中学生メルの哲学レンズ

『嘲笑せず、嘆かず、呪わず、ただ理解する』(スピノザ)
13歳、アスペルガー(ADHDハイブリッド)の女子が、気に入った本などを書いていきます。

運動会と私

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昨日、弟の運動会に行ってきました(*^^*)
昨年は都合が悪く応援できなかったので、今年は行くことができて嬉しかったです。

私が小学生だったときは、「どうして皆で揃って軍隊みたいな行進しなきゃいけないんだろう?」とか「なんで先生や親は一糸乱れぬ姿を見て喜ぶんだろう?」とか、運動会の時期はそんなことばかり考えていました。

以前から、疑問に思ったことを周りの大人に聞き、答えに詰まった所で自分が反撃する、という意地悪なことをするガキだったんですよね。
昔からニヒルでドライな性格だと言われてきました(笑)

昨日は、初めて会った時は小さかった子が高学年になっていたり、昔のクラスメイトに会えたりして。
6年の時の担任の先生にも会って現状を聞かれましたが、適当に話してスルーしました。
私にもスルースキルが身についてきたなと実感したり。
充実した一日になりました(^o^)

photo credit: VinothChandar Say Geese! via photopin (license)

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『知性の正しい導き方』

・面白さ    ★★★★☆
・読みやすさ ★★★★★
・本のポイント
イギリス経験論の父と呼ばれるジョン・ロックが書いたエッセイ。

・気になった箇所

「知性の正しいあり方は、真理を発見しそれを固持する点に存します。それはまた、諸観念の明白な、あるいは蓋然的な一致や不一致を知覚することに存します。この一致や不一致は諸観念を相互に肯定したり否定することによって成立します。このことから、知性――純粋に真理[の探求をすること]だけがその仕事です――の正しい使い方や導き方が次のようなものであることは明らかです。つまり、心を完全に中立な状態に維持しておかねばならないのであって、知識において明証性が確定する程度以上に、あるいは蓋然性のバランスが同意と信念を特定の方向に向ける程度以上に、心をどちらか一方に傾けることがあってはならない、ということです。」

まさに、“知性の正しい導き方”が書かれています。
ハウツー本のような感じです。
「今やっている勉強は、本当にこれでいいんだろうか」などと思っている方に良いかもしれません。

「経験を積みなさい」ということが多く書かれている気がしました。
さすがイギリス経験論の父ですね(^o^)

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『精神医学の歴史』

・面白さ    ★★★★★
・読みやすさ ★★★★☆
・本のポイント
精神医学の成立や、活躍した学者、有名な人体実験の内容が詳しく書かれている。

・気になった箇所

「カントの狂気観は、ほとんど十八世紀の最後になって登場したが、この十八世紀の末から十九世紀のはじめにかけて、ヨーロッパでは精神病者の処遇方法に大きな転換が現れはじめた。それが「精神病者の鎖からの解放」という出来事である。」(93ページ)

「鎖からの解放という行為を可能にしたものは、鎖を解いても危険性の少ない患者と、逆に解けば危険な患者を見分ける眼にほかならなかった。逆に言えば、そうした分類眼がある程度ないと、鎖からの解放という事態は起こりえなかったであろう。つまり十八世紀の末ごろになって、はじめて、そうした見分けが可能となったのである。」(94ページ)

「精神医学」ということで、自分に関係してくると思ったので、興味を持ちました。
ナチズム期の精神分析など、非常に興味深かったです。
また、日本の方が書かれているので、日本の精神医学の歴史も載っています。

人間の精神については、誰もが興味を持つと思います。
少し歴史を学んでみたいと思った人にオススメですね。

(分かっていると思いますが、この本には心理テストや性格診断のようなものは載っていないので、自己分析はできません! あくまで“歴史”ですよ。)

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『反抗と自由』

・面白さ    ★★★★★
・読みやすさ ★★★★★
・本のポイント
社会心理学、精神分析、哲学の研究者、エーリッヒ・フロムのエッセイ。

・気になった箇所

「人間は、反抗の行為によって進化を続けてきた。良心や信仰の名において権力者にあえて〈ノー〉と言った人びとがあったからこそ、人間の精神的発達がありえたのだが、そればかりではなく、人間の知的発達も、反抗の能力にかかっていた―新しい思想を抑圧しようとする当局者や、昔ながらの考え方を守り、変化をナンセンスときめつける権威者への反抗の能力に。」(11ページ)

さすがエーリッヒ・フロムですね。
反抗することを推しまくってます。

確かに、反抗する人達がいないと社会は成り立たない気がします。
権力者に怯むことなく、数におされず〈ノー〉と言える人は大事にしたほうがいいですね。

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『脱常識の社会学』

・面白さ    ★★★★★
・読みやすさ ★★★☆☆
・本のポイント
ペンシルベニア大学教授、ランドル・コリンズさんが書いた、社会学の本。権力や犯罪など、様々な話題を取り上げている。

