちだ。それに、運命はひどく気まぐれで、奴隷になっていたのはあなたのほうかもしれないではないか。だとすれば、奴隷と一緒に食事をするのを恥と考えるのはおかしい。なぜそんなことが言えるのだ? そこまで傲慢になれる理由がどこにある? ただ大勢の奴隷に囲まれていなければ気がすまないという、昨今の悪しき慣習以外に何の理由もありはしない。」(105ページ)

筆者は、「奴隷は人間だ」という考えを持っているようです。
所有者の中には、「奴隷は家畜と一緒」と思っていた人もいたようなので、それよりかはマシですね。

ブラック企業に似ているなーと最初思ったのですが、この本には「休暇は与えよ」「働きぶりに応じて報酬を与えよ」と書いてあるので、ブラック企業よりかはホワイトに感じます。
鞭打ちなどの罰があるのを除いて。

よくよく読んでみれば、この本は古代ローマに実在した人物ではなく、筆者が作り上げた架空の人物が書いたものでした。
とてもリアルで分かりやすいので、最初は残っていた文献をそのまま本にしたのかと思い込んでいました(笑)

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『職業としての政治』

・面白さ    ★★★★☆
・読みやすさ ★★★☆☆
・本のポイント
社会学のご意見番が、政治家の適性について講演したものを本にしたもの。

・気になった箇所

「同じく政治を職業とするといっても、二つの道がある。政治「のために」生きるか、それとも政治「によって」生きるか、そのどちらかである。この対立は決してあい容れないものではない。むしろ、少なくとも精神的には、いや多くの場合物質的にも、両方の生き方をするのが普通である。つまり、政治「のために」生きる人も精神的な意味では「政治によって生きている」わけだし、さらに彼は、自分の行使する権力のむき出しの所有そのものを享受するか、それとも、自分はある「仕事」に打ち込んでいるのだから自分の生活には意味があるのだ、とそう思い込むことによって、精神的なバランスと自信を駆り立てているか、そのどちらかである。」(21~22ページ)

日本には、政治「のために」生きている政治家はいるのでしょうか?
もしかしたら、政治によって“生かされている”政治家ばかりかもしれませんね。
実際、日本の国会は世界からレベルが低いと言われていますし。

「政治」とはどういうものか、「政治家」にはどんな人が適しているか、社会学のご意見番マックス・ウェーバーがバッサリと斬ります。
読んでみて、『職業としての学問』の方が分かり易かったかなと思いました。

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不登校新聞 連載第2回目。

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不登校新聞にて、連載第2回目が掲載されました!

今回は、私が今まで生きてきた中でもかなりの存在感を放っている、“緑のランドセル”について書きました。
今ブログを書いたり連載を持ったりしているのは、このランドセルのお陰だったりするかもしれません。

リンクを貼っておきますので、気になる方は覗いてみて下さい♪
↓記事
https://futoko.publishers.fm/article/16784/


photo credit: efradera Trump effects via photopin (license)

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メルアド第七回目(^O^)

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メルアド第七回目が公開されましたー♪

スマホのゲームに熱中してしまうこと、若い方ならよくあるかと思います。
気持ちは分かります、楽しいですよね(笑)

また、スマホ依存対策のアプリが存在しているのは驚きでした。
ロック解除に課金が必要なアプリ、誰が考えたのでしょうか(笑)

やつしろぷれす12月号、是非読んでみて下さい!

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ブログ開設から一年が経ちました!

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今日11月27日、遂に「中学生メルの哲学レンズ」が一周年を迎えました!
まさか一年続くとは思いませんでした(笑)
皆さんのご愛読のお陰です。
本当にありがとうございますm(_ _)m

今日は、私が今まで書いてきた「つぶやき」の中から、自分が気に入っている記事3本を紹介します。

1、「アクティブラーニングに一言。」「対話的で主体的な深い学び?」

アクティブラーニングについて、私の考えを述べた記事です。
2回に分けて書きました。
現役の先生からコメントを頂いたり、何かと注目してもらいました。
http://blog.livedoor.jp/meru2029/archives/17995600.html
http://blog.livedoor.jp/meru2029/archives/18107403.html

2、「脱線すると何かが起こる」

15分程でササッと書いたものですが、案外良いことが言えたな~と、後で読み直して思いました(笑)
http://blog.livedoor.jp/meru2029/archives/14327742.html

3、「トランプ氏が勝利した日の私の一日」

アメリカ大統領戦の投票日の話です。
歴史が変わる瞬間なので、学校に行っている場合ではありませんでした(笑)
実際、後になってコトの重大さが判明しましたね。
今でも、休みを取って良かったと思っています。
http://blog.livedoor.jp/meru2029/archives/11607685.html

是非読んで欲しい記事です。
昔書いたものを読み直すのは少し恥ずかしく感じましたが、文章作成が上手くなったと実感が湧きました。

「中学生メルの哲学レンズ」を、これからもよろしくお願いします!

photo credit: Will Clayton Birthday Cake via photopin (license)

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メルのプロフィール


名前:観際メル

年齢:14歳(中学2年)

住所:九州・熊本県

ただいま別室登校中です。
哲学、アニメ、perfumeなどが大好きです。

メール:satsumeru@gmail.com

Twitter:meru2029


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