“角長”濁り醤&天然寒ブリ(トップ)

湯浅は「醤油づくり発祥の地」と言われてるだけあって、醤油蔵が多いです。
諸説あるので真偽のほどはわかりませんが、発祥の地と言われてる町はどこも美味しいです。
長い歴史と伝統を保ちながら競争して磨かれた技術は、本当に素晴らしいですよね〜。

ちなみに、和歌山は和食の基本「醤油」「味噌」「鰹節」の発祥の地と言われるそうです。

たまり醤油(醤油の発祥・起源説は亜細亜各国に各種あります)
伝承によれば13世紀頃、南宋鎮江(現中国江蘇省鎮江市)の径山寺で作られていた、刻んだ野菜を味噌につけ込む金山寺味噌の製法を、紀州(和歌山県)の由良興国寺の開祖法燈円明國師(ほうとうえんめいこくし)が日本に伝え、湯浅周辺で金山寺味噌作りが広まった。この味噌の溜(たまり)を調味料としたものが、現代につながるたまり醤油の原型とされる。ただし、この伝承を裏付ける史料は見つかっていない。(wikipediaより抜粋。醤油は各国によって原材料も風味も違うので、日本は日本の醤油起源説でOKかと・・・)
金山寺味噌(↑より由良興国寺は決定? 他に空海が持ち帰ったという説も)
鰹節(こちらも諸説あり。他には土佐説など)

私の普段使いの醤油は“堀河屋野村”の三ツ星醤油(和歌山県御坊市)。
3年半前、三ツ星醤油に出会って以来、浮気せずに使い続けてきました。
上品な美味しさが大好きなんですが、購入しやすいのもポイント高いかも。
デパートや高級スーパーではほとんど取り扱いがあるのでリピしやすいんです。
でも、三ツ星醤油のことを調べるとよく比較されている“角長”が気になる・・・。
ということで、湯浅に来たので行って来ました〜!


“角長”:外観

“角長”とは。。。

・天保12年(1841年)創業。170年の歴史ある蔵
・蔵や吉野杉の木桶等は創業当時からのもの(修繕しながら現役使用中)
・蔵付き酵母!(『もやしもん』の世界だ〜♪)
・湯浅の醤油蔵で一番の老舗(江戸文化年間92軒→戦後23軒→昭和45年1軒→現在は?)
・「湯浅たまり」という伝統的な製造手法を今も守り続けている
・冬季のみの寒仕込み(機械化に頼らぬ昔ながらの手づくり)
・化学調味料、着色料、カビ止め剤、保存料、アルコール全て不使用
・大豆6割&小麦4割で、吉野杉の江戸桶で1年〜1年半かけて造る

という本物の歴史ある醤油蔵なんです。
(ちなみは三ツ星醤油の“堀河屋野村”は、元禄元年・1688年創業。
 こちらも322年も続いている和歌山県御坊市の老舗醤油蔵です)


“角長”:職人蔵

前を通りがかったところ、数人の大学生っぽい青年を引き連れたオバさま登場。
「こんにちは〜。お時間あったら一緒に見て行かれませんか〜」と誘っていただきました。
醤油蔵の町並みを見て、醤油を買うだけのつもりだったので、大ラッキー!

見学させていただいたのは、実際に使用された道具が展示されてる職人蔵
足踏み小麦ひき割機や仕込桶の大きさや形が、リアルに体感することができました。
昔の伝統的な醤油製造工程がよくわかりました。これは時間と手間がかかりますね〜。


“角長”:醤油蔵1
“角長”:醤油蔵2

醤油蔵も見れたし、醤油も買えたし、レトロな町並みも堪能できたし。。。
本当に大満足の1日でした。(湯浅の前に龍神にも行ったし♪ 後日アップ予定です)


“角長”:職人蔵前のテディベア

そうそう、今気がついたんですが醤油蔵の前には・・・テディベア♪ ワハハ


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で!!! そんな“角長”で購入したのがコチラです。

“角長”濁り醤:小瓶
角長”濁り醤:器

【濁り醤】180ml
原材料:岡山県産丸大豆、岐阜県産小麦、高知県産大麦、オーストラリア産天日塩

酵母がそのまま生きた醤油です。
人の手を全く加えず、搾も加熱もせず、麹が原料を分解してできた汁のみ。
酵母の影響で通常の醤油に比べ少し濁った色になるので「濁り醤」とのこと。
5代目当主・加納長兵衛氏が完成までに約10年を要した渾身の傑作です!

火入れをしていない生醤油なので、この日は小瓶を購入しました。(9月だったので)
帰ってから味見したところ、濃厚だけど奥深い丸みのある旨さに感動。
トンガリ感無しのまろやかさ・・・オイシイ〜♪ 
濃厚でしっかりした味わいなので、これはお刺身に合いそうです。


濁り醤&帆立

想像通りメチャメチャ合う〜。帆立がより甘く感じます♪


濁り醤&天然寒ブリ

天然寒ブリとも。(トップ画像もです)
濁り醤が寒ブリの旨さをより際立たせてくれました。うま〜いっ!


k2010_12_18天然寒ブリ13

こちらの寒ブリは、天然なのに一柵500円!(↑これで1/3柵)
庶民の味方価格は“オオゼキ”ならでは。大号泣。。。
たまにしか行けないけどこういうアタリ物があると、はまっちゃいますよね〜。
近所に引っ越そうかと思ったくらい。アハハ

ということで“角長”醤油は、刺身に最適でした♪
長くなっちゃったので、調理した料理は次に続きまーーーす。
(刺身は切っただけなので・・・)


[追加]“角長”濁り醤の東京での取扱店
・180ml:わかやま喜集館
・720ml:紀伊国屋


《今回の器&カトラリー》
・△の焦げ茶色の器:大昔、合羽橋で購入。数百円だったような?
・黄土色の小さい丸い器(帆立用醤油):DANSK(Jens H. Quistgaard)のLEAF
・白の丸い器(寒ブリ&醤油):伊藤剛俊さんの渦模様土物皿大渦模様土物皿小
・白の長い器(寒ブリ):角皿
・ガラスの丸い器(醤油):表参道のB-Companyで100円で購入(rukiさんに教えていただきました♪ ありがと〜ございますっ)

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