・気になった箇所

「愚鈍さは、強制状況の結果である。反逆も逃亡もまったく不可能だとすれば、囚人たちはついには自分から何かをしようという気持ちを失いはじめる。他人のために無意味な仕事をするよう強制された囚人たちは、できるかぎりうわべだけで言われたことをする。できるかぎり殻の中に閉じこもる。外から見れば、それは愚鈍さのように見える。しかし、それは自分たちの都合から奴隷たちにもっと積極性を示してほしいと思っている奴隷監督の観点から見た愚鈍さにすぎない。そして、最終的には、それは奴隷監督の愚鈍さであって、奴隷側の愚鈍さではない。」(110ページ)

正直に言うと、この本は難しかったです。
もともと社会学は堅苦しい学問だと思っているので、しょうがないんですけどね(笑)

ですが、この中の「権力の逆説」「犯罪の常態性」という章は面白かったです。
権力と犯罪の本質をズバリと言い当てていると思いました。

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学校が嫌いなのに登校する理由

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現在私は、別室登校中です。
なぜ、学校が好きではないのに学校に行くのか?
今日はその事について書いてみようと思います(*^^*)

まず、私は基本的に現在の日本の学校制度は好きではありません。
なので、教室入ってないし、授業も受けてません。

では、なぜそれでも登校するのか。
それは、「私は学校が嫌いだ」ということを他の人に訴えるためです。
例えるなら、選挙に行って白票を投じるという感じでしょうか。

どこかの誰かが勝手に決めた教材を、自分が選んだわけでもない先生に教えてもらう。
学習において、これほど苦痛なことは私にはありません。

家に引きこもっていても伝わりませんし。
実際に私が学校に行って、態度で示すほうがいいという結論に至りました。
不登校で訴える人もいますが、私は登校しつつも授業を拒否することで訴えています。

学びを放棄しているわけではありませんよ~
私は、自分自身が「これがいい」と思った方法で学んでいます。
英語の本を訳したり、教科書では出てこないような専門書を読んだり。
自分がいいと思ったやり方なので、とても楽しいですよ。

photo credit: duckwoman kuechengirl via photopin (license)

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『中島らもの特選明るい悩み相談室』


・面白さ    ★★★★★
・読みやすさ ★★★★★
・本のポイント
小説家、劇作家、随筆家、ミュージシャンなど…今でいうマルチクリエイターの先駆者、中島らもの人生相談を集めた本。朝日新聞に連載されていた。

・気になった箇所

質問「僕の父は普段はよくしゃべるのですが、会話がとぎれたときなどには、目の前にある物の単語だけを言うのです。たとえば夕食にカレーライスが出たりすると、「……カレーライス」とだけ言ったり、テレビにバスがうつっていたりすると、「……バス」とだけ言うのです。なにか理由がありそうなのですが、よくわかりません。」(142ページ)

回答「お父さんの場合、目の前にカレーライスがある。もし、このカレーライスに名前がなかったとしたらこれほどブキミな食べ物はありません。ところが幸い、カレーライスには名前がある。お父さんはそれで少し安心します。しかしまだまだ油断はならない。突然インド人が現れて、「カリ!」と先に言ってしまう可能性も皆無とは言えません。あるいはタイ人が来て、「ゲーン!」と言うかもしれない。
この不安をふり払うためには、とにかく口に出して言い切ってしまうよりないのです。「カレーライス」と言ってやってこそ、テーブルの上の皿は初めて、「名実」とともにカレーライスになるのです。お父さんはそこで深い安らぎをおぼえるわけです。
無理にやめさせると、お父さんは「実存の危機」におちいりますよ。」(144ページ)

とても面白かった!
質問の内容もそうですが、何より、中島らもの回答はセンスが溢れ出ています。
質問の答えになっていないものもありますが、そこも含めて楽しませてくれますね。

また、イラストを書いている人がとても豪華!
いしいひさいちや、みうらじゅんなど。
これだけのひとを集めて来るなんて、スゴイです…

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『ムッシュ・ムニエルとおつきさま』

漫画家、絵本作家などで活躍している佐々木マキさんが書いた絵本です。

この絵本は、私が小さいときに物凄く気に入って読んでいたものらしいです。
母がそう言っていました。
私はあまり覚えていませんが。

今になってもう一度読み直してみると、とても面白く感じました。
まず、この絵本は“友情”とか“親孝行”などの、感動を誘う物語ではありません。
ムッシュ・ムニエルというヤギの魔術師がいろんなことをやらかす話です。
登場する人物(全員大人)はみんな間抜けで個性的です。
魔術師や博士など、偉そうな肩書きをもっているのに、失敗してしまうような人達。
絵本によくある“道徳”という概念からはかけ離れています。
でも、そこが良いんですよね。

一番気に入ったのは、双子の博士が歌う所で、ムニエルから奪った月を研究しようとしている場面です。
「♪けんきゅうしたらば わかるかな わからんことが わかるかな」
「♪ほんとは なにが わかるのか けんきゅうしなけりゃ わからない」
この言葉は真実を言い当てていると思いました。

ぜひ大人の方に読んでもらいたい絵本です。
佐々木マキさんの世界観が滲み出ています。

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メルのプロフィール


名前:メル

年齢:13歳(中学2年)

住所:九州・熊本県

ただいま別室登校中です。
哲学、アニメ、perfumeなどが大好きです。

メール:satsumeru@gmail.com
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